要約 カンショ「べにまさり」は、肉色の黄色が濃く、肉質はやや粘質で、食味が優れる。また、多収であり、早掘適性がある。萌芽性や貯蔵性も良い。青果用として、全国のカンショ作地域に適する。 キーワード カン...
サツマイモネコブセンチュウのレースの新判別法と九州沖縄におけるレースの分布
要約 かんしょ品種を用いたサツマイモネコブセンチュウのレース新判別法を確立した。中南部九州・沖縄のかんしょ産地には、判別品種の「農林1号」、「農林2号」、「種子島紫7」、「エレガントサマ-」および「...
要約 カンショ塊根は内鞘部および木部の組織において不定芽を分化しうる。不定芽は、主に内鞘部において分化する。塊根を切断して得られた小切片を水洗し、30℃、高湿下で培養することで不定芽形成が誘導される。...
要約 黒毛和種去勢牛に対しサツマイモ主体の飼料(脂肪酸カルシウムと尿素を添加)を給与することにより、粗飼料の摂取量が多く、良好な増体を示す。またロース芯面積の大きい、皮下脂肪の少ない、そして良好な食...
かんしょ連作圃場におけるPasteuria penetransの線虫感染性の変化
要約 サツマイモネコブセンチュウを防除するために,かんしょ圃場に施用したPasteuria penetransは,連作後の圃場内において,そこで生き残っている線虫に対応した線虫感染性(2期幼虫体表への付着)を獲得する。...
要約 カンショには葉部の総ポリフェノール含量が一般野菜を上回る系統が多数ある。カンショ葉部にはカフェー酸およびその誘導体5種類が含有されており、これら6物質の中で最も多く含まれている物質は3-O-,5-O-ジ...
要約 11種の検定作物におけるキタネグサレセンチュウの18個体群の増殖程度は各検定作物で異なっていることから、その寄主親和性には明らかに種内変異が存在する。寄主親和性が類似する個体群は必ずしも地理的に接...
要約 かんしょ「関東116号」の塊根に含まれる澱粉は、その糊化温度が50℃付近で、通常のかんしょ澱粉よりも20℃程度低い。この澱粉は、構造的には、短鎖長のアミロペクチン側鎖が多いのが特徴である。 背景・ねらい...
要約 かんしょ「九州132号」の形状は長紡錘形で、皮色は紫、肉色は紫で、外観品質はアヤムラサキより優れる。収量はアヤムラサキよりやや多く、ベニアズマより少ない。高でん粉性で、切干し歩合はベニアズマ並に...
要約 かんしょ「九州118号」の形状は紡錘形、皮色は赤紫で条溝・裂開の発生はタマユタカより少なく外観品質は優れ、いもの肉色は黄である。収量はタマユタカと同等、上いも1個重は大きい。蒸切干しの食味はタマユ...
34.高温下でのマルトース生産が可能な固定化カンショβ−アミラーゼ
要約 カンショβ-アミラーゼを固定化することで熱安定性が向上する。さらに、固定化プルラナーゼと併用することで雑菌の危険性がほとんどない60℃の高温下でも長期間にわたって、安定的かつ効率的なマルトー...
カンショ塊根のアントシアニン生合成変異体における色素生合成遺伝子の発現異常
要約 カンショ品種サニーレッドの塊根皮色変異体SRM97はアントシアニン生合成系のdihydroflavonol 4-reductase(DFR)遺伝子に変異を持ち、品種アヤムラサキの塊根肉色変異体AYM96は、アントシアニン生合成系の発現...
高温下でのマルトース生産が可能な固定化カンショβ-アミラーゼ
要約 カンショβ-アミラーゼを固定化することで熱安定性が向上する。さらに、固定化プルラナーゼと併用することで雑菌の危険性がほとんどない摂氏60度の高温下でも長期間にわたって、安定的かつ効率的なマルトース...
エクストルーダ処理によるアヤムラサキカンショパウダーの品質改善と高付加価値化
要約 アヤムラサキカンショパウダーをエクストルーダ処理すると、アントシアニン色素を保持したままパウダー中の生菌数を低減できる。また、水の添加量や運転条件の組み合わせによりデンプンの状態、材料形状等が...
九州・沖縄地域のかんしょ作地帯におけるネコブセンチュウ類の分布
要約 九州・沖縄地域のかんしょ作地帯におけるネコブセンチュウ類の検出圃場率は、九州本土で極めて高く、九州島嶼部および南西諸島でやや低い。PCR-RFLP法による同定では、検出された種の97.2%がサツマイモネコ...
要約 紫カンショのペースト色は品種によって異なり、色素含量が高いと明度が低下する。色素成分のうち、ペオニジン型色素の比率が高いと赤みが増し、シアニジン型色素が多いと青みが強くなる。九州農業試験場・畑...
青果用カンショを主軸作物とする作付体系における窒素収支と減肥栽培
要約 カンショーダイコン、カンショーイタリアンの体系では窒素負荷はみられないが、カンショーキャベツ、カンショーバレイショ、カンショーゴボウ体系では7~15kg/10aの窒素負荷が認められる。カンショーキャベ...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
要約 カンショ「九州118号」は、多収で蒸切干の加工適性が優れ、蒸切干用カンショ栽培地域に適する。肉色の黄色が濃くペースト加工用にも適する。九州農業試験場・畑地利用部・甘しょ育種研究室(九州沖縄農業研...
要約 畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソウでは出芽率向上が図られ、減肥栽培による収量低下割合も低い。畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソ...