多年生バイオマス作物における放射性セシウム濃度とガス化時のセシウムの回収
要約 収穫部位(茎葉部)に含まれる放射性セシウム濃度は自然減衰より早く経年低下し、2014年の移行係数は0.147以下で、茎葉部より地下茎部・根部で高い。バ...
遮光ホワイトアスパラガス伏せ込み促成栽培において、雌雄株で株あたり収量の差はない
要約 アスパラガスの堀上げ時根株重は雌株で重く、伏せ込み促成栽培で遮光ホワイトアスパラガスを収穫すると茎数は雄株で多いが、株あたりの収量および早...
紫外線除去フィルム被覆による濃赤色リーフレタスの生育促進と被覆解除後の着色回復
要約 春どり作型において紫外線除去フィルムを被覆して赤色リーフレタスを栽培すると濃赤色品種では生育が促進する。葉のアントシアニン含量は被覆によって低下するが、収穫前に被覆を解除することで増加する。 ...
ジャスモン酸メチルは蕾段階で収穫したトルコギキョウの着色ムラを改善し、開花を促進する
要約 大輪八重咲きのトルコギキョウでは、蕾段階で早期に収穫を行うと、蕾の際の緑色が開花後まで残る着色ムラと呼ばれる現象が生じる。ジャスモン酸メチ...
キクタニギクの高温開花遅延において高温感受性が高いのは暗期後半である
要約 キクは高温で開花が遅延することが問題となっている。キクタニギクにおいて高温に対する感受性が高い時間帯は暗期後半である。高温による開花遅延はフロリゲン様遺伝子の発現抑制によるものである。 キーワ...
傾斜地の多い中山間地において多目的に利用できる小型栽培管理ビークル
要約 各種作業機を交換することにより、田植えおよび管理作業など多目的に利用できる農用車両である。また、前後方向および左右方向への耐転倒性が高いため、圃場の出入りや傾斜路面の走行時の安定性が向上する。...
要約 支柱を用いてテグスを圃場上面1mの高さに1m間隔で平行に張り、側面は25cm間隔で4段のテグスで囲むことで、カラスの侵入を効果的に抑えられる。短時間で簡易に設置と撤去ができ、作付ごとに圃場を移す畑作物...
要約 麦類の赤かび病かび毒汚染低減技術の高度化を図るため、都道府県の研究者および専門的な指導者を対象に、科学的根拠に基づいて追加・拡充して改訂した生産工程管理マニュアルである。 キーワード 赤かび病、...
要約 高精度水田用除草機等を活用した除草体系をはじめ水稲の有機栽培管理技術についてわかりやすく解説したマニュアルである。現地実証試験の概要や生産費についても掲載しており、慣行栽培を行っている生産者が...
バンカー植物を用いた捕食性天敵タバコカスミカメ利用技術マニュアル
要約 バンカー植物としてスカエボラとバーベナを利用することで、捕食性天敵であるタバコカスミカメの密度を安定して維持することが可能になり、キュウリのアザミウマ類とトマトのコナジラミ類を低密度に抑制でき...
1kmメッシュの農業気象データを全国について作成・配信するシステム
要約 このシステムは、日平均気温など9種類の日別気象データを日本国内の任意の地点/地域、1980年~当年の任意の日/期間について約1kmのメッシュで提供する。最長26日先までの予測値を含むデータを、ファイル操作...
苦土石灰のうね内部分施用と低吸収性ダイズ品種による子実カドミウム濃度低減
要約 深さ20 cmまでの平均カドミウム濃度が1.4 mg kg-1と高い水田転換畑の場合、土壌pHが6.5に近づくように全面施用の苦土石灰量の50%をうね内に部分施用とし、低吸収性ダイズ品種・系統を用いれば、子実カドミウ...
要約 サトウキビ白葉病の媒介虫であるタイワンマダラヨコバイMatsumuratettix hiroglyphicusおよびヤマトヨコバイYamatotettix flavovittatusの試験期間(20日間)を通した平均移動距離は、それぞれ162.1m、387.5...
高温期ホウレンソウの収穫前遮光除去・晴天日遭遇後収穫による品質向上技術
要約 高温期ホウレンソウにおける遮光栽培で、出荷基準を満たす草丈を確保した上で、硝酸含量を低減し、アスコルビン酸含量、株重・葉色の向上を図るためには、草丈20cm程度で遮光資材を除去し、5~8日経過した後...
キャベツの出荷予測による産地間リレー出荷策定支援アプリケーション
要約 キャベツの生育モデルとメッシュ農業気象データによるシミュレーションにより、予め設定した複数の地域での出荷予測が可能である。キャベツのリレー出荷が想定される複数産地を組み合わせて、長期出荷するた...
レタスの安定的な契約取引を支援する作付計画策定・出荷予測アプリケーション
要約 レタスの契約取引を行う出荷団体を対象とした、生育シミュレーションに基づく出荷予測アプリケーションと契約取引支援マニュアルである。契約条件に応じた作付計画の策定、週別出荷数量の予測と取引先への情...
要約 「コシヒカリ」の作期・窒素施肥法による生長・収量の変動を説明する水稲生育予測モデルによって推定された一籾あたり利用可能炭水化物量と同窒素量は、実測の乳白粒率および背基白粒率と強い負の相関関係に...
関東地域のダイズ有機栽培には「フクユタカ」の7月上~中旬播種が適している
要約 関東地域におけるダイズ有機栽培には、中~晩生の品種が適している。「フクユタカ」は関東地域の一般的な標準播種期よりやや遅い7月上~中旬に播種することで、カメムシ等による吸汁害が軽減され、200kg/10a...
要約 リンゴで着色向上のため早期に摘葉処理する場合は、摘葉後の葉果比が60となるように着果量を制限すると、色づきのよい高糖度の果実を生産できる。 キーワード 着色、糖度、みつ、葉果比 背景・ねらい リンゴ...
要約 吸収リン量に対する乾物生産量を示す一つの重要な指標であるリン利用効率(PUE)に関する量的形質遺伝子座(QTL)は、イネゲノムの第1および11染色体上にある。 キーワード イネ, リン利用効率, ゲノムワイド連...