要約 メロンの少量土壌培地耕は、半促成栽培で果重、品質とも安定し実用化が可能である。養水分管理は、開花25日後から培養液を水に変えることによって、糖度が高まり、窒素施用量も削減できる。仕上げ期の給液量...
要約 5月中下旬移植の水稲無除草剤栽培で、乗用型米糠散布機で米糠を散布後、株間対応乗用型除草機で機械除草を2回行い、移植直後から7月初旬まで深水管理すると、収量は除草剤栽培のやや減にとどまり、慣行の...
要約 左右対のフレキシブル管に円錐ノズルを取り付けた散布部と、これを支える車輪部により構成される薬液散布装置は、少量土壌培地耕による高設栽培イチゴの防除作業を省力化でき、散布薬液量を削減することがで...
要約 5月中旬移植の水稲無除草剤栽培で、移植直後から7月初旬まで深水管理し、1回目の機械除草を代かき12~13日後に行ってから、2回の機械除草を行うと抑草効果がある。さらに、米糠施用と機械除草を組み合わ...
要約 弾性ポールの柔軟性を利用した侵入防止柵「ジャンボ」はサルとイノシシに対して高い侵入防止効果があり、耐雪性が高い。 キーワード サル、イノシシ、耐雪型、侵入防止柵、ジャンボ 背景・ねらい サルやイノ...
要約 弾性ポールの柔軟性を利用したサーカス型屋根網を有する侵入防止柵「サーカステント」はサルに対して高い侵入防止効果があり、イノシシに対する回避効果も高い。 キーワード サル、イノシシ、侵入防止柵、サ...
要約 捕獲イノシシの上顎と四脚を豚保定器で固定して発信器を装着する方法は、麻酔による方法より簡便で放獣後の死亡率も低い。 キーワード 野生イノシシ、発信器、豚保定器、固定装着 背景・ねらい 野生イノシシ...
要約 畦畔の草刈りを稲の出穂期予想日3週間前頃と出穂期頃の2回行うことにより、畦畔のイネ科雑草の再出穂が抑制され、雑草穂と稲穂上での斑点米カメムシ類の発生密度が低下し、斑点米被害が軽減する。 キーワー...
施肥改善および水管理の適正化によるグライ土水田からの流出負荷軽減対策
要約 浅水代かきや強制落水の防止等の適正な水管理により濁水の流出を軽減できる。さらに、被覆複合肥料の側条施肥による追肥の省略等の施肥改善と組み合わせることで、施肥の省力化が図れるとともに、栄養塩類の...
牛糞堆肥連用の細粒グライ土水田での栄養塩類等流出負荷量とN・P収支
要約 オガクズ牛糞堆肥2t/10a/年を長期連用した細粒グライ土水田における水稲栽培では、稲わら連用田と比べて、年間のT-N、T-PおよびCODの流出負荷量が増加する。また、年間のN・P収支からみてN・Pが蓄積して...
要約 滋賀県の環境保全群落の対象植物であるザゼンソウについて、茎頂をNAA 0.1mg/l とBA 1~5mg/lを加えたMS培地で培養すると多芽体が形成する。これを分割し増殖培養を繰り返すことにより種苗が大量増殖できる...
要約 「やぶきた」一番茶新芽の開葉数は、一番茶萌芽期から0℃以上の日平均気温を積算することで予測できる。ただし、前年の中切り更新など枝を深く切り落とした茶園や茶芽の出開度が90%を越えた場合は除く。 キー...
茶園における年1回施肥と生分解性マルチを利用した窒素流亡防止
要約 被覆肥料および有機配合肥料を主体とした年1回施肥(40kgN/10a)と生分解性マルチのうね間敷設を組み合わせることで、降雨による施肥窒素の流亡が抑制され、施肥量の多い慣行施肥と同等以上の収量、品質の茶...
要約 黒毛和種雌肥育において、肥育全期間を通して繋ぎ飼育しても、通算の飼料摂取量や1日増体量および体高の伸びは、群飼育と比較して差はない。群飼育で肥育中に1日増体量が低い場合、繋ぎ飼育することにより...
夏咲き小ギクの定植前摘芯栽培におけるエテホンによる開花調節技術
要約 7~8月咲き小ギクの定植前摘芯栽培における定植期頃(セルトレイ)と定植2週間後のエテホン2回処理は、慣行の定植後2回処理よりも省力かつ低コストで、開花遅延効果が期待できる。 キーワード 7~8月咲き...
要約 栽植後2年目以降の株を用い、4月の萌芽後、伸長した茎葉を8月下旬~9月上旬に伐採し、刈り株をトタン板等で囲み、もみがらを詰めて20~30日軟化処理を行うことで、9月下旬~11月下旬に「寒ウド」として2~3...
要約 加工食品のラジカル捕捉活性を測定した結果、イチゴジャムやフキ佃煮の活性が高かった。黒大豆の煮豆・きな粉・豆乳・味噌のラジカル捕捉活性は、原料大豆より高まったが、イチゴジャム、赤カブ糠漬け、そば...
要約 大規模水田作経営で水稲湛水条播機レンタル方式により、湛水直播を導入すると、最大3.1haの規模拡大と110万円の所得増加を期待できる。また、湛水直播を4ha以上導入すれば、移植栽培より60kg/10a減収しても...
要約 ゴボウは、野生ニホンザルの被害を受けにくい作物として選定できる。[キ-ワ-ド]野生ニホンザル、被害軽減作物、ゴボウ 背景・ねらい 県内の中山間地域では、ニホンザルによる農作物被害が多発し、これま...
要約 田畑輪換栽培において、小麦栽培の石灰窒素入り肥料利用、キャベツ栽培の作条施肥、収穫残さの早期鋤込み、キャベツ跡の暗渠排水水位制御などの改善技術を組み合わせることにより、作物の生産安定・品質向上...