要約 カラー繭・生糸は全齢人工飼料育の5齢期蚕児に染料を添加した飼料を供与することによって生産できる。繭・生糸の着色度合いは染料の種類や給餌時期で異なる。カラー生糸を精錬すると褐色するため、着色部位...
要約 夜間分娩事故防止、省力化等のため、夜間給餌による昼間分娩誘起試験を行った。 酪農家の作業時間帯内で高い昼間分娩率を示し、初産牛と経産牛、分娩予定日以前と後の成績、季節の影響等を明らかにし、予定...
要約 ホルモン製剤の1回投与により、複数黄体を形成させ、左右両子宮角に2胚移植を行ったところ、受胎率や双子生産率が向上した。 背景・ねらい 双子生産技術は肥育素牛の生産コスト低減や効率的改良のために有効...
要約 鳥骨鶏の産卵率の選抜を実施し、産卵性(平均産卵率53%)の優れた鳥骨鶏系統を造成した。 背景・ねらい 近年、健康志向、自然食ブームに乗って、各種の鶏卵が差別化商品として高価格で取引されている。鳥骨...
要約 ツインダイス式成型機における鶏ふん堆肥の成型には、作業性の観点から堆肥の水分含量は20~25%、粒径は4~8mmが優れる。成型堆肥の斉一性、平滑性、破断強度、耐久性は、堆肥の粗繊維含量の増加、粗灰分含...
要約 1980年から1995年の16年間に国内で分離された牛,豚,鶏由来サルモネラの血清型別結果をまとめた。牛由来株はDublin,Typhimuriumの2血清型が84.3%を占めた。豚由来株はCholeraesuis,Typhimurium,Derb...
要約 黒毛和種子牛を哺育柵を利用し、朝夕2回の制限哺育とすることにより、早期離乳が容易である。哺育柵は、母牛の左右両側に金属パイプとコンパネで作成されており、母牛を入れ換えることにより、2組の親子の...
分娩前後同一TMR(混合飼料)給与による高泌乳牛の飼養管理技術
要約 分娩前に泌乳前期用TMR(体重の1%(DM))とチモシー乾草の自由採食とすることにより、分娩直後からTMRの自由採食が可能で、採食量は順調に増加する。乳量は分娩後2週目には最高乳量の8~9割に達し...
要約 ウェットフィーディングにしたり給餌器と給水器を近くに設置することで、従来の豚舎内に比較して、粉塵量は25~50%、臭気指数は13~20%低減することが可能である。 背景・ねらい 畜産経営に起因...
要約 キボシカミキリ幼虫の人工飼育において、人工飼料の給餌量が幼虫期間や羽化率に大きく影響した。孵化幼虫を人工飼料が5g入った容器で個体飼育すると、飼料の追加なしに、従来の飼育法より短期間で生育、体重...
要約 カイコの尿素態及びアンモニア態窒素の特異的な代謝について、トレーサーや代謝阻害剤を用いて解析し、アンモニア態窒素の同化にグルタミン合成酵素とグルタミン酸合成酵素が関与していることを明らかにした...
要約 乳量変動に対する暑熱ストレスの影響を時系列解析により評価した。その結果、温熱環境変動の乳量に対す影響はその2~3日後に最大となり、また、THI(温湿度指数)としては最低気温THIの方が最高気温THIより...
要約 乳量変動に対する暑熱ストレスの影響を時系列解析により評価した。その結果,温熱環境変動の乳量に対する影響はその2~3日後に最大となり,また,THI(温湿度指数)としては最低気温THIの方が最高気温...
要約 当場で開発した稚蚕人工飼料育用簡易飼育装置を用いると、無拡座でも給餌回数の削減ができたので、稚蚕人工飼料育給餌作業の削減による大幅な省力化と蚕作の安定化のため多回育養蚕農家での導入が可能となる...
要約 泌乳牛の窒素出納試験を行い,産乳に対する粗蛋白質要求量(LCP,g)の推定式を作成した。すなわち,乳蛋白質量(LP,g)とそのLCPとは非直線関係にあり,LCP=0.3696×LP1.2682(R2=0.7587)なる推...
要約 泌乳牛のエネルギー出納試験を行い、乳エネルギーの推定式を作成した。摂取エネルギーの平均は371MJであり、代謝エネルギーの乳エネルギーへの利用効率(kl)は64.0%であった。乳脂率4%の牛乳1kg生産に...
要約 泌乳牛のエネルギー出納試験を行い,乳エネルギーの推定式を作成した。摂取エネルギーの平均は371MJであり,代謝エネルギーの乳エネルギーへの利用効率(kl)は64.0%であった。乳脂率4%の牛乳1kg生産に要...
要約 シバは、酵素法によるセルラーゼ不溶性分画(Ob)が乾物中71.0%と消化性の低い飼料であり、年次的にも季節的にも変動が少ない。推定TDNは50.0%、推定DCPは4.9%で、生育期間を通じて質的にきわめて安定し...
要約 トウフ粕(乾燥)を中心に調整した飼料を黒毛和種去勢牛に給与したところ、発育、飼料摂取ならびに枝肉生産状況が良好で、飼料費の低減が図られたことから、トウフ粕(乾燥)の利用は低コストで高品質牛肉を...
要約 しまりがよくない脂肪(中間脂)や軟脂の発生原因について調査した結果、中間脂については原因を明らかにすることはできなかったが、軟脂は一般に指摘されているように残飯多給がその主な原因と思われる。ま...