摘要 1.遺伝資源や育種素材から、比較的繭糸強度の高い系統を中国種及び日本種それぞれ選出し、高強度遺伝子の集積を想定して交雑育種を行った結果、中国種系、日本種系において選抜効果が認められ、強度は高ま...
摘要 1.遺伝資源や育種素材から比較的繭糸強度の高い系統を日本種及び中国種それぞれ選び、交雑後分離世代において生繰りによる繭糸強度による個体選抜を行った。その結果、中国種系において選抜6世代目におい...
摘要 平成17年度末で、植物約23.6万点、微生物約2.2万株、動物878点を保存するとともに、種子の再増殖等によりアクティブコレクション点数を拡充した。植物部門では、桑冬芽の超低温保存数を750点とし、イグサで...
遺伝資源の長期保存・品質管理と増殖・保存技術の改善(E 21)
摘要 サブバンク等の協力を得て、現有の遺伝資源数は植物233,000点、微生物21,535株、動物923点となり目標数を達成した。配布可能なアクティブコレクションを植物129,045点、微生物13,947株、動物85点に拡充した...
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発(C411)
摘要 極細繊度蚕やセリシン蚕品種とその効率的飼育法を開発するとともに、カイコ新品種素材の開発を目的とした。本年度はフラボノイドを分泌するセリシン蚕を育成し、抗酸化性や抗菌性、紫外線吸収性が高まること...
摘要 植物230,337点、微生物20,472株、動物896点の遺伝資源の長期保存を継続し、植物126,015点、微生物13,518株、動物82点をアクティブコレクション(配布可能な遺伝資源)として登録した。植物では、国内外で約4...
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発
摘要 気温、日長、枝条長の3変数から桑の枝条長生育の予測モデルを構築し、細繊度蚕品種の繭糸質と桑の熟度との関係を解明した。有用色素を分泌するセリシン蚕、着色繭、細繊度3眠蚕などの品種育成を進めるととも...
摘要 桑遺伝資源として、12年度新たに25点を追加し、総保存点数は1,364点となった。桑遺伝資源特性調査データ、調査マニュアル、パスポートデータなどを研究室のホームページで公開した。桑属21種に属する45品種...
摘要 収集、育成した38系統を桑遺伝資源として新たに登録した。これにより、桑遺伝資源保存点数は計1,339点となった。遺伝資源データの共有化促進を図るため、桑遺伝資源保存品種・系統一覧、桑遺伝資源特性調査...
摘要 作物の形態形質は収量や品質に影響し、その改良により画期的な品種の育成が期待される。形態形成機構を理解するには突然変異体の利用が有効である。クワ遺伝資源には形態異常を示す品種が多数存在し、さらに...
摘要 桑遺伝資源特性調査の一環として、260品種を対象に晩秋蚕期の葉の硬化程度および春蚕・晩秋蚕期の収量特性を調査した。葉の硬化程度は、概してヤマグワ系統は硬化が早く、ログワ系統は遅く、カラヤマグワ...
摘要 10年度は、9年度に岡山大学より導入した甘しょ近縁野生種について、遺伝資源特性調査マニュアルに準じて第1次特性調査等を行った。これらより、当室で保存していた茶、カンキツ、暖地型牧草、桑、桃の遺...
摘要 オガサワラグワの雑種化の進行状況を調べるため母島の1母樹より得られた実生の遺伝子型をオガサワラグワ・シマグワに特異的なマーカーを持つ2つのアロザイム遺伝子座、3種類のRAPDマーカーを使って判...
摘要 9年に八丈島で収集し、その後接木増殖したハチジョウグワ21系統、インドから導入したテンジクグワ3系統、ナガミグワ3系統及び育成系統8系統をパスポートデータに登録した。保存品種の発芽について調査...
摘要 本研究は8年10月の研究基本計画の大幅な見直しにより中止する。これまでの成果は以下の通りである。りんご、日本ナシ、西洋ナシ、おうとう、小果樹類及び桑等、合計1,471品種、4,343個体の遺伝資...
摘要 本研究は8年10月の研究基本計画の大幅な見直しにより中止する。これまでの成果は以下の通りである。現在、圃場で保存している木本性の遺伝資源をより簡単にかつ安全に保存する方法の開発を実施してきた。先...
摘要 近年、桑椹に対する要望が高まっていることから、8年度は260品種について椹に関する調査を行った。すなわち、花性、着椹割合、椹の大きさ、糖度、種子数について調査した。花性については、260品種中...
摘要 桑遺伝資源として栽植中の260品種について、赤渋病及び裏うどんこ病の発生状況を調査したところ、両者ともに品種間差異が認められた。赤渋病に対しては「改良赤芽魯桑」「群馬赤木」「長沼」「島ノ内」等...
摘要 7年度は小淵沢の130種余りの蚕品種繭の繊度・繊維長・繭糸長等の計測と、繭糸及び生糸繊度糸束と単糸の強伸度について調査した。蚕品種間の違いはあるが、強伸度と初期弾性率等の結果については新しい知...
摘要 "1994年から2ケ年調査計画の第2次特性(耐病性など)及び第3次特性(収量)について2品種・7系統を調査した。その結果縮葉細菌病抵抗性の「春日・黒」ほか2点、裏うどんこ病抵抗性の「M38」ほ...