要約 極小粒大豆「東山204号」は納豆加工適性及び納豆の食味に優れ、裂皮が少なく、外観品質も優れる晩生の系統である。 キーワード ダイズ、東山204号、納豆、裂皮、晩生 背景・ねらい 新潟県では納豆用極小粒品...
要約 ハーブ類を栽培している大型施設(1,000m2規模)において、複合交信撹乱剤(アルミゲルア・ウワバルア・ダイアモルア・ビートアーミルア・リトルア剤)を200本/10a設置することにより、ハスモンヨトウ及びコ...
要約 ヒョウタンゾウムシ類成虫がラッカセイほ場に侵入した場合、プロチオホス粉粒剤の株元散布により防除できる。前年に被害が発生したほ場では、ラッカセイの播種を遅らせて6月上旬まで無作付けで管理すると、...
要約 本システムは、化学肥料窒素量及び堆肥の肥料的効果を考慮しながら、目標とする肥料成分量を過不足なく満たす堆肥、有機質肥料、化学肥料の施用量がパソコンで簡易に算出できる。 キーワード 施肥設計、ちば...
要約 畑土壌を100℃で6時間煮沸浸出した溶液から有機態窒素含量を求める煮沸浸出法は、小型反射式光度計を利用して迅速に可給態窒素含量を推定できる。 背景・ねらい 環境への負荷を低減するためには、土壌の窒素...
半促成トマトの栄養診断に基づく追肥は接ぎ木栽培で自根栽培より減肥が可能である。
要約 半促成トマトの接ぎ木栽培において、葉柄汁液の窒素栄養診断に基づいて追肥をすると、総施肥窒素量は自根栽培に比べて21~25%低減する。本施肥法による収量・品質は自根栽培と同等である。 キーワード 半促...
スイカトンネル栽培における被覆肥料を用いた窒素の大幅な減肥技術
要約 スイカトンネル栽培において、被覆肥料(リニア型70日タイプ)を全量基肥として用いることにより、施肥窒素利用率が向上し、施肥窒素量を標準施肥量の50%低減しても収量、品質が確保できる。また、跡地の土...
要約 2月下旬から3月中旬まで播種期を前進させた乾田直播栽培では、降雨後3日以上湛水しないように排水対策を行うとともに、種子消毒剤を塗沫して乾籾を播種する。レベラ整地後にディスク駆動式汎用不耕起播種...
大莢で、ゆで豆向きのらっかせい新品種候補系統「関東102号」
要約 らっかせい「関東102号」は、晩生の大莢系統である。特にゆで豆用栽培に適し、食味が良く「郷の香」よりも多収である。 キーワード らっかせい、大莢、ゆで豆、良食味 背景・ねらい 国産落花生は、主に煎り...
早期播種による「コシヒカリ」乾田直播栽培の好適な苗立ち数と施肥法
要約 早期播種による「コシヒカリ」の乾田直播栽培(壌質土)では、苗立ち数を100本/m2程度とし、肥効調節型肥料LPS40、LP70及びLPSS100を2:1:2の比率(窒素成分量6kg/10a)で混合し、播種溝へ種子と同...
要約 低グルテリン米の新品種「ゆめかなえ」は、成熟期が「コシヒカリ」と比べて9日早い中生の粳品種で、食味は「コシヒカリ」に劣るが、既存の低グルテリン米品種「エルジーシー1」には優る。耐倒伏性は「やや...
要約 大風量の差圧通風予冷において、氷蓄熱高湿度冷蔵庫では直膨式冷蔵庫よりコカブの重量減少が小さく外観品質も良い。また、通い容器を用いるとダンボール箱と比べ1/5の静圧差で同じ冷却速度が得られる。 ...
SNP判別PCRを利用したツマグロヨコバイ抵抗性イネの効率的選抜技術
要約 ツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子をもつイネのDNAマーカーによる選抜には、SNP判別PCRを用いる方法が、CAPS法を用いる従来の方法より、簡便かつ低コストである。 キーワード 育種選抜、DNAマーカー、ツマグロヨ...
要約 千葉県の登録品種であるベゴニア「コーラルファンタジー」(濃桃)の葉挿し繁殖株から花色の変異個体を確認し、花色・花型の優れた新品種「クリーミーファンタジー」(淡黄)と「アプリコットファンタジー」(浅...
ブルーベリーにおける防虫網を用いたオウトウショウジョウバエの物理的防除
要約 ブルーベリー園を目合い0.98mmの網で被覆すると、オウトウショウジョウバエの被害を完全に防止できる。網の被覆は、ブルーベリーの樹体、生産性及び果実品質に影響を及ぼさない。 キーワード ブルーベリー、...
要約 乳牛のふん尿の堆肥化時にバイオディーゼル燃料(以下BDFとする)製造副生成物を5%程度添加することにより、堆肥化初期温度の立ち上がりが早くかつ高くなり発酵期間が短縮される。また、連続的に添加す...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
高脂質・高タンパク質コンビニエンスストア残さの地鶏用飼料への添加
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品の内、高脂肪の素材を乾燥処理後一般配合飼料に0、10、20%上乗せして地鶏(房総地どり)に給与すると、発育が改善され、嗜好性に差がない肉が生産さ...
エキスパンダー加工飼料の配合による採卵鶏の排せつふん量低減化
要約 エキスパンダー加工飼料を5%、10%および15%採卵鶏用配合飼料に配合したものを採卵鶏に給与すると消化吸収が改善され、10%飼料配合は、鶏卵の生産性に及ぼす影響もなく、排せつふん量が生ふんで約10%、...
有機酸製剤や繊維分解酵素製剤が採卵鶏の生産性と排せつ物に及ぼす影響
要約 繊維分解酵素を含む有機酸製剤や数種の繊維分解酵素を含む製剤を添加した飼料を採卵鶏に給与すると、排せつ物量が減少する傾向にある。さらに繊維分解酵素を含む有機酸製剤を添加した飼料給与により産卵前期...