2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
我が国では増殖が困難な熱帯地域の植物遺伝資源の増殖手法の開発
摘要 日長や積算気温などの生育条件が異なるため、国内では増殖することが困難な植物遺伝資源の増殖手法を開発する。平成26年度は、イネ、アマランサス、トウガラシ、メロン、カボチャを対象に、難増殖系統の把握...
摘要 本課題は、地球温暖化問題に対処しつつ、「攻めの農林水産省」に資する画期的な穀類新品種を開発するため、多様な遺伝資源の国内への導入環境の整備を目的とする。平成26年度は平成26年度は3カ国と共同研究...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
摘要 1.植物遺伝資源、動物遺伝資源、微生物遺伝資源およびDNAバンクの各分野で、遺伝資源の探索、収集、分類、同定、特性評価、保存、増殖及び遺伝資源とその情報の提供を実施し、我が国の農業研究や育種に必...
摘要 i)ごまでは新たな高リグナン含有系統の育成のため、低温出芽性、早生、矮性、さくの非裂開性の系統との交雑系統の選抜を行った。ごま遺伝資源のAFLP解析を行い、多型性と原産地の間の関連を認めた。ii)アマ...
摘要 4倍体そば品種「北海3号」(出願公表中・出願番号第14128号)の特性を評価し、そば粉色の緑が濃く、高品質であることを解明した。また、ダッタンソバ「北系1号」の特性を評価し、十勝中央地域での多収性を解...
摘要 i)肝機能障害の防止やコレステロール低下作用等の健康機能性をもつリグナン(セサミン・セサモリン)含有量の高い熱帯型ゴマの遺伝資源を母本として、多収性の高リグナン含有ゴマ新品種候補系統「関東12号」...
摘要 アマランサスの短系系統「関東2号」は、「ニューアステカ」と命名して種苗登録出願(出願番号12788号)を行った。短茎・早生の本系統は、機械収穫適性が認められ岩手県の奨励品種となった。育成系統の...
摘要 ソバ、ヒマワリ、アマランサスの遺伝資源を評価した。ソバについては国内の78、国外の35品種・系統を評価し、種子の増殖を行った。評価した品種・系統間には栽培特性に大きな違いがあり、貴重な育種素材...
摘要 アマランサスの子実成分における変異を検索するため、既存系統や突然変異系統、導入遺伝資源をもちいて種子貯蔵タンパク質のSDS-PAGEを行った。突然変異系統と、遺伝資源のザイモグラムには変異が認...
摘要 アマランサスの子実成分におけるタンパク質やアミノ酸組成についての成分育種を行うとともに、短稈品種を育成する。11年および12年には品種間変異を調査し、成分育種に適した育種素材を探索する。有望な...
アマランサスのリジン等の成分向上品種と省力栽培技術の開発(245)
摘要 保有する遺伝資源を栽培して、たんぱく質含量およびアミノ酸組成の分析を行った。平均的なアミノ酸組成を持った高たんぱく質の2系統と、高リジン含有率のほか6種のアミノ酸について含有率の高い系統13系...
アマランサスのリジン等の成分向上品種と省力栽培技術の開発(233)
摘要 9年度は遺伝資源から26系統を供試し、新規の育種素材を探索したが、これらは、ウイルス様の病害が激しいものと、成熟期が遅いものが多く、新育種素材と評価できなかった。8年度高リジンと判定された3系...
摘要 "たん白質、必須アミノ酸含量が高く、アトピー性皮膚炎患者に提供できる雑穀類として注目されているアマランサスについて、アミノ酸組成等の子実成分の変異を調査し、育種操作によりこれら成分の改良を実施...
摘要 ひまわりについては生物研が収集した10点とチリで収集した1点を増殖し、7年度の試験用種子を採種した。そばは国内外の43点を供試して、諸特性を調査した。多収系統はすべて九州在来種であった。アマラ...
摘要 5年度の生産力検定試験では、気温は低温に経過したため重要害虫のカメムシの発生は少なかった。しかし、台風襲来のため、全面倒伏し、障害を受けたため収量性の判定は再検討が必要であるが、農研セ5は標準...
摘要 国内外に賦存する資源植物(作物)を収集、保存するとともに、九州地方の自然条件に適応する資源作物を探索し、有用特性を有する遺伝資源を探索する。本年度よりジーンバンク事業に参画し、そば遺伝資源の1...
摘要 アマランサスは高蛋白でリジン含量が高く、アミノ酸組成がよい特性がある。わが国での主要病害はウィルス病(CMV)、ピシウム属菌による茎腐れ病である。A.hyochondriacusのなかで、ネパ...
摘要 国内外に賦存する資源植物(作物)を収集し保存するとともに、九州地方の自然条件に適応する資源作物を探索し、その有用な成分等の特性を有する遺伝資源を探索する。本年度は生物研を始め国内の試験研究機関...