背景・ねらい 豊後水道は瀬戸内海西部と外海を結ぶ水路で、外海水の流入による「底入れ潮」が知られているが、熱映像で内海水が豊後水道へ流出する様子が見られ、瀬戸内海水の流出も観察されている。沿岸定線デー...
背景・ねらい 大分県豊後水道海域において小型底曳網漁業を対象に,漁獲物をゴミと分離し,出荷物の鮮度向上を図るとともに,小型魚の混獲を減少させることを目的とした改良漁具の作成を検討した。
成果の内...
背景・ねらい ウイルス性神経壊死症(viral nervous necrosis: VNN)は, 1990年にイシダイで初めて発生が報告されて以来,国内および海外の多くの魚種で報告され,世界的に大きな問題となっている(図1)。これま...
背景・ねらい 大分県周防灘海域では、平成15年よりガザミの資源管理計画策定のための調査を行っている。初年度はガザミの移動範囲を把握することにより資源管理の範囲、つまり漁協支店ごとに行うべきか、周防灘全...
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培において被覆尿素(リニア型100日タイプ)を全量基肥施用したとき、水稲の施肥窒素吸収量は、気象変動、有機物(牛ふん堆肥)施用、水管理および地力による影響を受け難い。総...
要約 イチゴ高設栽培において杉バーク培地は連用による化学性の差は少ない。ECや硝酸態窒素濃度が高まるとpHが低下するが、石灰資材を施用することにより防げる。また、5~6年間栽培に使用すると保水量が低下する...
要約 生育前半の多量かん水が、前作の残存または施肥窒素を小ネギに利用されにくくしている。施肥改善として、油粕(窒素成分7.5kg/10a)をベースに被覆尿素40日タイプ(窒素成分7.5kg/10a)の施肥位置を全層また...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したミカンキイロアザミウマのピーマン圃場における越冬
要約 ピーマン黄化えそ病が発生したピーマン圃場では、ミカンキイロアザミウマがピーマン果実残渣上でトマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したまま成幼虫態で越冬する。ピーマン果実残渣が腐敗した後、ミカンキ...
要約 養液土耕栽培は慣行施肥栽培に比べ、総採花本数、年内採花本数が向上し、品質は同程度である。この場合の、土壌水分はpF1.8~2.1、窒素施肥量6~9kg/aで地中冷却栽培で管理する。 キーワード アルストロメリ...
要約 種子冷蔵育苗を利用して、秋期収穫作型(7月定植)に中晩生品種、春期収穫作型(11月定植)に早生品種を作付けすると、年2作連続栽培ができる。また、品質も早生品種二度切り栽培(8月定植)と同等以上にな...
要約 土に杉バークを3割混合した培地を1株当り20L詰めた簡易隔離床で液肥9g-N/株をかん水施肥すると、秀品率が大幅に向上し、糖度も栽培期間を通してほぼ6%を確保できる。品種は「桃太郎J」が優れ、セル成型苗の...
要約 無核「ピオーネ」の短梢栽培において、開花開始期(花穂整形時)にブドウ棚の副線位置(第6節前後の節間)で新梢をねん枝し、さらに満開期(第1回目ジベレリン処理時)に副線位置から先の各節間をねん枝する...
要約 乾乳後期のイオンバランス調整剤添加は、乳牛の周産期疾病(低Ca血症)の発生予防並びに分娩後の発情回帰日数の短縮に有効である。 キーワード 乳用牛、イオンバランス、栄養管理 背景・ねらい 購入飼料依存...
醤油醸造用小麦「ニシノカオリ」、「ミナミノカオリ」の高タンパク化するための追肥適期
要約 「ニシノカオリ」、「ミナミノカオリ」で醤油醸造用としてタンパク質含有率13%以上を安定して確保できる追肥時期は「ニシノカオリ」では出穂期~出穂後10日、「ミナミノカオリ」では出穂後5~10日である。 ...
大豆後作小麦(農林61号)における収量・品質安定化のための栽培法
要約 大豆後作小麦で収量・品質を安定化するための播種量は、11月下旬播で4kg/10a、12月中旬播で6kg/10aが適当である。窒素施肥量は、基肥と分げつ肥(4葉期頃)の合計で11月下旬播が5kg/10a、12月中旬播で7kg/10...
要約 早播~晩播での「イワイノダイチ」の窒素施肥法としては、分げつ肥を施用する施肥法が適する。播種量は、早播では標準播種量である5kg/10aから3kg/10aに減らしても同等の収量が得られ、晩播では標準播種量か...
要約 「ミナミノカオリ」は「農林61号」に比べ2日早生で、タンパク質含有率が1.8ポイント高く、醤油醸造に適することから、平坦地向け醤油醸造用品種として奨励(認定)品種に採用する。 キーワード 奨励品種、ミ...
背景・ねらい ねらい・目的:
別府湾の日出町地先で漁獲されるマコガレイは、城下カレイと呼ばれ単価の高い高級魚である。しかし、本県瀬戸内海域の本種漁獲量は減少傾向にあり、本県では資源の増大を目指して...
背景・ねらい ねらい・目的:
伊予灘・別府湾海域の水温等の長期的な変動傾向を明らかにするため、過去30年間(1973年~2002年)の浅海定線調査結果をとりまとめて解析した。なお、解析には各月の表層、底層(...