国産花きの国際競争力強化のための技術開発(実需ニーズの高い新系統及び低コスト栽培技術の開発)「キクウイロイド性矮化病の抵抗性品種の選抜」
摘要 目的:産地の既存小ギク品種の中から,北日本(寒冷地)に適した抵抗性既存品種の探索を行う。また,得られた抵抗性品種を交配親とし,夏秋期作型に広く利用可能な抵抗性中間母本を作出する。 成果:①抵抗性...
キク矮化ウイロイド抵抗性コギク品種の選抜技術の開発および系統育成
摘要 目的:キク矮化ウイロイドの確実な遺伝子診断法、試験管内接ぎ木接種検定法を確立し、抵抗性系統を選抜する。、成果:試験管内接ぎ木は、接ぎ木部分をシリコンチューブで覆う方法が作業効率、接ぎ木活着率が...
目指せ発病ゼロ!ウイロイドによって引き起こされるキクわい化病の防除体系の確立
摘要 (1)輪ギク20品種、スプレーギク40品種、小ギク40品種、ポットマム30品種、市販のガーデンマム30品種、観賞ギク40品種の計200品種について1品種当たり5検体を収集する。収集に当たっては、わい化株が発生...
摘要 フロリゲン遺伝子Hd3aの高発現によって幼若相の開花が顕著に促進されることを示した。また、Hd3a高発現キク系統に野生型を接ぎ木すると、花成の非誘導条件下でも接ぎ穂が花芽分化することが分かった。さらに...
目指せ発病ゼロ!ウイロイドによって引き起こされるキクわい化病の防除体系の確立
摘要 (1)栽培ギクでは2月末までに151品種(輪ギク30品種、スプレーギク59品種、小ギク44品種、ポットマム等18品種)を収集し、そのうちの38%の品種が保毒している可能性が高いことを明らかにした。(2)CSVd...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)粗大有機物を利用した炭酸ガス施用によるトマトの多収技術の開発では、10t/10aまでは稲わら施用量が多いほど多収になること、N成分で稲わら1tあたり5kgの硝安水溶液を予め散布してから土壌に混和すれば...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、1)新作型の開発では、既存品種が早期抽だいする中、選抜系統は極晩抽性を示した。2)極晩抽性について、有望な選抜マーカーとなる可能性のある配列を見出した...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)粗大有機物施用後の炭酸ガス発生量は、稲わら、麦わらで大きいが、稲わらを発生源とする場合は、窒素飢餓を防ぐため2.5kg/t以上の窒素を添加する必要があることを明らかにした。一方、杉皮バーク施用後...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)トマトの粗大有機物由来炭酸ガス利用による多収技術の開発に向けて、硝安を添加した稲わらを10t/10a施用することにより1月の午前9時のハウス内炭酸ガス濃度は無施用の400ppmに対し758ppmに上昇し、促成...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)アスパラガス伏込み栽培のための1年生根株掘り上げ時期は、平地で育苗した根株では11月掘り上げよりも12月掘り上げの方が収量が多かった。高冷地で育苗した根株では11月掘り上げで高い収量が得られる場...
特産野菜に含まれる有用成分の解明及びその含有量の変動に及ぼす要因の解析(204)
摘要 食用ギク花弁からの抽出物は、抗酸化性とラジカル消去活性を示した。同じキク科の野菜で、高い抗酸化性を有するとされるシュンギクよりもその作用は強かった。また、LDLに対する酸化抑制作用もあった。品...
摘要 核酸抽出後にゲルろ過処理を行うことによって、RT-PCR法によるキクスタントウイロイドの検出感度が向上することが明らかになった。また、冬至芽経由による株分けを数年にわたって繰り返した保毒株の中...
摘要 RT-PCR法を用いて、保存中のキクスタントウイロイド保毒株を材料に検出感度の向上について検討した結果、検出材料をin vitro化することにより、核酸抽出時の不純物の混入が回避でき、検出感度...
摘要 機能性糖類(フラクトオリゴ糖)の含有量の高いキク科作物ヤーコンについて、交雑育種法による品種改良を目的として開花誘導法と交配母本系統の評価を検討した。ヤーコンは通常の栽培条件下では開花が遅く、...
高温期における花き類の品質向上のための生育調節剤利用技術の開発ー根の遺伝的特性及びBA処理が高温期のキクの開花期と花器の形質に及ぼす影響(191)
摘要 耐暑性の異なるキク品種を相互に接ぎ木して、根の遺伝的特性が高温期の開花、花器に及ぼす影響を調査した。接ぎ木試験では、開花期への影響は穂木によって決定され、台木による影響は小であった。台木が非高...
摘要 ヤーコンの導入系統の生産力についてペルー系8、ボルビア系2の10系統を供試し、1区28個体3反復で検定した。系統間で収量や糖含量に差がみられたが、湿害が局地的に生じたこともあり、明白な遺伝的差...
摘要 花き部育種研において保存中のCSV(キクスタントウイロイド)保毒株4品種・系統及びCSVり病と思われるスプレーギク1品種について、キク品種‘ミスルトー’の接ぎ木検定を行い、保毒を確認した。このう...
摘要 栄養繁殖性花きは,長いあいだ栄養繁殖を繰り返しているためにウイルスやウイロイドにり病しているものが少なくない.なかでもキクスタントウイロイド(CSV)は近年わが国でも保毒が確認されたもので,生...
摘要 ニュージーランドから導入されたヤーコンの個体群及び本年ボリビアより導入した4個体群の遺伝的差異を形態及びアイソザイムの泳動像から検定した。この結果、導入個体群は形態では2つ、アイソザイムの泳動...