摘要 果樹栽培においては抵抗性害虫や薬剤耐性菌が増加により化学農薬だけでは防除が難しくなってきているので、(1)交信攪乱剤・生物農薬を核にした化学農薬低減技術、(2)薬剤耐性及び感受性低下に対応した密度制...
摘要 目的:本県における薬剤耐性菌・抵抗性害虫の発生状況を把握し、今後の防除対策の基礎資料とする。 内容等:コムギ赤かび病・イチゴ炭疽病・ナシ黒星病、アザミウマ類・ウンカ類について、抵抗性を確認中 、
バレイショのウイルス病およびシストセンチュウ抵抗性品種・系統の育成
摘要 九州の主要バレイショ品種である「ニシユタカ」は、収量性や栽培特性は優れているものの、ジャガイモYウイルス、ジャガイモシストセンチュウ、そうか病に弱いため、生産現場では大きな問題となっている。...
摘要 校庭、公園、都市緑化等多くの実用場面への芝の普及を考えた場合、耐病性、耐踏圧性、冬季緑色保持性等の形質を組み入れた日本シバの育成が求められる。本年度は、昨年度に引き続きこれまでに選抜したコウラ...
摘要 目的:京都府の奨励品種である「新丹波黒」のおいしさや機能性を向上させた新品種の育成を目指す。併せて、新品種にSMV抵抗性を付与することにより、化学農薬の使用量削減と生産安定を図る。 成果:新丹波黒...
摘要 光で誘引・忌避されるアザミウマ等の微小害虫の行動パターンを解析し、害虫の行動に及ぼす光の影響を解明するとともに、LED等の波長制御が可能な人工光源を用いて、薬剤抵抗性により化学農薬による防除が...
摘要 ○目的:本県における薬剤耐性菌・抵抗性害虫の発生状況を把握し、今後の防除対策の基礎資料とする。 ○内容等:イネいもち病菌外2菌、ヒメトビウンカ外3害虫について、抵抗性を確認中
ゲノム育種によるいもち病抵抗性同質遺伝子系統群及び集積系統群の育成
摘要 DNAマーカーによるいもち病抵抗性個体選抜技術と戻し交雑技術を利用し、真性抵抗性及び圃場抵抗性遺伝子を持つヒノヒカリの同質遺伝子系統を育成し、減農薬栽培に供する。 1 ヒノヒカリを反復親とした戻し...
摘要 目的:農薬が効きにくい病害虫の防除技術の確立 計画:1)薬剤耐性イネいもち病菌の発生実態調査 2)フィプロニル抵抗性イネドロオイムシの発生分布 3)イネカラバエの防除方法の確立 4)ダイズウコンノメイ...
大規模水田輪作(普通作物)における環境負荷低減のための主要病害虫制御技術の開発
摘要 目的: 環境保全型稲作栽培の作付が拡大している中で,防除圧の低下により多発傾向にある病害や,斑点米カメムシ類などの対策の強化が必要な病害虫も顕在化している。また,大規模水田輪作では従来の畑作と...
9 りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発 3)りんごにおける新たなIPM利用技術の開発 (3) マシン油乳剤の夏季散布によるハダニ類の防除効果
摘要 目的:ハダニ類は薬剤抵抗性を獲得しやすく、新規殺ダニ剤が開発されても数年で効果が低下することも珍しくない。そこで、物理的な作用機作を有し、抵抗性を生じないとされるマシン油乳剤を用いて殺ダニ剤に...
38 DNAマーカーを利用した水稲の減農薬栽培向け良食味品種の早期育成
摘要 目的:本県の稲作では、いもち病は被害が大きい病害の上位にあげられ、農薬による防除が実施されている。農薬使用を削減した米の安定生産を可能とするためには、いもち病に強く防除が不要な品種の育成が必要...
摘要 目的:いもち病抵抗性“強”である「まっしぐら」や“極強”の「青系IL2号」における減農薬体系の確立と精密な評価に基づいた効率的な防除体系を確立する。 結果:「つがるロマン」の準同質遺伝子系統「青系IL...
サラダ用途等の加工適性・病害抵抗性に優れた菜豆品種の開発促進
摘要 主用途である煮豆、アン及び甘納豆など伝統的な加糖食品用に加え、サラダ用についても、生産の安定化・省力低コスト化及び減農薬栽培が可能なインゲン黄化病高度抵抗性を付与した系統を育成する。
摘要 【目的】 新除草剤、生育調節剤の効果確認及び薬害等の確認を行い農薬登録に必要な試験を実施する。 【成果】 1)新除草剤の効果検定試験 (1)水稲、麦、大豆 水稲対象除草剤として供試した9剤(一...
摘要 1)ゲノム情報を用いて作出した弱毒ウイルスによるウイルス病防除では、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株(L3-163株)は、5品種のピーマン・トウガラシ類で葉の退緑斑紋等が若干観察される...
1123-2 ジャガイモ疫病抵抗性DNAマーカーの開発と利用
摘要 バイオマス原料用品種では低コストで栽培するために多収に加えて農薬費の削減が必要である。疫病は防除回数が多く、抵抗性を付与することにより農薬費および労働時間の削減が可能となるが、従来の抵抗性の検...
摘要 1)果樹害虫の減農薬管理のため、ネギアザミウマの合成ピレスロイド抵抗性について遺伝子診断技術を確立した。薬剤作用点であるナトリウムチャネルをコードする遺伝子に3種類の点突然変異が存在し、抵抗性...
摘要 形質を改良した多食性捕食天敵であるナミテントウや土着天敵・微生物資材等を組合せて、効率的かつ安定的な防除技術を確立する。フェロモン等情報化学物質の生理生態的特性を明らかにし、新たな利用技術を開...