摘要 目的:滋賀県の水田野菜のひとつであるカボチャは、気候変動により果実腐敗が発生し収量が減収している。そこで、果実腐敗の要因であるうどんこ病耐病性品種によって抑制することで、夏季高温の中でもカボチ...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 高性能・高耐久コンバインの開発では、脱穀機構が異なる2型式(バーツース方式、ドラムツース方式)のコンバインを試作してコムギ、水稲、ダイズの収穫試験を行い、試作機の基本性能を把握するとともに、次...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、 a) 糯系統「もち盛系D-B055」は、寒冷地での適応性を認めたことから、平成28年度の地方番号候補として検討することとした。 b) ...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 簡素化・省エネルギ型コンバインでは、試作2号機に穀選別損失の低減及び単粒割合向上のための改良を施し精度試験を行った結果、脱穀所要独力はエンジン出力の1割程度(自脱コンバインは4割程度)で、脱穀性...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、a)糯性でβ-グルカン含量が高い系統の評価について、「関東裸糯94号」と「四国裸糯127号」が、原麦粉でβ-グルカン含量が10%以上...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質オオムギ品種や大麦粉用品種の育成に関しては、a)高β-グルカンオオムギ系統では、高アミロース遺伝子amo1遺伝子とモチ性を合わせ持ち、搗精ムギのβ-グルカン含量が13.5...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン抵抗性の組換えレタスM系統の戻し交雑を進め、9系統のBC3世代の種子を得た。また、作期が「フユヒカリ」よりも早い「SAKS3」の生産力検定、特性検定及び系統適応性検定を継続して実施...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。、結果:(1)(1)畑条件下における自家製ぼかし肥料の窒素無機化率は、米ぬか+屑大豆、米ぬか+ナタ...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)「レタス安濃2号」および「SAKS1」等は、レタスビッグベイン病に中程度の抵抗性を示し、球形質も優れ、有望であった。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビックベイン病強度抵抗性がF1や自殖後代...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのよ...
摘要 (1)小麦粉の色相を改善するため、種皮の「切れ込み」性程度の指標となるリグニン性物質の測定法の改良、好適な測色条件の検討、小麦個体内における鉄動態の把握、ムギネ酸代謝酵素遺伝子の座乗染色体領域の...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 耐湿性等とうもろこし系統の作出については、(1)高度耐湿性を有する近縁野生種のテオシントから耐湿性関連QTLを戻し交雑により第5世代まで選抜を進め、不定根形成能および幼植物の耐湿性が向上することを明...
高製めん・高製パン適性、良粉色、早生・多収の小麦新系統の選抜
摘要 i)日本の赤さび病菌主要レースを確定し、主要レースに有効な遺伝子Lr9、Lr19、Lr24のDNAマーカーによる選抜条件を案出した。ii)育成系統の中華めん色相をかん水で練った60%粉ペーストの明度(L*)と赤み...
4.北海道におけるイチゴリレー苗の生産技術の確立(3)イチゴリレー苗で問題となる病害の防除技術の確立
摘要 北海道の輪換畑で育苗された苗における萎凋病、炭疽病、うどんこ病などの病害の発生状況を調査し、防除法を検討した。その結果、輪換畑を利用した苗生産では、炭疽病及び萎凋病が回避できることが明らかと...
ハマムギおよびヒメカモジグサのうどんこ病抵抗性のコムギへの導入(67)
摘要 コムギの近縁野生種のもつ有用形質をコムギに導入する育種素材を開発することを目的とする。ヒメカモジグサおよびハマムギとコムギのF1雑種の成熟分裂第一分裂中期像の観察から、各ゲノム間の親和性は低いこ...
摘要 9年度播種の50品種・系統と10年度播種の30品種・系統について、稈長・出穂期などの1次特性を中心に調査した。小千谷から上越に試験圃場を移したことによって根雪期間が短くなり、雪腐病の発生が見られなく...
ハマムギおよびヒメカモジグサのうどんこ病抵抗性のコムギへの導入(81)
摘要 ハマムギとコムギの交配では着粒率は14.8%(37粒)、ヒメカモジグサとコムギでは相互交雑の結果0.9%(2粒)および4.5%(6粒)の着粒を得えた。着粒種子はいずれも胚乳が液状であり未熟胚は...
ハマムギおよびヒメカモジグサのうどんこ病抵抗性のコムギへの導入
摘要 コムギ族(Triticeae)植物はコムギの耐病性や障害抵抗性に対する遺伝資源として注目されており、北海道に自生するハマムギ(Elymus dahurics)およびヒメカモジグサ(Elytri...