要約 粉砕杉皮を高温、高圧で成型・固化した固形培地は、バラの養液栽培に利用でき、ロックウール栽培と同等の品質、収量が得られる。 キーワード バラ、杉皮、樹皮、固形培地 背景・ねらい 本県では低コストで環...
要約 栄養生長期間から採花期まで昼温摂氏20度/夜温摂氏12度の温度管理(低温管理)で、開花遅延しにくく、開花揃いのよい「神馬」の栄養系統「J03-11」を選抜した。 キーワード 秋ギク、神馬、低温開花性 背景・...
トマトの雨よけ栽培におけるフルオープンハウスを利用した昇温抑制技術
要約 トマトの雨よけ栽培で、防虫ネットを設置したフルオープンハウスを使用すると、昇温が抑制され、収量は慣行と同等以上であり、尻腐果、裂果が減少し秀品率が向上する。 キーワード トマト、雨よけ栽培、昇温...
要約 夏秋ピーマンの養液土耕栽培において、排水弁を組み合わせることで傾斜圃場での均一潅水が可能となり、3割減肥でも慣行栽培を上回る収量が確保できる。畑潅施設が整備された圃場で負圧吸引式液肥混入器を使...
要約 小輪多花性を特徴とする「大分6号」(桃覆輪)、「大分7号」(白)及び「大分8号」(紫覆輪)を育成した。この3品種は7月出荷作型と10月出荷作型(種子冷蔵育苗)で優良な切り花を生産できる。 キーワード ...
要約 小ネギ残さは、モミガラを添加してべた積みすると、夏期は4週間で堆肥化でき、小ネギ栽培に施用すると慣行堆肥と同等の収量、品質が得られ、化学肥料を3割減肥できる。 キーワード 小ネギ、残さ、堆肥、減肥...
要約 ピーマンの雨よけ栽培において、被覆硝酸石灰140日タイプを含む被覆配合肥料を用いた全量基肥栽培において、被覆配合肥料を施肥幅30cmで条施肥すると肥効が向上し、3~5割の減肥が可能である。 キーワード ...
キーワード ピーマン、雨よけ栽培、収量、平準化、間引き 背景・ねらい ネット誘引によるピーマンの雨よけ栽培では、ハウス内が最も高温になる夏季に収穫ピークをむかえ、作業負担が最も大きくなる一方で、生産量...
大分県でのピーマンの雨よけ栽培における防虫ネットまたは黄色蛍光灯によるタバコガの防除効果
要約 ピーマンの雨よけ栽培におけるタバコガの防除には、4mm目合いの防虫ネットまたは黄色蛍光灯のいずれも効果が高く、被害果が減少し薬剤費や被害額が減少する。黄色蛍光灯はハウス外に10m間隔で設置すると効果...
ナスの露地栽培での被覆尿素を用いた全量基肥施肥栽培と条施肥法
要約 ナスの露地栽培において、全量基肥としてCDU配合肥料を表層施肥し、肥効の異なる被覆尿素を組み合わせた被覆配合肥料を条施肥すると、肥効が向上し、3割減肥しても標準施肥量の表層施肥した場合と同等の収量...
キーワード 樹、カンキツ、カボス、CA貯蔵、ガス組成、果皮色、果皮障害 背景・ねらい カボスはハウス、露地、貯蔵と周年出荷が確立されている。しかしながら、露地出荷が大半を占め、出荷最盛期には価格が下落す...
要約 「不知火」は満開後90日以降では、早い時期に土壌乾燥するほど果実品質へ与える影響は大きく、より高糖・高酸となる。高品質果実生産のためには、品質へ影響を及ぼす夏季の土壌乾燥を避け、秋季以降に乾燥さ...
要約 カボスのハウス栽培では、かん水による急激な果実肥大後にヤニ果が多発する。 キーワード 樹、カンキツ、カボス、ハウス栽培、ヤニ果、生理障害、果実肥大 背景・ねらい カボスのハウス栽培、特に加温ハウス...
少数胚培養における上皮成長因子添加による胚盤胞発生率改善効果
要約 黒毛和種経産牛に経腟採卵を行い、採取した卵子数が少なく少数胚培養を実施する場合、培養液に上皮成長因子を添加することにより胚盤胞発生率を改善できる。 キーワード 牛、経腟採卵、少数胚培養、上皮成長...
久住地域の採草地における晩生イタリアンライグラスの追播による生産性向上
要約 野生化したイタリアンライグラスが優占し、収量が減少している採草地に長期利用型(晩生)イタリアンライグラスを3kg/10a追播することにより、播種翌年の1番草の乾物収量が既存草地と比較して122~309kg/10a...
交雑種肥育牛における混合飼料中の適正な栄養水準及び栄養成分の配合割合
要約 混合飼料中の繊維含量を前期15%、中期13%、後期8~7%とし、蛋白質とでんぷんの比率を前期1:3.7、中期1:4.1、後期1:4.5~5.4に設定することにより、飼料摂取量が増し肉質の向上が図られる。 キーワード 交雑...
要約 今回開発した組立式草架は、ロールベールの大型(直径135cm)および中型(直径115cm)乾草に対応でき、採食ロス率を5%以内に抑えることができる。開発した草架は、2人で約35分の実作業時間で組み立てられる...
要約 醤油醸造用に向けた硬質小麦「ニシノカオリ」、「ミナミノカオリ」において安定した収量及びタンパク質含有率13%以上を達成するためには、水稲跡・大豆跡ともに窒素施肥量は、基肥5kg/10a、分げつ肥2kg/10a...
要約 尿素3%溶液を穂揃期と穂揃期後7日の2回、または6%溶液を穂揃期に1回葉面散布することで子実のタンパク質含有率が13%以上となり、赤かび病防除作業と同時に行える省力施肥法として有望である。 キーワード ニ...
要約 「トヨノカゼ」は「イチバンボシ」と同程度の早生で、収量が10%程度多い。軟質で精麦白度が高く、ポリフェノール含量も少なく味噌加工に適することから、平坦地向けの裸麦奨励(認定)品種に採用する。 キー...