中山間地積雪地帯における耐雪型パイプハウスの周年利用体系と経営評価
要約 中山間地積雪地帯において、耐雪型パイプハウスを利用して、基幹品目の夏秋トマト及び夏どりメロンと補完品目のホウレンソウなどを組み合わせた周年輪作体系を組み立てることにより、冬期余剰労力の有効利用...
コマツナの防虫ネットと簡易太陽熱消毒利用による害虫防除と雑草抑制
要約 盛夏期におけるコマツナ栽培では,晴天日の簡易太陽熱消毒7日間処理により雑草防除ができ,目合い0.6mmの防虫ネットを被覆することで,キスジノミハムシによる食害がほぼ完全防除できる。 背景・ねらい
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要約 脱脂処理をしない捕獲外来魚の加熱乾燥粉砕処理物は、トマトや軟弱野菜の施設栽培に有機質肥料として利用できる。窒素は無機化が速く、基肥、追肥として無化学肥料栽培の施肥体系に利用でき、新たな有機性資...
要約 ライムギ+ヘアリーベッチ(秋冬作)を鋤き込むことにより、夏作のコマツナ、ホウレンソウ、加工用トマトを減肥して栽培できる。ライムギ(冬作)→エンバク+ヘアリーベッチ(春夏作)を鋤き込むことにより、...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
要約 電力を必要としない簡易養液栽培装置をパイプハウスに設置し、培地に軽石またはセラミック粒を用いて、養液濃度0.5単位でコマツナを周年栽培すると、夏期は20日前後、冬期は60日前後で、出荷できる草丈25cm...
要約 鶏ふん堆肥(採卵鶏、副資材なし)の窒素無機化量は、短期的には乾物あたり窒素含量と相関が高く、遅効的(地温30℃、4~20週に相当)画分は鶏ふん堆肥の窒素含量に関わらずほぼ一定である。このことから、鶏...
肥料の形態と量が軟弱野菜(コマツナ)の硝酸含有率に及ぼす影響
要約 軟弱野菜(コマツナ)の硝酸含有率は窒素施用量に比例して増加する。硝酸態とアンモニア態窒素とでは硝酸含有率に差はみられない。有機態窒素は無機態窒素に比べて施用量20kg/10aまでは硝酸含有率が少なくな...
ノイバウエルポット幼植物試験における播種作業の簡易化と栽培環境の安定化技術
要約 ノイバウエルポットを用いる幼植物試験において、播種済み水溶性シートを利用して播種作業を簡易にできる。播種直後の水分安定には2日間のラップ被覆が、また、栽培温度管理ではポットの循環温浴加温が有効...
要約 土壌微生物によって短時間に分解される家畜ふん堆肥中の易分解性炭素化合 物量の測定が,微少熱量計で可能であり、その量は堆肥の腐熟度(生物的検定:コマツナ発芽試験法)と密接な関係がある。 背景・ねら...
要約 家畜排泄物を肥料化するための副資材としてウッドチップを用い、チップの分解促進のために土壌動物を導入すると、短期間に良質の堆肥が出来る。堆肥化手順を図示し、消臭効果や肥料としての有効性も確認した...
要約 適期収穫により、軟弱葉菜類収穫機(SH-963) と同程度の損傷発生でホウレンソウの収穫が可能であると同時に、調製機構を備え、電動・小形化による取り扱い性を改善した新たな軟弱葉菜類収穫機(ELH-991)である...
要約 重窒素で標識した牛ふん堆肥を施用して、春夏期に軟弱野菜を連続3作栽培し、堆肥由来窒素の利用率を検討した結果、3作合計で25.5~31.3%、窒素吸収量は約5~6kg/10aである。利用率、寄与率とも堆肥連用土...
要約 台風により落下したりんご未熟果実の圃場内でのすき込み処理による腐熟方法を検討した。果実は、スパイラルロータリ(作業速度0.42m/s)で、最も小さく破砕できる。石灰窒素を添加(目標C/N比25)して、りん...
要約 コマツナの点播栽培は、従来の条播に比べて収穫作業性の向上に有効である。栽植条件は、生育・品質及び作業性から1株3本立ちとし、条間及び株間は10cmが適当である。また、播種数日前に播種床へかん水を行う...
要約 中山間地のNFTによるコマツナの養液栽培では、1ブロック当たりの播種量は10粒、1パネル当たりの栽植密度は25ブロックが適する。また、培養液のECは、大塚ハウス1号と2号を使用すると、2.4dS/mで良いが、葉色...
要約 寒さを利用した栽培法で生産される寒じめ菜っぱの先進産地では、商品特性を活かすため、産地と量販店が直接取引を行う流通チャネルが選択されており、有利販売を実現している。 背景・ねらい 北東北では、冬...
要約 中山間地のNFT栽培によるコマツナの作型別品種としては、春作では「緑富美」、夏作では「緑富美」「よかった菜」「わかな小松菜」、秋作では「緑富美」「よかった菜」、冬作では「緑富美」が適する。佐賀県...
牛ふん堆肥水抽出液の近赤外透過反射スペクトルによる生育阻害性の推定
要約 牛ふん堆肥水抽出液の生育阻害性(コマツナの発芽率および根長を指標とする)は、抽出液の近赤外透過反射スペクトルにより推定できる。 背景・ねらい 前報の成果情報では、未熟な牛ふん堆肥の直接的な生育阻...