農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴの輸出検疫措置の国際基準提案のための低温殺虫処理の試験方法やカンキツ果実のミカンバエ寄生果率の調査方法を明らかにして、マツの輸出の障壁となるゴマダラカミキリ成虫の発生期間中の登録薬剤によ...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定し たところ、土壌のウイル...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定したところ、土壌のウイルス...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、a) ジャガイモ塊茎褐色輪紋病の媒介菌Spongospora subterraneaの汚染源と目され るジャガイモデンプン精製廃液に対して硫酸酸性(pH2)処理を行い、4℃で18...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発については、a)ジャガイモモップトップウイルス汚染土壌を潅注接種し、ジャガイモ塊茎褐色輪紋病を効率的に発病させる実験系を作製した。b)コムギ縞萎縮ウイルスの媒介...
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究、1.野菜・花き病害虫の総合防除技術
摘要 目的:環境保全型農業推進のため、広義の生物的防除技術を確立する。植物ウイルス病害、微小害虫等の農薬による防除が困難な病害虫を効率的に防除する物理的防除技術を構築する。個別の病害虫管理技術を体系...
摘要 植物ウイルスを農薬で防除することは困難であるが、最近抵抗性誘導剤をタバコに処理するとタバコモザイクウイルス (TMV) によるモザイク症状の発現を抑制することが報告された。抵抗性誘導剤は既に糸状菌病...
アザミウマ類によるトマト黄化えそウイルス伝搬機構の解明(293)
摘要 トマト黄化えそウイルス(TSWV)を効率的に媒介するミカンキイロアザミウマの伝搬能力には地域個体群間変異が存在することから、12年度はこれまで十分に明らかにされていなかった東北地域個体群の伝搬...
作物発現ウシラクトフェリン/ラクトフェリシンの開発(134)
摘要 昆虫細胞系、植物ウイルス系でのラクトフェリンNローブの発現とその機能の幾つかについて検討した。昆虫細胞で発現したNローブの一部は培養上清中に分泌された(~10μg/ml)。この蛋白はヘパリン結合能を持...
摘要 花き生産の増大に伴い各種ウイルス病が多発するようになったが、植物ウイルス病の中には病原ウイルスが不明あるいはウイルスの諸性質が十分に解明されていないため的確な診断および防除が実施されていないも...
摘要 植物のウイルスに対する抵抗性の分子機構を解明し、抵抗性作物の分子育種への応用を図るため、シロイヌナズナのトバモウイルスに対する抵抗性の解析を進めた。11年度に同定したウイルス感染を抑制する抵抗性...
植物ウイルス遺伝子を用いたパパイアウイルス病抵抗性植物の作出(51)
摘要 PLDMVゲノム RNA、10,154塩基の全塩基配列を決定し、コードされている10種類のタンパク質の解析から、PLDMVが独立したウイルス種であることを示した。パパイア輪点ウイルスパパイア系統(PRSV-P)抵抗性組換...
摘要 ウイルス遺伝子を利用した新たな抵抗性育種素材を開発するため、オオムギ縞萎縮ウイルスの外被蛋白質遺伝子を導入した形質転換オオムギの自殖後代の抵抗性検定を行った。その結果、T3世代ではウイルス抵抗性...
植物ウイルス遺伝子を用いたパパイアウイルス病抵抗性植物の作出(52)
摘要 パパイア輪点ウイルスパパイア系統(PRSV-P)およびパパイア奇形葉モザイクウイルス(PLDMV)によって引き起こされるウイルス病はパパイアの重要病害であり、現在のところ有効な防除技術がない。そこで、両...
スーパーグループ間に保存された配列等を用いた落葉果樹未知ウイルスの検出
摘要 我が国のナシ、核果類等の落葉果樹のウイルス病は分子生物学的性状の解明が不十分である。一方、他の植物ウイルスでは、グループ間(スーパーグループ)で保存されたアミノ酸配列が認められている。最近、こ...
摘要 トマト黄化えそウイルス(TSWV)は広い宿主範囲をもち、農業生産に大きな減収をもたらす植物ウイルスである。このウイルスはアザミウマ類によって伝搬されるため、その媒介昆虫によるウイルス伝搬機構の...
テヌイウイルスの遺伝的変異と適応進化機構の解明・制御(39)
摘要 イネグラッシースタントウイルス(RGSV)の全塩基配列を決定し、ゲノム構造を明らかにした。RGSVのゲノムは6分節RNAであるが、すべてが、アンビセンスRNAであった。RNA3、4は他のテヌイ...
摘要 作物ウイルス病の防除において抵抗性品種の利用は最も有効な方法であるが、抵抗性の分子機構はほとんどわかっていない。また、従来の交雑育種で利用できる遺伝子源は限られている。本研究では、ウイルスや植...
植物ウイルス遺伝子を用いたパパイアウイルス病抵抗性植物の作出
摘要 パパイア輪点ウイルスパパイア系統(PRSV-P)およびパパイア奇形葉モザイクウイルス(PLDMV)によって引き起こされるウイルス病はパパイアの重要病害であり、現在のところ有効な防除技術がない。...
摘要 植物ウイルスには、植物とウイルスの組合せによって感染植物で高率に種子伝染するものがある。特に、ダイズではダイズモザイクウイルスやキュウリモザイクウイルス(CMV)のダイズ系などで、きわめて高率...