38 DNAマーカーを利用した水稲の減農薬栽培向け良食味品種の早期育成
摘要 目的:本県の稲作では、いもち病は被害が大きい病害の上位にあげられ、農薬による防除が実施されている。農薬使用を削減した米の安定生産を可能とするためには、いもち病に強く防除が不要な品種の育成が必要...
9 りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発 3)りんごにおける新たなIPM利用技術の開発 (3) マシン油乳剤の夏季散布によるハダニ類の防除効果
摘要 目的:ハダニ類は薬剤抵抗性を獲得しやすく、新規殺ダニ剤が開発されても数年で効果が低下することも珍しくない。そこで、物理的な作用機作を有し、抵抗性を生じないとされるマシン油乳剤を用いて殺ダニ剤に...
大規模水田輪作(普通作物)における環境負荷低減のための主要病害虫制御技術の開発
摘要 目的: 環境保全型稲作栽培の作付が拡大している中で,防除圧の低下により多発傾向にある病害や,斑点米カメムシ類などの対策の強化が必要な病害虫も顕在化している。また,大規模水田輪作では従来の畑作と...
摘要 目的:いもち病抵抗性“強”である「まっしぐら」や“極強”の「青系IL2号」における減農薬体系の確立と精密な評価に基づいた効率的な防除体系を確立する。 結果:「つがるロマン」の準同質遺伝子系統「青系IL...
タバココナジラミにより媒介される新規ウリ科野菜ウイルス病の統合型防除技術体系の開発
摘要 ウリ科野菜の退緑黄化病は、世界的に未知のウイルスによる病害であり、農薬抵抗性が発達したタバココナジラミにより媒介される。このため、ウリ科野菜の安定生産に向けた新防除技術体系を開発する。
摘要 【目的】有機栽培や減農薬栽培に対応できるいもち病抵抗性が「極強」の水稲品種・系統を育成する、【予定成果】いもち病真性抵抗性遺伝子型を推定、葉いもち圃場抵抗性を判定、穂いもち圃場抵抗性を判定、
摘要 目的:抵抗性発達の懸念がないマシン油の夏季における効果を検証する。、、成果:マシン油を有効成分とする農薬であっても、製品によって薬害が生じるものと生じにくいものがあると見られる。薬害が生じるも...
1123 環境変動耐性が高く病害虫複合抵抗性を有する極多収バレイショ系統の育成
摘要 エタノール原料用として利用するため減農薬栽培が可能な病害虫複合抵抗性を有する極多収バレイショ系統の育成を目的として、育成系統の評価およびDNAマーカーを用いた複合病虫害抵抗性系統の選抜を行った...
摘要 1)ウイルス病については、ゲノム情報を用いて作出したトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株の防除効果を茨城県のピーマン農家ほ場において現地実証試験を行い、弱毒株L3-163はPMMoVによるピ...
a.環境影響の統合化と環境会計による農業生産活動評価手法の開発
摘要 1)農業生産システムの環境貢献・環境負荷を、LCAを用いて定量的に測るためのデータベースを作成した。農産物、化学肥料、有機肥料、農薬、農作業、農業機械・施設等の生産・管理に関する情報をモジュール...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術等の開発に向けて、1)発酵粗飼料用稲品種の混植(混合栽培)によりいもち病の発生を軽減できることを3年間にわたって現地で実証し、その軽減程度はほ場抵抗性強品種...
l.生物機能等の利用による茶の病害虫防除技術の開発及び抵抗性系統の開発
摘要 1)持続的制御法では、2種類の拮抗微生物の処理により、輪斑病の発生及びその後のチャ葉中の潜在輪斑病菌の密度を低く抑えることができた。炭疽病菌の付傷接種に対し、感受性品種ではカロース(植物が病原...
摘要 【目的】薬剤抵抗性の実態を明らかにするとともに、農薬登録促進を図り、効率的なハダニ類防除体系を確立する、【予定成果】抵抗性実態を踏まえた防除体系を提示、
摘要 目的:農薬が効きにくい病害虫の防除技術の確立、計画:1)薬剤耐性イネいもち病菌の発生実態調査 2)フィプロニル抵抗性イネドロオイムシの発生分布 3)イネカラバエの防除方法の確立 4)ダイズウコンノメイ...
摘要 校庭、公園、都市緑化等多くの実用場面への芝の普及を考えた場合、耐病性、耐踏圧性、冬季緑色保持性等の形質を組み入れた日本シバの育成が求められている。これまでに選抜したコウライシバ冬季緑色保持性...
摘要 現行の品種識別技術とポリアクリルアミド電気泳動法を組み合わせ、新品種登録に向けて選抜されている系統に適用したところ、一部の品種系統間を除き、現在保有している設備でも、判別できることがわかった。
摘要 全県に普及したコシヒカリBLのいもち病抵抗性を長期に維持する各系統の混合戦略を明らかにする。また、斑点米カメムシの要防除水準を設定し、コシヒカリBLによる安定的な減農薬栽培技術を開発する。
摘要 目的:果樹の病害虫は薬剤耐性菌や抵抗性病害虫の増加により、難防除化が進んでいる。社会的ニーズである安全で環境に優しい果樹生産実現のため、新たな防除体系を確立する。、内容:(1)化学合成農薬使用低...
摘要 生物的・耕種的防除技術を組み合わせ、化学農薬に頼らないチューリップ土壌伝染性ウイルス制御技術を開発する。今年度は、チューリップ520品種の微斑モザイク病と条斑病に対する抵抗性程度等を含む診断・...