新品種の高接ぎ更新における「宮内伊予柑」の中間台木としての有効性
要約 「宮内伊予柑」を中間台木に用いた「不知火」、「せとか」、「あまか」、「はるみ」、「ありあけ」の高接ぎ4年後の樹勢、結実性、品質は良好で、「宮内伊予柑」を用いた高接ぎ更新は可能である。 キーワード...
要約 粗摘果を控えるか軽く行い、樹体に強い着果負担をかけた後、9月中旬頃に仕上げ摘果を葉果比25 40程度になるように行うと、果実はやや小さくなるが成熟期まで果実への糖集積が促進され、糖度が高く、果皮色が...
排出液を再利用するバラの新しい閉鎖型ロックウール栽培システム
要約 ロックウール栽培で、培養液を点滴で給液し、排出された余分な培養液を底面給水により再利用するバラの閉鎖型栽培システムを開発した。このシステムで半年間栽培したバラは、かけ流しロックウール栽培に比べ...
要約 四国中山間地で周年生産ができるレタスとキャベツの適品種を選定した。レタスは春まきに「サマーランド」、夏まきに「みずさわ」、秋まきに「バークレー」、冬まきに「しずか」、キャベツは春まきに「W717」...
中山間傾斜地帯における葉菜類主幹の経営モデルによる機械の導入
要約 線形計画法を用いて策定したレタス・キャベツ周年栽培体系モデルにおいて、乗用型野菜移植機・ブームスプレーヤ等を導入するには、畑地面積が労働力に応じて170~260a以上必要であるが、中小規模経営でも、...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
カンキツ黒点病防除におけるマンゼブ水和剤とDMTP剤との混用散布法
要約 カンキツ黒点病の代表的防除薬剤であるマンゼブ水和剤と主要殺虫剤であるDMTP剤との混用は、DMTP剤の剤型が水和剤より乳剤の方が黒点病の防除効果を持続させるので、乳剤との混用が効果的である。 キーワー...
要約 マンネンボシは出穂期、成熟期ともイチバンボシよりやや遅い早生の裸麦である。品質が良好で、耐倒伏性が強く、多収である。県下の裸麦生産地域における適応性も高く、奨励品種に採用し普及をはかる。 キー...
要約 水稲「媛育50号」は出穂期、成熟期とも「ヒノヒカリ」並みの中生の良質、良食味品種である。短稈で耐倒伏性はやや強く、登熟は良好で収量は「ヒノヒカリ」並みである。愛媛県で奨励品種に採用する。 キーワ...
要約 ユリ花粉に耐病性遺伝子と選抜マーカ遺伝子からなるDNAを導入処理し授粉すると多数の胚を得ることができる。得た胚を選抜培養することにより、耐病性遺伝子を持つ遺伝子組換えユリを作出できる。 キーワード...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 愛媛県農業試験場が県内の中山間地から収集・選抜を行った数系統の地ばれいしょの内、S-6は、収量が少なく、秋作での出芽が遅いが、赤皮でいもが小さく、また煮いもは粘りが強くて煮崩れが少ない特徴があり...
要約 愛媛県農業試験場が県内の中山間地から収集し、選抜・保存してきた「愛媛在来系」は、県内4カ所の中山間地での現地適応性評価の結果から、優良と認められ、「愛媛在来系」を利用した地域特産こんにゃくへの...
要約 幼穂を包む立毛のイネ止葉葉鞘内へ植物ホルモンの2,4-Dを注入し,10日後幼穂を露出することで,再分化能の高い未受精胚由来カルスを省力的に採取できる。 背景・ねらい
イネの未受精胚カルス培養法は...
要約 デルフィニウムの採花4日目の小花では、シロイヌナズナ等が持つエチレン受容体遺伝子群(ETR1)のエチレンレスポンスセンサー(ERS)遺伝子と類似したmRNAが存在する。 背景・ねらい
デルフィニウムの育種で...
要約 愛媛県在来ナス‘松山長’および‘絹皮’の葯培養において、低温期の一核期花粉を含む葯を供試すると、効率的にカルスが誘導できる。カルスを1~10mg/リットルのカイネチンを添加した培地に置床することにより...
要約 春にアスパラガスを発泡スチロール容器で輸送すると、市場等で茎がへこむ障害が発生することがある。密閉条件で保蔵温度が15~20℃で発生するが、通気することで障害発生は回避できる。 背景・ねらい
ア...
要約 カーネーションをつぼみ状態で採取し 、できるだけ早く開花させるために 高温で強制開花処理すると花弁に色あせが生じるが、スクロース濃度を7%以上にすることにより、アントシアニン色素の生成が促進され...
要約 ホウレンソウを、列状に分割したセルトレイで育苗した後、セルトレイごと 本圃に直置きし、栽培すると、夏秋どりでも欠株率は少なく、正常に生育し、高い可販株率が得られ、しかも束どり収穫ができる。 背景...