トンネルニンジン栽培圃場における下層への硝酸態窒素の集積実態 徳島農試
要約 野菜-ニンジン体系では夏作の野菜に窒素を連年多施用するので下層への硝酸態窒素の集積が著しいが,水稲-ニンジン体系では集積はみられない。また,夏作に野菜を1作栽培するだけでも下層土の硝酸態窒素が...
要約 施設栽培シュンギクに対して、被覆燐硝安加里または被覆尿素配合による3作1回施肥(秋作、冬作、春作)を行うと、有機入り配合肥料を毎作施用した場合(農家慣行施肥)に比べて、塩類集積が軽減され収量が高...
要約 野菜畑の中耕・除草・培土、追肥、病虫害防除等中間管理作業を主体として行うための乗用型作業車である。うねをまたいで走行するため、最低地上高が高く、輪距の調節ができる。本機は新たに開発した防除機、...
要約 北海道農試がキャベツを対象として開発したスポット可変施肥機を用いることにより、播種後6週間目までの数種野菜について個体識別、投影葉面積の計測、計測した葉面積に基づくリアルタイムの個体別追肥が可...
北海道における被覆緩効性肥料の窒素溶出特性と露地・施設野菜栽培への利用
要約 被覆緩効性肥料の80%窒素溶出日数は土壌、水分条件に影響されず、40日タイプでは春~初夏の利用で約70日、夏40日未満~50日であり、70日タイプでは初夏約90日である。全量基肥作条施用により、スイ-トコ-...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
施設軟弱野菜栽培における有機(ぼかし)肥料の連用が土壌、野菜の収量に及ぼす影響
要約 ホウレンソウ等施設軟弱野菜栽培では、ぼかし肥料の連用で10作程度までの収量は化学肥料連用に優るが、その後劣ることもある。ぼかし肥料の効果は春夏期に高く冬期に低い。ぼかし肥料の連用により土壌の生物...
家畜ふん堆肥施用が浅層地下水のトリハロメタン生成能におよぼす影響
要約 家畜ふん堆肥の施用により、有機物が流下し、下層土の土壌溶液中の溶存有機態炭素(DOC)が増加する。浅層地下水にも影響し、DOCの増加に伴いトリハロメタン生成能が高まる。DOC当たりのトリハロメタン生成能...
セル成型苗利用機械移植による秋冬ねぎの肥効調節型肥料を用いた全量基肥溝施肥法
要約 セル成型苗利用機械移植による秋冬ねぎは、肥効調節型肥料の全量基肥溝施肥で窒素施肥量を減らしても慣行施肥栽培と同等以上の収量が得られ、施肥窒素の利用率が10~40%向上するため、窒素施肥量も現行の40...
要約 新開発マルチフィルム回収機は、野菜栽培跡地の使用済マルチフィルム回収をオペレーター1人で出来、回収作業中のフィルム切れはなく、労働時間が人力回収の25~40%に短縮され実用性が高い。 背景・ねらい だ...
要約 少量土壌培地耕はイチゴ栽培に適応性が高く、栽培床を高床とすることで作業姿勢の改善が図られる。また培養液管理は単剤のOK-F-1を用いると利便性が良く、非循環施用に比べ栽培期間中の施肥削減が図られる循...
要約 野菜栽培管理ビークルは、防除機、中耕培土機、液肥追肥機を装着して作業が行え、平坦地及び傾斜地(傾斜度10度)におけるキャベツ圃場での作業の実用性が認められた。また、防除機でオペレーターへの薬剤被曝...
要約 歩行型クローラ走行防除機の防除タンクを取り外し、座席及び手元で操作できる速度制御レバー、苗のせ台を取り付けた台車を開発した。本機により、軟弱野菜の移植や収穫作業が腰かけたままで可能となり、中腰...
要約 歩行型クローラ走行防除機の防除タンクを取り外し、座席及び手元で操作できる速度制御レバー、苗のせ台を取り付けた台車を開発した。本機により、軟弱野菜の移植や収穫作業が腰かけたままで可能となり、中腰...
要約 生理障害のデータベースとカラー画像を併用し、パソコンによる野菜の生理障害を診断する支援システムを開発した。このシステムは障害の原因と、基本的な対策を表示させるようにした。 背景・ねらい 野菜栽培...
マサ土施設畑における被覆肥料を利用したトマトの全量基肥減肥栽培
要約 保肥力の小さいマサ土施設畑におけるトマトの半促成裁培で、被覆複合肥料(窒素7~8㎏/10a)を全量基肥施用すると、収量・品質は配合肥料を基肥と追肥(窒素10㎏/10a)で施用する場合と同等であり...
背景・ねらい 千葉県内の野菜畑土壌の可給態リン酸含量(土壌100gあたりトルオーグP2O5)は平均で50mgであったが、褐色低地土の平均は79mgで、30%もの地点が100mgを超えていた。作物の安定生産および無駄な施肥を...
要約 秋冬ハクサイの施肥は、肥効調節型肥料の全量基肥施用により慣行分施法と同等かやや優れた収量が得られる。この施肥法は、追肥労力を軽減するとともに、施肥窒素の20%も可能であり、かつ、窒素利用効率が高...
要約 露地野菜栽培において、マルチ、緩効性肥料及び肥料の条施の組合せによって、収量の維持、施肥量の削減とともに土壌溶液中硝酸態窒素の濃度を低減できる。 背景・ねらい 本県の畑作地帯における浅層地下水の...
要約 亜熱帯に位置する南西諸島では高温のため夏季の野菜栽培が困難である。そこで、夏季の野菜生産品目の多様化をめざして、夏季収穫可能な耐暑性サヤインゲン‘ハイブシ’を育成した。 キーワード 南西諸島、耐暑...