摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、 a) 水田土壌の風乾土湛水培養による可給態窒素は、風乾土を105℃で24時間絶乾後に25℃1時間水抽出して得られる抽出液中の有機態炭素...
摘要 農差物・食品の流通・加工工程の改善や開発に関しては、a) イチゴの一段トレー収納用包装容器の通気孔レイアウトのアレンジにより、トレー周辺の空気の流速をある程度大きくできる可能性をCFD(数値流体力学...
セイヨウナタネから在来ナタネへの遺伝子拡散モニターシステムの構築と環境適応度の評価法の開発
摘要 ・ セイヨウナタネからカラシナへの遺伝子拡散範囲と程度を推定するために、表現型(種子に発現するメタキセニア)および圃場で使用可能な突然変異体を使用してセイヨウナタネからカラシナへの距離と交雑率...
摘要 馬鈴しょについては、1)チップ用系統「北海102号」、「北海104号」の貯蔵中のチップカラーの変化を調査し、4月までは「北海104号」が、それ以降は「北海102号」が貯蔵性に優れることを明らかにした。赤肉...
セイヨウナタネから在来ナタネへの遺伝子拡散モニターシステムの構築と環境適応度の評価法の開発
摘要 ・今年度の圃場試験では、全64地点における種子親からサンプル採種を行ったが、得られた後代でCL0861との雑種個体(除草剤耐性個体)は検出されなかった。・除草剤耐性セイヨウナタネの作出に関して、M2世代...
摘要 (1)寒地、寒冷地、温暖地(笠岡市)での現地試験データのうち、温暖地の「東北96号」は標準比27%多収であった。耕作放棄地へのナタネ播種までの管理手法を明らかにし、ソバ後ナタネ播種省略栽培の苗立ち...
焼酎廃液濃縮液等有機質資材の施用を基軸とした暖地水稲肥培管理技術の開発
摘要 有機水稲栽培における土壌肥沃度把握と肥培管理手法を開発するため、有機栽培実践圃場の土壌を分析した。その結果、自然農法、有機栽培の圃場作土では全窒素、全炭素含有率が高く、タマネギ、ナタネ跡では有...
摘要 馬鈴しょについては、1)早掘り、普通掘りにも適し、多収でチップ品質が優れる「北海104号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、水煮適性が高い赤肉の「勝系28号」を選抜した。有望系統「北海102号...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
(1) 外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 ア 外来生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発1)特定外来生物の定着実態 現地調査により、千葉県印旛沼周辺の水田で、特定外来生物ナガエツルノゲイトウが畦畔、田面、小水路に蔓延し農業被害を与...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 生産性の高いなたね・ひまわり品種の選定、安定栽培技術等の開発に向けて、1)品種登録されているなたね4品種について、関東以西における栽培適性を評価し、梅雨入り前に収穫可能なダブルロー品種として「...
摘要 馬鈴しょについては、1)長期貯蔵性を有しチップ品質が優れる「北海102号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有しフライ適性が高い赤肉の「勝系25号」を選抜した。2)収穫時のでん粉価が中位のもので...
(1)外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 外来生物の被害実態、原産地域の特定・侵入確率及びリスク評価については以下の具体的成果が得られた。その結果、中期計画の外来生物による被害の実態把握や定着・拡散及び被害予測、外来生物が農業生態系に...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、1)馬鈴しょでは、良食味で調理適性に優れる「はるか」、橙肉でナッツ風味がある「北海98号」について品種登録出願を行った。また、チップ用として長期貯蔵性に優れ多収...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 (1)ひまわりの水分条件の発芽生育への影響評価法を明らかにし、2つ品種が耐湿性が高いことを見いだした。なたねの幼苗にはダブルロー品種にもグルコシノレートが含まれ、抑草効果の原因と推定することができ...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、(1)「男爵薯」にはないジャガイモシストセンチュウ抵抗性と青枯病抵抗性を有し、サラダ・コロッケ加工にも利用でき、良食味の生食用品種「北海94号」を育成し、品種登録...
摘要 有機質資材に由来する窒素の吸収をδ15Nを用いて解明し、低硝酸で高品質なミズナを生産するための有機質資材の施用を行い、化学肥料の低減を図る。 〈研究内容〉 (ア)堆肥を施用するほどδ15N値が高くなり...
摘要 世界的に遺伝子組換え農作物等の実用化が進んでいるが、これらを原料とする食品の表示制度が12年4月から実施される。そのため、組換え体及びその加工食品中の組換え遺伝子を検出する技術開発が望まれている...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(32)
摘要 アグロバクテリウムによるナタネの形質転換法の確立をはかった。ハイグロマイシン抵抗性遺伝子およびGUS遺伝子からなるバイナリーベクターを保持するアグロバクテリウム感染のための植物組織として、下胚...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(122)
摘要 ハイグロマイシン(Hm)抵抗性遺伝子を組み込んだベクターを有するアグロバクテリウム(系統MP90)を用いてナタネ(Brassica napus)の形質転換を試みた結果、感染細胞由来と思われる胚...