要約 交雑種去勢牛に稲わらの代わりに稲発酵粗飼料を給与すると、牛の嗜好性が良く、肉質も良好で、肉色・脂肪色に影響しない。また、牛肉中のビタミンE含量が増加して肉保存中の肉色変化や酸化を抑制する効果が...
背景・ねらい
大型クラゲの漁業被害を軽減するため、底びき網や定置網では、漁獲を維持しつつ網に入った大型クラゲを排出する技術開発が進められている。これらの技術開発に加え、沿岸に来遊する大型クラゲ...
背景・ねらい
定置網への混獲問題などに関連して、沖縄のジュゴンを保全する動きが高まっている。しかし、目視などの従来手法でジュゴンの特定水域への来遊を観測することは難しい。本研究では、ジュゴンの...
背景・ねらい
バイオディーゼル燃料(BDF)は、植物油脂などの再生可能な資源からつくられる軽油代替燃料であり、地域バイオマス資源の活用やカーボンニュートラルによる二酸化炭素の排出削減など環境に優...
ターゲットストレングス推定に必要なミナミマグロ幼魚の魚肉内音速測定
背景・ねらい
SBTの音響資源調査を行うにあたり,そのTS情報を得ることは重要であり,特にソナーを用いた音響調査の場合は,背方向のみならず,三次元的な全方位の音響散乱特性を知る必要がある.音速比hは...
背景・ねらい
アマモ場の減少は埋立で潰される直接的要因に加え,海岸線が単調化された結果,波・流れ等の物理環境が激化,アマモが根を張るための海底の砂泥(底質)が巻上がりやすくなり(不安定化)ア...
サークルフック(ねむり釣針)がはえ縄漁業におけるサメ類の漁獲に及ぼす影響
背景・ねらい
漁業における混獲死亡は海亀個体群の減少要因の一つであり,適切な漁業管理を通じた漁業と海亀の共存が求められている。各大洋の国際的な地域漁業管理機関においても,海亀の混獲回避措置に関...
要約 シバ型草地放牧によって変色を抑制する機能を持つ筋肉中のビタミンEやβ-カロテンは増加するにもかかわらず、胸最長筋、腰最長筋、半腱様筋では放牧によって変色は速くなる。一方、中殿筋や大腰筋、半膜様筋...
要約 飼料イネ用新品種「タチアオバ」は、通常の収穫作業では脱粒はほとんど見られず、麦跡等の普通期移植栽培・直播栽培およびたばこ跡等の晩期移植栽培のいずれでも糊熟期~黄熟期での稲発酵粗飼料としての収穫...
要約 水稲乾田不耕起直播栽培の前作として緑肥作物のレンゲ、ヘアリーベッチを作付けし、水稲播種前に刈落とすと、刈落とした緑肥作物が田面を被覆することにより雑草の発生が抑制され、緑肥作物の肥料効果により...
要約 水田作土の可溶態カドミウム濃度と土壌pHを測定することにより、玄米のカドミウム濃度の最高値が 予測できる。作付け前にリスク程度が把握できるため、生産現場に対して、きめの細かな指導が可能になり、 ...
要約 他殖性作物であるタマネギにおいて、既知品種についてDNAマーカー保有率のカタログ化を行い、被識別品種のDNAマーカー保有率を統計的に検定することによって品種識別が可能である。 キーワード タマネギ、他...
要約 アズキほ場に複合性フェロモン剤を処理すると、ハスモンヨトウの未交尾率及び雄の誘引阻害率は ともにほぼ100%を示し、高い防除効果が認められる。また、オオタバコガ、タマナヤガ、 シロイチモジヨトウに...
要約 レタス定植時に、食酢の100倍液をm2あたり1.5リットルかん注処理すると、 Olpidium brassicae遊走子の感染を防ぐことによりレタスビッグベイン病の発生を抑制することが できる。 キーワード 食酢、特定農薬、...
要約 スーパーマーケットの販売期限切れ食品と食パン耳・余剰麺類を乾燥した2種類の食品リサイクル 飼料を、配合飼料と一部代替して肥育豚に給与すると、胸最長筋内脂肪含量の増加した柔らかい霜降り 豚肉が生産...
要約 ポットハボタンのカルシウム欠乏では生育不良と下位葉の枯死、ホウ素欠乏では上位葉の生育不良、 根の発達抑制が認められる。マグネシウム欠乏では下位葉の黄斑、鉄欠乏では上位葉のクロロシスが顕著で ある...
航空機リモートセンシングによる水稲玄米中タンパク質含有率の推定
要約 広域圃場でのキヌヒカリ、ヒノヒカリの水稲玄米中タンパク質含有率は、水稲の穂揃い期から 出穂後25日目頃までに航空機で撮影されたハイパースペクトル画像から、620nmと593nmのバンドのNDVI画像を 作ること...
閉鎖型育苗装置を利用したコンパクトで花数の多いトマト苗の生産
要約 人工光(35w6本/育苗箱4枚)を使い炭酸ガス濃度1,000ppmの閉鎖型育苗装置で日長12~20時間、 培養液濃度1.2~4.8dS/m、平均温度20~25℃で育苗すれば、トマト苗は周年育苗可能で、草丈が低く、 第1花房の収...
要約 水稲不耕起乾田直播栽培のイネ播種後入水直前にシハロホップブチル乳剤とハロスルフロンメチル水和剤を 施用し、入水後は湛水管理することで、従来方法と同等の除草効果が得られるとともに、除草剤の施用回...
要約 亀甲じわは単粒子実水分が13%未満に乾燥した後に、種皮が吸湿すると子葉から種皮が剥離し、立毛中に吸湿と乾燥の繰り返しによって、発生と消滅を繰り返しながら増加する。そのため、従来より早い時期に収穫...