有機物の施用戦略の策定による葉花果菜の高品質生産システムの構築(200)
摘要 6年度は乾燥牛糞の有効化を検討した。窒素で同量の乾燥牛糞を施用した場合でも、透明マルチを用いて地温の上昇による養分有効化の促進を図ると、とうもろこし、チンゲンサイ共に初期生育から化学肥料と同等...
摘要 籾乾燥において、25℃加温乾燥と常温除湿乾燥による乾燥特性を調査した。その結果、25℃加温乾燥は常温除湿乾燥に比べて乾燥速度は約2倍となり、脱水経費による乾燥コストは大幅に低くなった。胴割れや食...
摘要 地域に導入された乾燥調製施設の最適運転条件解明のために籾およびそばを対象に乾燥温度・乾燥機の種類と乾燥特性・品質との関係を調査した。■籾を常温除湿した場合、30℃熱風乾燥に比べて乾燥速度が低く、...
摘要 イネ科植物の花粉は一般に寿命が短く、保存の困難なものが多い。5年は4年に引き続き、トウモロコシ花粉の貯蔵性について、貯蔵条件による発芽率の推移を調べ、超低温保存を試みた。1)6種類のトウモロコ...
植物ホルモンおよび環境要因によるC3,C4光合成変換の制御機構
摘要 ハリイ属の水陸両生植物、エレオカリス・ビビパラは水中ではC3型の、陸上ではC4型の光合成特性を示す特異的な植物であることが最近見出されている。これまで、C4光合成の分子生物学的研究はトウモロコ...
摘要 フィリピンにおける穀類等のアフラトキシン汚染の実態を明らかにし、その低減・防止策を検討するため、フィリピン農業省国立ポストハーベスト普及研究所の協力を得て、同国における汚染及び貯蔵の実態を調査...
摘要 気象ストレスの実態を評価するモデルの基礎資料を得るために、熱帯・亜熱帯の小麦品種の低温要求度の指標を求めた。有効積算温度でみた基本栄養生長性はゴガツコムギがもっとも短く200℃日、IAC-5が...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯で発生が問題となっているソルガム麦角病菌の形態及び発生生態を検討した。日本産菌は九州で発生するSphacelia sorghiと主に関東で発生するClavicep...
摘要 生産環境条件が香り米の香気成分に及ぼす影響を調べるため、ヒエリ、カラス、新宇和島、平山3号の香り米4品種を供試し、実肥施用及び倒伏軽減剤処理が、玄米中の香気成分2-acetyl-1-pyrro...
摘要 土壌強度が根の伸長を制限しないような比較的深い層位構造を有したMedium Deep Alfisolにおいては、キマメ本来の深根性が発現され、間作により栽植密度を増し個体当たりの生長量を低減さ...
培養系及び難貯蔵性種子等の超低温などによる保存技術の開発(35)
摘要 トウモロコシembryogenicカルスを用いて、乾燥法による超低温保存法の開発を試みた。アルギン酸ビーズに封入したカルスを前培養した後、乾燥し、液体窒素に貯蔵した。貯蔵後40℃で昇温し、3週...
摘要 トウモロコシ花粉の保存性について調べ、超低温保存後の生存率、set率を調査した。人工培地上での花粉の発芽率は、含水率が10%程度までなら乾燥してもほとんど影響されず、貯蔵期間1日では7、0、-...
種子貯蔵タンパク質バイオメデカルプラスチックの新素材の開発(114)
摘要 貯蔵タンパク質の未利用資源を新しい素材開発により、付加価値の高いタンパク質の素材に変換することが必要である。農業生産物を原料とし農業に役に立つ分解性バイオプラスチックの素材開発の可能性を試みた...
摘要 ソバ風味の主体である香りは、脂肪族アルコール、アルデヒド、ケトン等の複合成分であり、単一物質による刺激ではないがアルデヒド類が主要成分であるとされている。ソバ主要品種のソバ粉を用い連続蒸留装置...
摘要 近年の発展途上国における麦類の栽培面積の増加は著しく、その多くは熱帯・亜熱帯に位置するため、乾燥・高温等による被害が大きい。特に乾燥が生産阻害要因となっている面積は4千万ha、37%に達すると...
摘要 タイ国では、トウモロコシ栽培期中の降雨量の約3分の1が地表面流出した。特に播種後1ケ月間は、降雨量の2分の1強が流失し、干ばつと土壌侵食の主な原因となっていることを明らかにした。これらの対策と...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯において毒素産生病害ソルガム麦角病の発生が拡大し、問題となっている。本病の制御技術開発の基礎とするため、ジンバブエ国の国際半乾燥地帯作物研究所(SADC/ICRI...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(87)
摘要 ブラジルの熱帯乾・雨期地帯において水田雑草の野生ヒエ(1属3種)を収集し、土中に埋没した種子の休眠覚醒過程を約1年間追跡調査した。湛水土壌中では種子埋没後約1ヶ月で休眠が一様に覚醒したが、乾燥...
摘要 インド、アフリカ等の半乾燥地帯において毒素産生病害ソルガム麦角病の発生が拡大し、問題となっている。本病の制御技術開発の基礎とするため、ジンバブエ国の国際半乾燥地帯作物研究所(SADC/ICRI...
摘要 日本各地から採取した82種115サンプルの海藻を試料とし、原子吸光分析により、As、Se、Mo、Cd、Co、Cr、Cu、Zn、Mn、V、Ti、Niの12種の元素の測定を実施した。Mo、Se、V...