要約 カンキツ「カラ」は二次肥大が始まる直前の糖度が最も高い時期に収穫し、低温貯蔵することで高糖度を維持しながら、出荷時期を1ヶ月程度遅らせることができる。貯蔵時の庫内温度は5~10℃に保つのがよい...
要約 給与飼料の半量を乾燥粉砕した食品工場副産物(中華まん、カステラ)で代替して肥育前期(40kg)から肉豚に給与すると、皮下内層脂肪のリノール酸含量は少なく脂肪のしまりが良くなり、かつ、ロース芯の脂肪...
要約 肥育後期への高デンプン・低蛋白・低脂肪飼料及び配合飼料の50%をパンくずで代替した高デンプン飼料の給与は、肥育期間は延長するが、胸最長筋中の粗脂肪含量(脂肪交雑)は増加する。 キーワード 粗脂肪含...
要約 春咲きグラジオラスの多くの品種は、定植時期により開花調節が可能であるが、「ブルーチャーム」と「トリステス・コンコロール」の2品種は、球根を低温処理することで開花が促進され、10℃で30日間乾燥貯蔵し...
要約 日本ナシ「豊水」は有機配合肥料区に比べ肥効調節型肥料区は収量が多く、果実品質も優れ、年1回施肥や年間窒素投入量を削減するなど、施肥作業の省力化が可能となり、環境への負荷も軽減できる。 キーワード...
要約 家畜ふん堆肥を主体に、油粕などの有機質資材と混合して肥料成分を調整し、ローラーディスクダイ方式で成型する成分調整・成型堆肥の生産システムは、10t/日の生産規模で247百万円の設備費となり、生産コス...
要約 丹波黒大豆を1月中旬まで立毛で置いておくと子実水分が20%以下、茎水分は35%以下まで乾燥しコンバイン収穫が可能となる。大豆・そば用コンバインで収穫すると機械損傷粒は2%以下と少なく、省力大規模生...
集卵トレー等の次亜塩素酸ソーダ消毒によるサルモネラの農場汚染防止技術
要約 集卵トレー・コンテナを介したサルモネラの採卵鶏農場への侵入を防ぐ方法として、次亜塩素酸ソーダ消毒液による集卵トレー・コンテナの消毒は、10分間の浸漬でサルモネラの殺菌に有効である。 キーワード 集...
高エネルギー飼料を給与した雄の秋田比内地鶏のもも肉の成分特性
要約 県推奨の「比内鶏」雄×「ロードアイランドレッド種」雌の交配方式で生産した「秋田比内地鶏」の雄ひなは、高エネルギー飼料の給与によってもも肉の成分特性値が従来の飼育方法による比内地鶏雌と雄の中間の...
乾燥から精米の調製作業を自動で行うことのできる穀物自動乾燥調製装置
要約 乾燥から精米に至る一連の作業を自動で行うことのできる装置である。遠赤外線乾燥、遠心籾摺、縦型研削摩擦精米、色彩選別、残穀処理により高品質な穀物の収穫後処理を可能にする。また、本装置は低騒音で作...
要約 STS-PCR法により、平成12年度導入新奨励品種「めんこいな」の精白米1粒からの品種判別法を開発し、明確な秋田県奨励米の品種判別が可能である。 キーワード DNA鑑定、めんこいな、STS-PCR法、精白米1粒、...
要約 発芽前のオウトウを-3℃の雪室で貯蔵し、9月下旬から3℃前後で順化した後、10月上旬から加温ハウス栽培を行うことにより、年末年始出荷が可能となる。さらに、収穫後のオウトウを5月上旬から3℃の雪室で貯蔵し...
要約 丹波黒大豆の乾燥作業において、自走式脱莢機と葉たばこ乾燥機を組み合わせた莢乾燥体系を採用すると、投資額は大きくなるものの常温定湿乾燥機を利用するよりも早期の出荷量が多くなり、高収益を追求する積...
要約 マイタケの抽出液を疎水クロマトグラフィー用充填剤に吸着・溶出させることにより、タンパク質から生じる苦味を分解する酵素液が効率的に製造できる。 背景・ねらい 牛乳、卵、ダイズなどは、各種発酵食品、...
要約 分解性ポット(サブストレートポット)は小型・軽量で輸送性に優れ、そのまま定植できるため、イチゴの挿し苗に利用すれば育苗および定植作業を大幅に省力化できる。また、窒素中断がしやすく定植後の活着も...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 クリ果実を温湯浸漬により果実内温度50℃を30分間維持した後、水で冷やすとクリシギゾウムシ幼虫の果実からの脱出を防止する効果が高く、5℃で貯蔵すると26日後も果肉の変色や異臭がなく、味も変わらない。 キ...
要約 マイタケのエンドペプチダーゼを利用して、豆乳などの蛋白質溶液を分解することにより、アンジオテンシン変換酵素阻害能を有する飲料が製造できる。[キ-ワ-ド] 背景・ねらい 新潟県はマイタケの主生産県...
要約 チューリップ等で用いられている球根掘取機を改良したニホンスイセン球根用掘取機は、従来の手作業能率の8倍である。 キーワード ニホンスイセン、球根用掘取機、作業能率 背景・ねらい 福井県花である越前...
要約 一連の堆肥生産過程において、生ふんの搬出、堆肥化、後熟保管といった各段階で尿酸は固有の分解速度を示す。各段階における尿酸分解の変動要因を考慮することで、鶏ふん堆肥中の尿酸量を制御することができ...