要約 「ゴールド二十世紀」若木の新梢誘引を7月上旬(半数の新梢が伸長を停止した時期)に行うことにより、果実の肥大促進が可能となる。 背景・ねらい 「ゴールド二十世紀」の若木では、主枝や側枝の途中から...
要約 夏播きパンジーなど多くの花壇苗は、小型容器を用いた底面マット給水による栽培が可能であった。 背景・ねらい 花壇苗は、単位面積当たりの増収を図るため、従来の9㎝ポットより小型の容器による栽培法の...
要約 スイカトンネル栽培において省力化の目的でミツバチ利用による交配を導入したところ、人工交配と比較して、着果率は同程度で、果実肥大はわずかに劣るが、糖度は高く、実用性は高かった。 背景・ねらい ス...
要約 ナガイモとイチョウイモの人工交配条件を明らかにするとともに、胚培養法を開発した。また、得られた交雑種の形質調査を行った中から、粘りが強く、かつ比較的短い「園試1号」を選抜した。 背景・ねらい ...
要約 花壇苗の6cm幅小型ポットは、慣行の9cmポット40個入りの1トレ-重が5~9kgであるのに対し、70個入り1トレ-重が3~5kgと軽量化できる。また、保水剤を容量比で用土の0.5~1.0%添加すると、...
要約 軽量育苗用土を用いた花壇苗の生育には、被覆肥料と併せて、用土の5%(v/v)のたい肥の混合が有効である。 背景・ねらい 本県では、ガーデニングブームを反映して花壇苗の栽培が増加し、県内始め関西方...
黒ボク土スイカ栽培ほ場におけるおがくず牛糞入り発酵たい肥による化学肥料削減技術
要約 黒ボク土スイカ栽培ほ場へのおがくず牛糞入り醗酵たい肥の施用量が、10a当たり2tの場合は、施肥窒素量を5割削減で、4tの場合は無化学肥料で、標準施肥窒素量と同等のスイカの収量、品質が得られる。 背景...
要約 ナシ園において交信攪乱剤を用いることによってハマキムシ類やシンクイムシ類に対する防除回数が削減できる。さらに、副次効果として、ハダニ類やアブラムシ類の天敵が増加し、両害虫の発生量が抑制されるこ...
要約 カキ「西条」の貯蔵は、ポリエチレン袋で脱気個包装した果実をドライアイス処理し、冷蔵庫内で脱渋しながら貯蔵する方法で行う。これによって、貯蔵後の果実の黒変現象が解消し軟化が抑制されて30日間の貯...
要約 ナシの接ぎ木は、新梢への切り接ぎと側枝基部への腹接ぎを組み合わせることにより、周年行うことができる。労力に余裕がある時期に接ぎ木を行い、早期に品種更新することが可能である。 背景・ねらい 鳥取...
要約 光合成専用枝を確保し、シュートを切り上げる「定植初年度の仕立て法」、採花出来ない枝を折り曲げる「冬季の整枝法」、樹高60㎝で漸次に母枝を折り曲げる「夏季剪定法」を組み合わせると、慣行栽培より収量...
中山間地域における白ネギ稚苗移植夏どり栽培の初期保温による生産安定技術
要約 中山間地域の稚苗移植による夏どり白ネギ栽培では、定植後からパスライトをべたがけで40日間、または有孔ポリをトンネル被覆して30日間保温すると初期生育が促進され、保温しないものと比較して生育が早まり...
要約 ドングリ澱粉、水、上白糖(60:30:70)を混合し加熱することにより、少ない加水量で糊状にできる。ドングリ澱粉を用いたドングリモチは硬化しやすいので、糯粉とドングリ澱粉を合わせたものと同量の糖類を...
要約 夏秋キャベツ栽培におけるコナガの要防除密度を、キャベツの結球前は1株当たり1.3頭、結球後は0.4頭と設定できる。 背景・ねらい キャベツの重要害虫であるコナガは、各種殺虫剤に対して抵抗性が発...
要約 近年、スイカ果実内部が異常となり商品価値のない果実が多くみられた。本病はメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)に起因する新病害スイカえそ斑点病であり、病原ウイルスは迅速免疫ろ紙法(簡易RIPA法)...
幼果期の低温によるニホンナシの果実肥大不良とGA3 ペーストによる果実肥大効果
要約 幼果期(満開後20~50日)の平均気温が平年値よりも1~2度低温の年には、5月末にジベレリンペースト(GA3 2.7%含有)を果梗塗布すると、低温による果実肥大の不良を軽減することができる。 背景・ねら...
要約 カキ「西条」の中晩生優良系統Gは、収穫時期が11月上中旬(11月4日~11月15日)で、大果、高糖度である。果形は、早生系西条と類似しており中程度の側溝を有する。 背景・ねらい 鳥取県における...
要約 堆肥化処理過程で発生する悪臭対策として農家自身が簡単に設置できる気液接触方法の脱臭装置を試作・検討した結果、処理風量40m3/分、活性汚泥処理水の散水でアンモニアと低級脂肪酸の除去に有効であった。 ...
要約 トルコギキョウの長期の出荷を行うため、冬季寡日照条件で育苗・栽培を経過する10月と2月播種および5月播種の作型における好適品種の選定を行った。 背景・ねらい 近年、トルコキギョウは多くの品種が育成...
要約 春穫りシロネギ 坊主不知「晩中太」の定植時期は9月下旬が適当である。この時期の定植では収穫時の分けつ数が7~10本程度となり、L規格以上の太ネギが多く、再分けつ発生率も低い。 背景・ねらい 坊...