摘要 詳細な評価が求められる中山間地の気候資源の分布状態の推定に、最近進展の著しいリモセン技術の導入を図る事を目的とする。10年度は、土壌の種類が気温に及ぼす影響について、日射反射率や土壌水分特性の...
摘要 牛肉の品質評価が脂肪交雑に依存してきたため、肥育における粗飼料の役割は小さいと考えられてきた。しかし、牛肉の持つ機能性栄養素や風味成分が牧草やルーメン微生物起源の脂質成分に由来していることが明...
摘要 詳細な評価が求められる中山間地の気候資源の分布状態の推定に、最近進展の著しいリモセン技術の導入を図る事を目的とする。9年度は、リモセンデータと組み合わせ、気温推定法を開発するために用いる簡易定...
暖地農産物中の有用成分を保持させた高付加価値加工食品の開発(229)
摘要 リポキシゲナーゼ完全欠失大豆「いちひめ」を利用すると、良質の豆乳・豆乳関連食品(豆腐、プリン等)の製造が可能であった。また、小麦粉、卵のほか、不飽和脂肪酸に富む食品素材とも併用できるため、様々...
摘要 精細な評価が求められる中山間地の気候資源の分布状態の推定に、最近進展の著しいリモセン技術の導入を図ることを目的とする。リモセンデータは、新たに開発した簡易定点観測法と組合せ、土地被覆の種類に応...
摘要 大豆の低コスト生産のため、機械化適性の高い多収・良質品種の開発により収益性の向上と省力化を実現する必要がある。本研究では耐倒伏性に優れ、難裂莢性で最下着莢節位が高いコンバイン収穫向きの多収・良...
摘要 国産小麦の粉色の改善を図るため、初~中期世代について粉色の選抜効果を評価するとともに、微量サンプルや胚乳断面の色調を測定することにより、粉色の選抜を行う手法を開発する。8~10年度を通して、東...
摘要 植物由来のラジカル消去成分を初めとする抗酸化成分の疾病等に対する有用性が確認されてきている。そこで、東北地方を特徴づける雑穀類であるソバ・ヒエの抗酸化(ラジカル消去)成分を解明するとともに、遺...
小麦のグリーンバーナリ世代促進における高品質選抜法の開発(51)
摘要 グリーンバーナリ法による世代促進において高品質形質を選抜する手法を開発した。製パン性に関与する高分子量グルテニンサブユニット5+10及び赤さび病抵抗性の両形質を同時に選抜する手法を確立し、F2...
東北地域における小麦品種・系統のタンパク組成と製パン性の変動
摘要 東北地域で生産される小麦は、国産小麦の中では比較的タンパク含量が高いことから、実需者から製パン性の優れた小麦の生産が求められている。そこで、麦育種研で育成したパン用有望品種・系統のタンパク組成...
摘要 大豆種子中に存在するイソフラボンやサポニン等の配糖体成分は、大豆加工食品のえぐみや収斂味等の原因物質である反面、抗腫瘍性等の薬理効果を顕著に示すものとして注目されている。そこで、このような機能...
摘要 大豆の外観品質を低下させる裂皮の発生が少ない系統の育成方法を開発するため、極難裂皮性遺伝資源を探索し、難裂皮性育種素材の開発を進めると共に裂皮抵抗性が強い品種の種皮の形態的特徴を検討した。2カ...
摘要 輸入水産物が増加するなか、国内水産物の高品質化、高付加価値化が重要な課題になってきており、最近、天然魚及び養殖魚のブランド化への要望が高まっている。そのため、天然魚では漁獲方法、即殺条件、船上...
摘要 異質6倍体である普通系コムギの胚乳澱粉のアミロースをつかさどるWaxy(Wx)遺伝子座にコードされるWxタンパク質を二次元電気泳動によって、A、B、Dゲノム由来の3Wx遺伝子(Wx-A1、Wx...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(32)
摘要 アグロバクテリウムによるナタネの形質転換法の確立をはかった。ハイグロマイシン抵抗性遺伝子およびGUS遺伝子からなるバイナリーベクターを保持するアグロバクテリウム感染のための植物組織として、下胚...
農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(33)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性付与遺伝子として、サテライトRNA(satRNA)のcDNA及び外被タンパク質(CP)遺伝子を単離して植物発現用ベクターへ組み込んで外来遺伝子としての利...
摘要 桑カルスの不定芽に由来する再生個体の性状と優良個体の選抜を行った。圃場に植え付けた再生個体の形態的特性は、枝条伸長が旺盛で枝条数も多く、茶褐色の樹色を呈し、葉は細長く多裂葉であるなど、著しく形...
摘要 塩基配列既知の一本鎖DNAを電気泳動することでDNA2次元電気泳動法の条件を検討した。プラスミドpBR322を制限酵素HaeIIIで切断した断片を加熱変性により一本鎖に解離した。一本鎖DNAは...
摘要 クローバ根粒菌が潜在的にもつ薬剤耐性は、形質転換や細胞融合の後の選抜マーカーとして利用できると考えられる。クローバ根粒菌が耐性を示す薬剤の種類や濃度は系統により異なる。そこでこれらの耐性スペク...
モチ小麦の顆粒性澱粉合成酵素遺伝子(Wx遺伝子)の変異に関する研究
摘要 穀類の胚乳澱粉中のアミロース合成は顆粒性澱粉合成酵素によって制御されている。この酵素はwaxy(Wx)遺伝子にコードされており(Wx蛋白質)、この遺伝子になんらかの変異が生じると、アミロースを...