(1) 影響評価モデルの開発と食料供給安定化のための方策の提示
摘要 水供給変動を考慮したコメ需給モデルのシミュレーション結果が、農家にどのような影響を与えるのかを、ラオス(サバナケット県)の農家を対象に分析した。その結果、需給モデルの予測結果においてコメ価格が上...
1) 影響評価モデルの開発と食料供給安定化のための方策の提示
摘要 冷害や降雨等の環境変動が農業生産や農産物市場に及ぼす影響を分析するため、GIS 手法の活用を高度化すると共に、農業経営リスク分析や需給モデル開発を進めた。(1) 「中国食料変動」プロジェクト(【プロジ...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)黒ボク土におけるとうもろこしの不耕起栽培における収量性は耕起栽培と遜色ないことを実証した。また、リビングマルチ栽培のためのヘアリーベッチの播種適期を明らかにした。2)とうもろこし栄養状態の...
摘要 育成した新品種、普及品種・奨励品種、開発した栽培技術等の実証・展示に加えて、試験・研究の最終段階を生産規模で実施し、年5回の「圃場勉強会(立毛検討会)」を開催した。平成18年度は、糞尿2,551t(スラ...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
27 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1) 斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立(ii) 発生予察・斑点米被害発生予測技術
摘要 出穂後の日数と斑点米発生との関係をアカヒゲホソミドリカスミカメの放飼により検討した結果、14日後頃までの加害による斑点米の発生が最も多く、頂部斑点米が多いが、屑米となるものが多く、精玄米にする...
摘要 生物系特定産業技術研究推進機構(現 生研センター)と共同開発した細断型ロールベールの活用に向けて、トウモロコシ細断型ロールベールサイレージの品質を解析し、トウモロコシの収穫時間帯の影響は小さく...
摘要 i)発芽期間の湿害がその後の生育に大きく影響する大豆と、影響のほとんど見られないトウモロコシを用いて、低酸素ストレスが抗酸化物質に与える影響を検討したところ、大豆ではグルタチオン含量の大幅な低...
飼料用トウモロコシ栽培における湿害及び外来雑草害の生産阻害要因の解明と栽培技術の安定化
摘要 大型バットに給水用チューブと排水孔を設けた簡単な耐湿性検定装置を開発し、土壌水分環境を連続的に変えてサイレージ用とうもろこしを生育させ、出芽・初期生育時における耐湿性について品種間の序列を明ら...
高精度観測衛星を利用した地球温暖化等に伴うアジアの食料生産変動の予測手法の高度化(147)
摘要 人間活動により,大気中の温室効果ガス濃度が上昇し,地球の平均気温は最近100年間で0.3-0.6℃上昇した。その結果,人口の多いアジアでも,環境が作物栽培に適さなくなる可能性がある。本研究では,アジアを...
摘要 水田転換畑において飼料作物を栽培する際に,排水不良によって生じる湿害のために生育不良となる場合がある。これは自給飼料作物の基幹であるとうもろこしにおいても深刻な問題であり,飼料作物を安定供給す...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化(97)
摘要 飼料用とうもろこし85品種を供試して過湿条件下での出芽、初期生育を比較したところ、ナスホマレ、DK616、TX120、TH8913、九交105等の系統は過湿条件下でも比較的良好な初期生育を示し、過湿による初期生育...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化
摘要 夏作播種時における低温と長雨、収穫時における長雨にみられるように、近年不順な天候のため夏作飼料作物の生産は不安定なものとなっている。これらの影響が強く現れる汎用水田等の大区画圃場での飼料作物栽...
タイ東北部における土壌保全型畑地ファーミングシステムの開発(39)
摘要 9年度は、コンケン県カオソンクアン展示農場内に8年度造成されたアレイクロッピング圃場において、雨期、乾期を通じて豆類、トウモロコシ等の作物栽培を行い、栽培技術上の問題点と改良方向を検討した。熱...
気象変動下における畑作物リゾクトニア病菌の個体群動態の解明(106)
摘要 とうもろこし紋枯病(病原菌:稲の紋枯病菌と同一のRhizoctonia solani AG-1 IA)の発生と気象との関連を解析した結果、高温年(6年)<中温年(7年)<冷害年(5年)の順に発...
摘要 温暖地の汎用水田における自給飼料の高位、安定生産の増進を図る目的で、耐湿性に優れた高品質とうもろこし品種の育成を行った。湿害処理により絹糸抽出期は平均で12日遅れ、稈長は82■短くなった。また...
摘要 温暖地の汎用水田における自給飼料の高位、安定生産の増進を図る目的で、耐湿性に優れた高品質とうもろこし品種の育成を行う。6年度は、耐湿性検定温室を用いて生育初期から中期にかけての湿害ストレスに対...
多湿・低温ストレス下におけるとうもろこし等の生育・栄養特性の解明(199)
摘要 寒冷地の水田転換畑において粗飼料を安定的に生産するために飼料用トウモロコシの耐湿性評価およびソルガム類の作期移動に伴う生育反応の解明を行った。その結果、飼料用トウモロコシでは土壌の過湿化に伴う...
摘要 異常気象下でのトウモロコシの生育に影響する環境要因としては、過去の冷害年における実態解析から、栄養成長期には気温と日射が、受精期には降水量が、登熟期には気温が深く関与していることが認められてい...
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発(109)
摘要 土壌への有機物還元容量を増大させることをねらって、多収性の潜在能力のある草種・品種を検索している。トウモロコシについて、晩生及び二期作用品種を対象に、その生産力を播種期及び黒ビニールマルチの効...