要約 暑熱期、ブロイラーの肥育後期において10時~20時の制限給餌(絶食)は、不断給餌に比べ昼間の体温が低く推移し、育成率の改善、生産性向上に寄与する。 キーワード ニワトリ、肉用鶏、制限給餌 背景・ねらい ...
要約 ユキヤナギ(Spiraea thunbergii Sieb.ex Blume)を種子親に、シモツケ(S. japonicaL.fil.)を花粉親に用いて交配後、胚珠培養を行うと、桃色花色を持つ種間雑種が作出できる。 キーワード 花き、ユキヤナ...
要約 イタリアンライグラス超極早生品種「シワスアオバ」と晩生品種「アキアオバ」を9月中旬から10月上旬までに混播すると、出穂期刈りで年内に1回、翌年7月上旬までに3回収穫が可能であり、年1回の作付で年間約1...
要約 樋給水で栽培される鉢花シクラメンは、給水間隔の調節、粗孔隙量の大きい培養土素材の選択、混合時間の短縮による気相率の確保、施肥窒素濃度の適正な調整等により、根痛みを主要因とする出荷期以降の品質劣...
要約 低温催芽育苗したシュンギク幼植物は、高温催芽育苗したものよりも枯死しにくく生育が安定し、定植時における耐暑性が高い。また、シュンギク種子に対して低温処理を行っても同様に耐暑性が向上する。 キー...
要約 イタリアンライグラスとトールフェスクの属間雑種フェストロリウムは、集約的な放牧下で生産性、採食性が良好であり、適切な放牧強度で利用すれば、長期間の利用が可能である。 キーワード 放牧管理、イネ科...
牛末梢血リンパ球画分の熱ショックタンパク質発現誘導比と夏季泌乳能力の関係
要約 春季分娩牛における末梢血リンパ球画分の熱ショックタンパク質(HSP)発現誘導比は、夏季高温環境下の泌乳量および全固形分量と高い正の相関関係がある。 キーワード 家畜生理・栄養、乳牛、耐暑性、熱ショ...
要約 6月中旬植の「コシヒカリ」の食味と同程度以上を維持するための登熟温度を食味からみた登熟適温とすると、食味が最も安定して優れる登熟適温は「コシヒカリ」と「ヒノヒカリ」ともに25℃前後である。 キーワ...
ノニルフェノールは牛末梢血リンパ球画分の熱ショックタンパク質発現を抑制する
要約 高温処理に対して牛末梢血リンパ球で発現する熱ショックタンパク質(HSP)はノニルフェノールにより発現が抑制される。また、その発現抑制反応は温度に依存し、還元型グルタチオンおよびアスコビン酸添加で緩...
牛末梢血リンパ球画分の熱ショックタンパク質(HSP)発現評価法
要約 牛から採取した血液に43℃、30分の熱ショックを与え、38℃、6時間培養後に比重遠心法で回収したリンパ球画分と無処理区のHSP発現比率からHSP発現誘導比が評価できる。 キーワード 乳牛、耐暑性、熱ショックタ...
ミトコンドリア型スモールヒートショックプロテイン遺伝子を導入したタバコの耐暑性〔研究〕
要約 トマトのミトコンドリア型スモールヒートショックプロテイン(MT-sHSP)遺伝子を、センス向きに導入したタバコは耐暑性を示す。また、アンチセンス向きに導入したタバコは熱感受性を示す。 背景・ねらい いわ...
要約 アグロバクテリウム法を用いて、シクラメン9品種の黄化葉柄から遺伝子組換え個体が作出できる。GUS遺伝子を導入した再分化個体の各組織においてGUS活性が認められ、この技術は広くシクラメン品種へ適用でき...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 夏キュウリの施設栽培において、45℃が1時間持続するように温室密閉処理を行うと病害虫の発生抑制ならびに草勢維持に効果がある。品種は耐暑性の強い「大将」などが適し、10日当たり2~3回程度処理する。ダニ...
要約 サヤインゲン品種「黒種衣笠」を種子親、「ハイブシ」を花粉親として得られる雑種を栽培すると着莢が極めて不良となるが、逆交配のF1は正常に着莢し花粉稔性も高い。この不稔は「黒種衣笠」の細胞質雄性不稔...
要約 地中点滴装置を用いて、窒素施肥量を低減したかん水施肥を行うことにより、ハクサイの結球重量は慣行施肥栽培と同等であるが、心腐れ症を軽減することができる。軽減の程度には品種間差異が認められ、耐性の...
要約 移植により造成し、放牧利用した属間雑種フェストロリウムの生産量と採食量はトールフェスクより高く、栄養価はペレニアルライグラスとトールフェスクの中間にある。フェストロリウムは強放牧すると衰退につ...
要約 サヤインゲン品種‘黒種衣笠’を種子親、‘ハイブシ’を花粉親として得られる雑種を栽培すると着莢が極めて不良となるが、逆交配のF1は正常に着莢し花粉稔性も高い。この不稔は&lsquo...
要約 水耕施設における夏どりホウレンソウの品種としては、耐暑性に強くて、収量の多い、「ジョーカー」と「パレード」の両品種が適する。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜研究室 背景・ねらい 本県における水耕...
要約 サヤインゲンの花粉稔性は開花約10日前の高温ストレスにより低下する。花粉稔性と着莢率の間には高い正の有意な相関関係(r=0.98)が認められる。開花約10日前の高温感受性を花粉稔性により検定することで...