要約 イントロンもしくは単純反復配列周辺に設計したプライマー10組により増幅されるススキとオギそれぞれに種特異的なDNA 断片は、両種間の雑種を同定するためのDNAマーカーとして利用できる。 キーワード スス...
畜産農家とサトウキビ栽培農家の連携による地域バイオマスの利活用推進
要約 豚尿のメタン発酵処理や農業集落排水汚泥の堆肥化プロセスを地域バイオマスフローに導入し地域資源利用を促進することで、養豚農家では3.2~4.0千円/頭/年の排せつ物処理経費の軽減、サトウキビ農家では7.9...
要約 新品種としてタイで登録されたサトウキビ3品種「TPJ03-452」、「TPJ04-713」、「TPJ04-768」を、サトウキビ野生種との種間交雑を利用して育成した。「TPJ03-452」と「TPJ04-768」は、砂糖収量は普及品種と同...
国頭マージ土壌における耕耘同時畝立て播種技術によるソバの湿害回避
要約 沖縄本島北部に広く分布する国頭マージ土壌において、アップカットロータリを用いた耕耘同時畝立て播種技術により、ダウンカットロータリを用いた耕耘播種一工程の慣行栽培に比べて土壌の体積含水率は低くな...
要約 サトウキビ白葉病の媒介虫であるタイワンマダラヨコバイMatsumuratettix hiroglyphicusおよびヤマトヨコバイYamatotettix flavovittatusの試験期間(20日間)を通した平均移動距離は、それぞれ162.1m、387.5...
要約 飼料用サトウキビは熊毛地域および奄美地域ともに、5月および8月を収穫時期とする年2回収穫体系で栽培する。施肥量は製糖用サトウキビに準じるが、三要素ではカリウムの吸収量は施肥量を上回る。 キーワード...
肉用牛繁殖経営向けの飼料用サトウキビを主体とするTMR調製・給与技術
要約 飼料用サトウキビサイレージの生産費は安く、サイレージを混合した発酵TMRの発酵品質も問題ない。また、黒毛和種繁殖牛や子牛育成期に給与しても繁殖成績や増体成績に影響なく利用することができる。 キーワ...
要約 出芽酵母におけるFMP21遺伝子の発現量増加比率は、菌株の高温耐性能と相関がある。出芽酵母でFMP21遺伝子の発現量を増加させると高温耐性能が向上する。 キーワード 出芽酵母、高温ストレ...
硝酸態窒素溶脱の遅延効果をもつ土壌改良資材として適したバイオ炭の選出
要約 硝酸態窒素の下方移動の遅延効果をもつ土壌改良資材として適したバイオ炭を選出するため、7種類の原料から温度を変えてバイオ炭を生成し、硝酸態窒素吸着能の測定を行う。木質系バイオマスを原料として高温...
要約 飼料用サトウキビKRFo93-1 サイレージは乳牛に対し一般的な牧草と同様に給与できるが、泌乳牛では完全混合飼料(TMR)に混合して給与した場合、混合割合が高くなると残飼が増え、栄養状態に影響するため、混合...
要約 サイレージあるいは発酵TMR中の揮発性塩基態窒素(VBN)濃度はイオン電極法を用いたアンモニアイオンメータによるアンモニア濃度と相関がある。本法の測定値から算出したV-scoreによる発酵品質評価は従来法に...
オイルパーム廃棄木搾汁液からのエタノール生産におけるエネルギーの効率
要約 オイルパーム廃棄木より樹液を効率よく搾るために開発したシステムにおいて、樹液からのバイオエタノール生産のための投入エネルギーおよび産生エネルギーを計算すると、投入エネルギーよりも産生エネルギー...
要約 サトウキビの害虫であるケブカアカチャコガネの生態解明を行い、性フェロモンが2-ブタノールであることを明らかにした。これを用いた交信かく乱法による防除法の有効性を室内および野外で確認した。 キーワ...
高バイオマス量サトウキビを高能率に収穫できる小型ケーンハーベスター
要約 刈取ったサトウキビをチョッピングカッタで把持しながら掻込み裁断する機構を備える小型ケーンハーベスターである。エタノール原料利用に開発された茎数の多い高バイオマス量サトウキビを精度良く、かつ毎時...
飼料用サトウキビ品種「KRFo93-1」の栽培方法とその利用技術
要約 「KRFo93-1」は、年2回収穫等により多収かつ作業性の良い栽培ができる。従来牧草よりも低コストで生産でき、そのサイレージは発酵品質に優れ、繁殖牛、肥育素牛、泌乳牛において、慣行給与体系に劣らない飼...
製糖工場の効率的な運営を支援するさとうきび生産のシミュレーター
要約 さとうきび新品種の導入や製糖工場の稼働計画の策定を支援するシミュレーターである。新品種の単収や株出し率、糖度の推移などの技術的な条件を考慮し、さとうきび生産の条件変化に対応した製糖工場の効率的...
エリアンサス属及びサトウキビ属の主要遺伝資源・系統の遺伝的多様性
要約 エリアンサス属及びサトウキビ属の遺伝的多様性をAFLP解析によって明らかにしたところ、エリアンサス属は日本型とインドネシア型に大別され、サトウキビ属は種によって分別される。遺伝資源・系統間の類縁関...
経営類型別の標準財務指標を組み込んだWeb版「農業経営診断サービス」
要約 農業者や指導機関が容易に農業経営診断を行えるWebアプリケーションである。営農類型・地域・規模・品目を想定した経営類型別の標準財務指標を組み込んでおり、診断対象の経営属性を考慮した農業経営診断を...
製糖開始期の糖度が高い熊毛地域向け茎重型さとうきび新品種候補「KTn03-54」
要約 さとうきび新品種候補「KTn03-54」は甘蔗糖度、純糖率が高く、優れた早期高糖性を有する。また、一茎重が大きく、脱葉性が良いため、収穫や原料茎調製の作業性にも優れる。「NiF8」の代替に利用することで、...
シャークミルを用いた粉砕分画によるサトウキビ搾汁残渣のカスケード利用
要約 サトウキビ搾汁残渣をシャークミル粉砕し、スクリーン通過の有無により二画分に分離する。両者の成分組成および酵素糖化性の差に基づき、通過画分はRT-CaCCO法による繊維質糖化に利用し、非通過画分はボード...