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積雪を活かした野菜の栽培及び貯蔵技術の確立

摘要 　簡易雪室貯蔵に適すると考えられるキャベツ品種の栽培適性と貯蔵適性を明らかにするため、収穫時重量、貯蔵中の障害発生程度等について調査した。また、機能性成分であるGABA（γ-アミノ酪酸）等の雪室貯蔵...

オタネニンジンの省力・安定生産技術の確立

摘要 　オタネニンジンの育苗（1年生）では、本ぽと同等の土づくり及び土壌消毒、遮光資材の設置が必要であり、省力化が求められている。市販園芸用土（種まき用）を充填した収穫コンテナに播種・栽培することで...

エゴマの省力高品質生産技術の確立

摘要 　チェーンポットを用いたエゴマの簡易移植技術を開発した【普及成果５】。直は栽培における施肥体系、早期収穫可能時期、水分計を用いた簡易水分測定法を明らかにし、選別機導入に必要な下限面積を算定した...

「福島牛」の高付加価値生産システムの確立

摘要 　福島牛ならではの「おいしさ」に関する要因解析として、50検体の遊離アミノ酸やラクトン類を測定した。ゲノム育種価とおいしさの指標を活用した種雄牛造成では、「高忠平」の現場後代検定が終了した。地域...

ナシ黒星病に対する秋期及び果実肥大後期の新防除体系の検証

摘要 　秋期のりん片生組織の露出芽率は、10月中旬頃から増加し始め、11月中旬にピークとなったことから、10月中旬頃から11月上旬頃がナシ黒星病秋期防除の重要な時期と考えられた。

IoTによる遠隔監視システムを活用した育苗管理の省力化技術開発

摘要 　市販されているIoT機器を利用した遠隔監視システムを作製し、ハウス内環境データの取得が可能となった。

ダリアの鮮度保持技術の開発

摘要 　ダリア切り花を中国へ輸出するのに要した時間は、切り花から店舗到着まで4日間であった。店舗到着後の日持ち期間は、蕾切り、通常切りに差は見られなかった。また、ダリアの輸出を想定した横箱輸送におい...

モモせん孔細菌病に対する多目的防災網を活用した防除効果の検証

摘要 　秋季に多目的防災網をモモ樹に設置することにより、モモせん孔細菌病菌の越冬菌密度の低減が可能であることが示唆された。

県産農産物の加工技術の開発

摘要 　県産農産物の加工技術や品質保持技術の開発・改良を進めるとともに、加工原料としての特性を解明することによって特色ある加工素材の利用技術を開発する。あんぽ柿の原料果の果皮色を果実カラーチャートに...

ゲノミック評価を利用した繁殖雌牛の評価

摘要 　簡便法で分注した毛根検体からDNAを抽出しても、従来法と遜色ない品質のDNAが得られた。

ゲノム情報を活用した家畜の育種改良技術の確立

摘要 　県有種雄牛11頭(枝肉重量の推定育種価正確度0.95以上)の推定育種価（2021年10月）とゲノム育種価（2021年6月）間において、バラの厚さで中程度の相関を、ほか5形質で高い相関を確認した。また、県独自の評...

胚移植技術を活用した高能力肉用牛の効率的生産技術の確立

摘要 　移植前に子宮に胚培養液を注入するSEET法を用い、ホルスタイン種経産牛に体外受精胚を試験区と対照区両区で移植した結果、対照区で1頭の受胎を確認した。

県ブランド鶏の改良と開発

摘要 　会津地鶏及びふくしま赤しゃも（川俣シャモ）の雌系種鶏であるロードアイランドレッド種P13系統、雄系種鶏である大型会津地鶏、大型シャモの推定育種価は、正の値を確保した。大型しゃも後継系統では、7･2...

「フクシマL2」の開放型育種

摘要 　「フクシマL2」の開放型育種を実施した。外部導入したランドレース精液を人工授精することにより、産子に雑種強勢効果がみられた。

牧草・飼料作物の優良草種・品種の選定

摘要 　本県に適した耐暑性に優れるペレニアルライグラス品種を選定するため、3品種について生育特性及び収量性を3年間調査した結果、「夏ごしペレ」が越夏性において優れており、収量性が既存の奨励品種と同等～...

県オリジナル果樹品種の安定生産・流通技術の確立

摘要 本県に適した耐暑性に優れるペレニアルライグラス品種を選定するため、3品種について生育特性及び収量性を3年間調査した結果、「夏ごしペレ」が越夏性において優れており、収量性が既存の奨励品種と同等～や...

果樹系統適応性検定試験

摘要 　リンゴ「べにこはく」は、果梗が10mm以下の果実で蜜入りが多い傾向にあることから、これを摘果の目安とすることにより、蜜入り良好な果実を安定して生産できることを実証した【参考成果２７】。

個性豊かな県オリジナル果樹品種の育成

摘要 　モモ「154-1(101-26×モモ福島12号)」は、食味良好で裂果が見られず高評価であったため、現地試作系統「モモ福島18号」として番号を付与し、現地試作試験に供することとした【参考成果２３】。

花きの有望系統・新品種の栽培技術の確立

摘要 　リンドウ「天の川」の挿し芽育苗による越冬芽の形成率は、128穴のセルトレイを用いた場合、天挿しが管挿しを上回った。県オリジナルカラー品種 の培養苗について、１年間養成後定植した球根の定植時重と切...

野菜の有望系統・新品種の栽培技術の確立

摘要 　イチゴ「福島ST14号」について、電照の効果に関する試験を実施している。