生物情報に基づく帰化雑草の侵入・まん延警戒システムと長期的雑草管理法の構築
摘要 雑草動態モデルの汎用化に関しては、a)「耕地雑草の個体群動態モデルプロトタイプ」を拡張し,米ムギ二毛作及び水田輪作ダイズにおいて共存する2草種の動態を同時に試算するモデルを作成した。b)不確実性を...
摘要 1.飼料作物の新品種開発と品種特性および栽培利用条件 、目的:自給飼料増産に貢献できるソルガムおよび飼料用とうもろこしの新品種を育成するとともに、新規用途について検討する。 、成果:とうもろこし育...
摘要 1.稲の良質・良食味安定栽培技術の開発 、(1)多収性品種の評価 、目的:飼料用、米粉用、バイオエタノール用など多用途な米の利用が見込まれており、独法で育成された稲発酵粗飼料用品種・系統などについて...
生育調節剤の効果査定 、(1)水稲除草剤・移植栽培 、 、 、 、 、 、(2) 難防除雑草の発生実態解明と防除技術の確立
摘要 、 初中期一発剤9剤を供試した。対象草種に対する除草効果は極大だったが、KYH-1001フロアブルのノビエ2.5葉期処理区でノビエが残草し、年次変動の確認が必要である。水稲への薬害は、S-9102粒剤でやや強...
摘要 薬剤の治療効果を比較するための予備試験として、治療効果判定のための薬剤散布に好適な葉かび病菌接種後日数を検討した。その結果、接種4日後に薬剤散布を行い治療効果を比較するのが適当と考えられたた...
摘要 近年、県内の水田において、多年性雑草の発生が多くなっていると問題視され、防除対策の確立が要望されている。平成22年度の調査の結果、スルホニルウレア系除草剤(SU剤)抵抗性オモダカが県内4地域で発...
極大粒・良食味の白大豆新品種の育成と普及展開による地域産業の活性化
摘要 (1)冠水抵抗性が高い「Peking」、中程度の「エンレイ」、低い「タマホマレ」を比較品種として用いて、種子含水率を6、10、15%の3段階に設定し、中山ら(2004)の手法に従って冠水ストレス処理後の出芽率...
北米、豪州における新規遺伝子組換え植物の生物多様性影響評価をめぐる新知見の分析検討
摘要 APHIS/USDAが行った乾燥耐性トウモロコシMON87460について、除草剤耐性および害虫抵抗性トウモロコシとのリスク評価の相違点について考察し、北米、豪州を中心に環境ストレス耐性GM作物の野外試験の状況や環...
チオニンおよびmALS遺伝子導入による細菌病・除草剤抵抗性の高バイオマスイネの開発
摘要 mALSおよびエンバクチオニン遺伝子を導入した「たちすがた」由来の組換え体について細菌病抵抗性検定の精度を向上させ、除草剤抵抗性と細菌病抵抗性が世代を通して安定して発現するT3世代の有望系統を選抜し...
摘要 (1)「みほひかり」を用い、無代かき表面直播栽培の播種前の耕起方法としてロータリ耕1回、湛水ドライブハロー耕1回の2種類を検討し慣行の代かき栽培と比較する。同時に、無代かき直播栽培での除草剤処...
麦省耕起播種技術を利用した除草剤抵抗性スズメノテッポウの持続的総合防除技術の開発
摘要 (1)水稲跡及び大豆跡の浅耕播種で栽培した小麦の収量は、慣行播種栽培と同等以上であることを確認した。(2)晩播でのスズメノテッポウの低減効果や麦及び大豆の生育・収量の年次変動を確認し、その実用...
摘要 抵抗性候補遺伝子の構造解析及び抵抗性遺伝子等の発現パターンの解析に関しては、a)葉いもち圃場抵抗性遺伝子Pi34の候補遺伝子の一次構造の解析から推定されるタンパク質は機能未知であったが、本候補遺伝子...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 地域条件に適合した高TDN(可消化養分総量)収量のイネ発酵粗飼料用多収イネ品種については、a)北海道地域では、中生でいもち病抵抗性と耐冷性が強く、「きたあおば」より地上部乾物収量が多い新配付系統「...
摘要 バレイショの全粒種いも生産に関しては、バレイショの塊茎はジベレリン処理により小粒化し、20ppm処理により全粒規格内比率は、無処理に比べて5~14ポイント増加すること、株間を狭めた密植栽培により小粒塊...
摘要 汎用利用可能な表層散播機や、新規苗立ち促進素材等を用いた水稲直播栽培技術に関しては、a)乾田直播圃場の減水深を制御するため、直径60cm、作業幅2m、重さ約1tの鎮圧ローラを試作した。ロータリ耕起後に5...
(1) 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1. 今期から開始したゲノム解析支援において、研究所内外との連携によって、イネ、ダイズ、ユスリカ、ウンカ、リンゴ、スギ、トマト、ネギ、キク、カーネーションにおいてゲノム配列解析、発現遺伝子解析...
麦省耕起播種技術を利用した除草剤抵抗性スズメノテッポウの持続的総合防除技術の開発
摘要 (1)浅耕播種、不耕起播種ともに、水稲跡、大豆跡それぞれについて抵抗性スズメノテッポウの発生量を大幅に低減し、小麦収量、品質も慣行栽培に比較して同程度に確保できることを明らかにしている。さらに...
摘要 1.高効率ジーンターゲッティング(GT)に有効な高形質転換能力を、インディカ品種カサラスに見出した。イネの内在性遺伝子のGT系において、標的遺伝子の切断と削り込みにより、GTの効率を100倍程度向上でき...
(1) 外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 ア 外来生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発(1)外来植物の特性解明と被害予測 特定外来生物ナガエツルノゲイトウについて、千葉県印旛沼周辺の水田を対象とした3年間にわたる現地調査結果から、...