摘要 限性品種「黄白」雌繭の黄色を濃く残す精練方法について検討した。(1)タンパク質の塩析作用、染料分子の聚合作用のある中性塩(硫酸ナトリウム)をアルカリ精練浴中に添加した場合、硫酸ナトリウム濃度が...
摘要 植生が耕作放棄棚田水田土壌に及ぼす影響評価の基礎として、放棄後の管理法と侵入する植生を調べた。放棄初年目の夏期にはヒエが全般に卓越するが、排水良好地ではメヒシバやアレチノギクが、排水不良地では...
摘要 ヒノキ樹幹に傷を付けると、冬季(11月と2月)の、形成層の分裂活動が停止した時期でも、師部柔細胞からエピセリウム細胞への分化が起こり、樹脂道が完成することが確認された。ただし形成に要する期間は...
摘要 水稲移植栽培において、多くの労力を必要とする苗の運搬と補給作業の省力化を図るため、7年度は田植機への苗供給装置を試作した。装置は、圃場側にせり出した腕を持つ門型フレームと、この腕から吊り下げら...
摘要 宮城県農業センターでセリとセルリーを融合処理し、それから再分化した個体をRAPDにより融合したか否か検定した。再分化植物体はすべてセリとよく似た形態を示した。またRAPDもセリのそれと極めて類...
牧野草地におけるレアメタル類の動態制御技術の開発-レアメタル類蓄積性牧野草の検索(129)
摘要 牧野草の中からレアメタル類を高濃度に吸収蓄積する植物を検索し、牧野草を利用したレアメタル類の汚染防除技術を確立する。6年度は草地試場内の、施肥歴のない場所から70草種、87サンプルを採取し、酸...
摘要 3カ月に一度、2本のヒノキ樹幹に木部に達する傷を7個ずつ与え、1週間ごとに1ヶ月間および2ヶ月後に傷害部から組織を採取して、解剖学的手法により師部内への傷害樹脂道形成過程を追跡した。まず、師部...
タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変現象の解明(259)
摘要 タバココナジラミ新系統の発生により起こる各種野菜の異常症について、その発生実態と発生機構を解明しようとした。当初、原因不明のトマト果実の着色異常症が多発し問題となったが、これはタバココナジラミ...
摘要 宮城県農業センターで、下記4種作物間に融合処理を行って得られた再分化植物およびカルスについて、融合したもの否かをPCRにより得られるDNA多型により判定した。用いたすべてのプライマーでDNA断...
摘要 ‘デラウェア’と‘キャンベル・アーリー’とに代わりうる早生の優良品種と、栽培安定性と高品質とを兼ね備えた大粒系品種の育成に重点をおいて試験を行っている。交雑育種法によって育成した個体は果実特性を中...
タバココナジラミの吸汁による寄主植物の病変減少の解明(270)
摘要 ウリ科11、アブラナ科13、セリ科5種類など8科34種類の野菜苗をそれぞれケージに収容してタバココナジラミ成虫を放飼し、茎葉の異常を観察した。試験は25℃、16時間明8時間暗、照度2,000~...
摘要 マイコプラズマ様微生物(MLO)の媒介特性を明らかにするため、セリ萎黄病MLOおよびイネ黄萎病MLOがイネ科植物に伝搬するか否かについて検討した。セリ萎黄病MLOはヒメフタテンヨコバイにより二...
摘要 ヒノキ、サワラを専業にする木材乾燥工場の木材乾燥室の内壁に付着したヤニ状物質の有効利用を図るため成分の分析を行なった。試料のベンゼン抽出物につき、GCMS分析した結果、大部分がセスキテルペン類...
摘要 軸方向樹脂道は、いずれの試料においてもその分布様式に関係なく、エピセリウム細胞は非常に薄壁であった。エピセリウム細胞を取り囲むほぼ一細胞層の柔細胞は押しつぶされたように偏平であり、その他の柔細...
摘要 1).香川県、当支所構内の試料から分離したセリジュウム菌を使って、15℃、20℃、の定温器で15日間培養しそれぞれの菌の生長を調査した。香川県から分離した菌が当支所構内で分離した菌に比べ良好な成...