摘要 土地利用型の野菜(だいこん、キャベツ)と普通畑作物(だいず、小麦、ばれいしょ)の組み合わせによる1年2作体系で、減肥栽培の可能性を検討した。だいこん及びキャベツ後の小麦とキャベツ後のばれいしょ...
摘要 "アサツキとの輪作によるばれいしょの増収は、成長解析の結果から、初期生育の促進、とくに葉面積の拡大促進によって引き起こされることが明らかになった。畑作物と野菜の作付体系において、野菜後のだいず...
摘要 牧草と飼料作物を連作している圃場へ普通作物や野菜を短期間導入した際に牧草と飼料作物の収量及び飼料成分含量がどのような影響を受けるかを明らかにする。本年は、トウモロコシとイタリアンライグラスを主...
摘要 7年度で連作4年を越えたが、だいこん、はくさいの収量は連作、輪作の差は認められず、被覆肥料+マルチ区で収量が多く、有機肥料区では生育遅延と個体のバラツキのため収量が劣った。ただし、だいこんは連...
摘要 作付年数が異なる牧草畑と野菜畑の両跡地における窒素無機化量とそこでの数種畑作物の生育、収量について解析するとともに、牧草跡地においても不耕起でだいず栽培が可能であることを明らかにした。さらに、...
摘要 VAマイコライザ(VAM)との共生作物群(とうもろこし、ひまわり、小豆、菜豆、大豆、ばれいしょ、春小麦)および非共生作物群(キガラシ、そば、だいこん、てんさい、そして無作付)跡での、小豆、ひま...
摘要 過酸化水素は葉内に存在すると、極めて強い植物毒性を発揮する。そこで酸性雨中に存在する過酸化水素の影響を検討するため、ハツカダイコン、キュウリ、インゲンマメに100ppmの過酸化水素を含む人工酸...
摘要 前作の後作物への影響を各種の作物で検討した。だいず、小豆、ひまわり、菜豆、とうもろこしは前作物がひまわり、だいず、とうもろこし後で生育が良くなったが、大根、裸地の後では生育が劣り、馬鈴薯後では...
摘要 九州に多く見られる可給態リン酸を多量に含む火砕流の有効利用を図るため、九重火山由来の飯田火砕流(トルオーグ態リン酸は31mg/100g、土性はLS)を用いて栽培実験を行った。このタイプの火砕流...
摘要 南九州の畑作地帯において、窒素溶脱量の増加が推察される。そこで窒素溶脱を低減する野菜作の作付体系の確立を図るため、月之原台地における作付け調査から作目や作付体系の変遷と現状を調査した。月之原台...
各種計測手法の活用による畑耕地環境の診断・評価手法の開発(197)
摘要 農薬や化学肥料等の投入量を抑制したきめ細かい耕地管理を行なうため、各種計測技術を活用した畑耕地環境の診断・評価手法を開発する。6年度はバイオログ細菌同定システムと熱赤外センサーの活用を検討した...
摘要 作付け年数が異なる牧草畑跡地と野菜畑跡地における数種畑作物の生育・収量及び牧草畑跡地の土壌管理方法とだいずの生育・収量との関係について検討した。跡地の無機態窒素は野菜畑が牧草畑に比べてかなり多...
摘要 6年度で連作3年を越えたが、だいこん、はくさいは大きな区間差が認められなかった。だいずは有機・輪作で、無窒素としたにもかかわらず、過剰生育をし、野菜との輪作は困難と判断された。また、シストセン...
摘要 キャベツでは細根のアスコルビン酸含有量(AA)が高いとき鉄、マンガンなどの吸収量も高いことが認められた。また、だいず、ほうれんそう、だいこんなどでは、無リン酸栽培でAAが高まった。キャベツと小...
摘要 連作障害に関与する要因を作物・土壌・微生物などの面から摘出し、その特性と相互関連性を検討して連作障害の発生条件を解明する。5年間に福島県内の連作障害発生圃場28地点を調査した結果、ダイズではダ...
摘要 キャベツの根、特に細根のL-アスコルビン酸(AA)含有量、および葉身のCa、Mg、Fe、Mn、Zn含有率は、生育時期の気温が高いほど両者とも高くなった。一方、無りん酸区とりん酸施用区を設け8種...
摘要 連作5年目と輪作圃場での生育収量を比較した。だいこんは春作では連作区において規格外割合が増加し、輪作区よりも低収となったが、秋作では両区の差は明確でなかった。はくさいは腐植質黒ぼく土で連作区に...
摘要 キマダラヒロヨコバイが媒介するマイコプラズマ様微生物(MLO)の異同を明らかにするため、各地から採集した8分離株の宿主範囲について検討した。14科28種の植物に接種したところ、トマト、ペチュニ...
摘要 10年計画の4年目を検討した。ダイコンは2作とも病虫害障害の発生が少なく、腐植質土畑が淡色土畑より多収で、輪作区が勝り、淡色土畑では堆肥の効果が認められた。ハクサイは根こぶ病・白斑病などが腐植...
摘要 近年、雨水のpHが低下し、日本でもpH3程度が観測されている。植物の生理機能におよぼす酸性降下物の影響を調査し、被害の種間差を解析して、指標植物抽出のための知見を得るために実施した。人工酸性雨...