摘要 耐裂果性育成系統の半促成栽培での適応性を検討した。その結果、‘CW94-7’は果皮が硬く、衝撃に対する抵抗性は備えていると考えられたが、圃場裂果、切断裂果が認められ、また果実が小玉スイカの割には...
摘要 トマト心止まり系統の色素含量の高い両親組合せのF2~F5世代について、リコピン含量の選抜試験を行った。その結果、選抜効果の認められる例もあったが、その効果は顕著ではなかった。また、hp遺伝子に...
摘要 高糖度トマト品種を育成する目的で、L.pennellii を高糖度素材とする種間雑種後代に栽培種を1回あるいは2回戻し交雑した後代から高糖度素材を選抜し、これらを片親としたF1組合せ、延べ13...
摘要 栽培条件が新用途カンショの有用成分含量に与える影響を調べたところ、アントシアン、βーカロテン系統とも11月収穫で最も多収となったが、施肥反応は品種によって異なった。アントシアン系統の色価は収穫...
甘しょ、露地野菜及び飼料作物の輪作による窒素溶脱量低減技術の開発
摘要 南九州では、全耕地に占める畑地の割合が約60%と極めて高く、しかも乳牛約30頭、肉牛約10頭と多頭飼育の畜産経営が展開しており、わが国有数の畑作・畜産複合地帯を形成している。近年、飼料作物栽培...
摘要 トマトのカロチノイド系色素について、育種的改良による含有量の大幅な向上を図る目的で、保存遺伝資源のうち1094点について、カロチノイド含量のスクリーニングを実施した。その結果、リコピンで0.0...
摘要 耐裂果性小玉スイカ育成系統の固定化を進めるとともに、固定系統を用いてF1を作成し、固定系統およびF1の半促成および抑制栽培における適応性を検討した。その結果、固定系統のうちの‘CW94-7’は対...
摘要 栽培イチゴ「とよのか」と近縁野生種F.nilgerrensisの種間雑種より育成した複倍数性系統の完熟果実は、F.nilgerrensisに類似したモモあるいはスモモに似た甘味感のある特徴的な...
摘要 促成栽培(1~4月収穫)及び露地栽培(5月収穫)により、内外の257品種・系統のイチゴのビタミンC含量を調査した結果、ビタミンC含量が高くかつ時期的変動の小さい品種・系統として「久留米52号、...
摘要 イチゴなどの果菜類では、省力化を前提とした多収および高品質生産技術が必要である。それには生理・生態的な面から省力化に適した特性を明らかにする必要がある。7年度はイチゴの省力生産技術として期待さ...
摘要 澱分原料用甘しょの生産が減少するに伴い、様々な用途の甘しょ品種が育成されるとともに、甘しょを基軸作物とした高品質・高位生産の作付体系の開発が要望されている。本課題では、土壌の理化学性と線虫害の...
作物間相互作用の解明・利用による高度土地利用技術の開発(97)
摘要 高収益作物の導入と青果用甘しょの高品質化による、甘しょを中心とした高収益作付体系を確立するため、導入作物と甘しょの作物間相互作用を解明し、高品質甘しょ生産のための導入作物の適性を評価しようとし...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生産技術の開発(96)
摘要 アントシアン系統甘しょの収量、色価に対する土壌水分の影響を調べたところ、品種によって反応が異なり、九州109号は低水分ほど収量が高く、九州113号では土壌水分の適値がpF2.2となった。一方、...
摘要 カンショの品質に関与する導入作物の特性を解明し、カンショの高品質化を図るとともに、線虫対抗植物等の効率的利用技術を開発することを目的として以下の試験を行った。栽培期間が長くなると、いずれの品種...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生産技術の開発(93)
摘要 カンショの生育期を3時期に分け、芋の形成・肥大期である中・後期に標準・高・低水分の各処理を組合せておこない、その影響を検討した。皮色は高水分処理で赤紫色となり、低水分処理では紅色で皮色の退色が...
土壌水分の管理・制御による畑作物の高品質生育技術の開発(113)
摘要 かんしょの生育期を3時期に分け,芋の形成・肥大期である中・後期に標準・高・低水分の各処理を組合せておこない,その影響を検討した。皮色,肉色では,低水分処理で皮色は赤紫色,肉色は黄色の傾向を示し...
人工飼料育期間拡大による低コスト高品質生産技術の確立(108)
摘要 イミダゾ-ル系化合物混合飼料の保存期間について検討した。化合物はKK-42とKK-110の2種類とし,保存条件として5℃区と20℃区を設け,蚕品種は広食性蚕品種と普通蚕品種を用いた。広食性蚕品種...