摘要 籾殻くん炭の塩化カリ代替利用による放射性セシウム吸収抑制効果を検証したところ、塩化カリを施用した場合と同様に交換性カリ含量を高め、玄米中放射性セシウム濃度を基準値未満にできることが明らかとな...
寒冷地の高栄養飼料生産と家畜排せつ物の農地還元による耕畜連携技術体系の確立
摘要 耕畜連携による飼料用米及びトウモロコシ子実の利用では、配合飼料をソフトグレインサイレージ(SGS)で代替したSGS 給与牛の肉質は剪断力価が低く、官能評価において「やわらかい」等の評価が得られるなど...
寒地大規模高能率水田営農システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 寒地の水田作における水稲省力栽培では、安価な全地球航法衛星システム(GNSS)受信機を用い、現行機のコストの1/3 をおおむね達成するGNSS 均平機のプロトタイプを開発して現地で実証した。また、飼料用米...
摘要 農業技術の開発方向の提示に関しては、 a) 農村集落の悉皆調査や多様な作目や技術導入を想定した経営試算から、担い手経営による地域農業の維持と収益確保の実現に必要 となる技術体系や営農体系を地域ごと...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、 a) 温暖地向き品種として、縞葉枯病抵抗性を有する小穂系統「中国飼219号」は、TDN収量0.98t/10aを示し、米麦2毛作地域への導入が 見込まれるため新品種候補とした。 ...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 高性能・高耐久コンバインの開発では、脱穀機構が異なる2型式(バーツース方式、ドラムツース方式)のコンバインを試作してコムギ、水稲、ダイズの収穫試験を行い、試作機の基本性能を把握するとともに、次...
多様な栽培環境に対応した適正な水田土壌管理技術の開発、(3)多収性品種別の養分吸収量と栽培前後の土壌化学性
摘要 目的:水田の地力低下が問題になっており、鉄やケイ酸、マグネシウムなどの減少が明らかになっている。今後は水田フル活用が推進され、飼料用米などの多収性品種の作付拡大が予想され、乾物生産が旺盛な多収...
豚への飼料米給与による低コストな環境負荷低減・差別化豚肉生産技術の開発~低タンパク・高繊維配合飼料による糞尿中窒素排出量低減技術の開発~
摘要 目的:豚の汚水浄化施設排水中の窒素排出量を低減するため、飼料用米配合飼料中の粗タンパク質含有量を減らし、不足する必須アミノ酸を添加することにより、豚の発育を低下させることなく糞尿中への窒素排出...
摘要 目的:中山間地における飼料用米・米粉用米の適品種の選定を行い、栽培法を確立する。、成果:飼料米の有望系統は「べこあおば」「ホシアオバ」「中国217号」「北陸262号」であった。立毛乾燥において、積算...
飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証 ③温暖地中山間地域における飼料用米の持続的低コスト多収生産技術の確立
摘要 ①山間高冷地の「夢あおば」において基肥窒素量12.5kg/10a追肥なしとすることが、倒伏の危険がなく最高収量を得られると判断した。中山間地では「北陸193号」において基肥窒素量10kg/10a、穂肥窒素量5kg/10a...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 いもち病抵抗性と耐冷性が「きたあおば」、「たちじょうぶ」より優れる4つの配布系統について、本年度も収量性ならびに栽培特性を調査し、「北海327号」、「北海328号」、「北海329号」の3系統が多肥条件...
摘要 目的:輸入原料を地域資源に一部代替し、飼料の低蛋白化を図り、国産豚肉の高品質を維持したまま、窒素排せつ量の低減を実現する環境負荷低減型高品質豚肉生産技術を確立する。、計画:飼料用米、大麦、製茶...
摘要 目的:中山間地における飼料用米・米粉用米の適品種の選定を行い、栽培法を確立する。、成果:11品種・系統を用いて試験し、2品種(「ホシアオバ」「べこあおば」)、2系統(「中国217号」、「北陸2...
摘要 目的、飼料用等向け多収品種を活用した省力・低コスト・多収栽培法とともに、「たちすずか」のWCS、採種の用途に応じた栽培法を明らかにする。大豆では水田輪作において持続的な安定生産を可能にする肥培...
豚への飼料米給与による低コストな環境負荷低減・差別化豚肉生産技術の開発~低タンパク・高繊維配合飼料による糞尿中窒素排出量低減技術の開発~
摘要 目的:豚の汚水浄化施設排水中の窒素排出量を低減するため、飼料用米配合飼料中の粗タンパク質含有量を減らし、不足する必須アミノ酸を添加することにより、豚の発育を低下させることなく糞尿中への窒素排出...
温暖地中山間地域における飼料用米の持続的低コスト多収生産技術の確立
摘要 適品種の選定、並びに低コスト多収栽培法の確立と現地実証
摘要 目的:飼料コスト低減のためには、輸入飼料に振り回されない低価格・安定的な飼料資源の確保が必須である。そのために、飼料作においては、新たな草種導入、雑草防除体系、簡易追播更新技術等により飼料生産...
飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証 ③温暖地中山間地域における飼料用米の持続的低コスト多収生産技術の確立
摘要 ・山間高冷地の「夢あおば」において、基肥窒素量12.5kg/10a追肥なしとすることで倒伏の危険がなく増収となることが推察された。中山間地では、「北陸193号」において基肥窒素量10kg/10a、穂肥窒素量5kg/10a...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...