摘要 生育は順調に推移したが、6月末、台風の影響により長稈の系統は倒伏が顕著であったが、丈が130cm前後の選抜系統はほとんど倒伏しなかった。丈の短い個体に袋掛け採種を行い、15個体を選抜した。アマ...
アマランサスのリジン等の成分向上品種と省力栽培技術の開発(233)
摘要 9年度は遺伝資源から26系統を供試し、新規の育種素材を探索したが、これらは、ウイルス様の病害が激しいものと、成熟期が遅いものが多く、新育種素材と評価できなかった。8年度高リジンと判定された3系...
摘要 葉菜類の品質成分の生成分解を解析するため、ホウレンソウにC13標識炭酸ガスとN15標識硝酸を施与し、葉身・葉柄・根等各部位におけるN15標識硝酸の吸収・分配・同化や糖、アミノ酸、有機酸、タンパ...
摘要 南九州ではサツマイモ生産の約半分をでん粉原料用として利用してきたが、でん粉輸入自由化の中でサツマイモでん粉生産は苦しい状況に立たされている。サツマイモでん粉の用途拡大のためには特殊なでん粉特性...
摘要 九州における重要な畑作物であるかんしょについて、食用、でん粉原料用及び多機能性を有する新品種育成のための選抜試験を実施する。平成8年度は生産力検定、耐病虫性検定、品質評価などの試験を行った。そ...
摘要 かんしょは栄養繁殖性のため、生殖質がウイルスなどの病気に罹りやすいので、健全な試験材料を得るために隔離増殖を行う。8年度育種研究用に隔離増殖した品種・系統数は4、659点である。
摘要 豊富な遺伝的変異を組合せて、かんしょの持つ潜在能力を最大限に高め、これまでにない新用途向け品種を育成することにより、南九州の畑作農業経営の安定的発展に寄与する。本年度は昨年度選抜した10系統・...
甘しょのベータアミラーゼ欠損及び低ポリフェノール品種の開発(65)
摘要 温暖地の重要な畑作物であるかんしょを食品加工用として利用するため、塊根中のベータアミラーゼ活性やポリフェノール含量を遺伝的に制御し、加工に適した品種を開発する。また、加工素材の高付加価値化、原...
摘要 種子いもを直接圃場に定植する直播栽培は、育苗の手間が省け、植付作業も機械化しやすく、植付時期の旱ばつに強いなどの利点がある。本研究では、直播栽培に適した新用途向け甘しょ新品種を育成する。結しょ...
摘要 かんしょの新品種育成及び育種研究に必要な品種・系統を栽培し、保存するとともに、新規に導入したかんしょ遺伝資源の特性を調査する。国内外の既存品種・系統、新規編入及び育成途上の品種・系統等1、28...
摘要 導入された系統は草丈高く倒伏しやすいことからアマランサス栽培のネックになっており、安定多収で倒伏しにくい品種の育成を目的としている。8年度は干ばつのため生育が不良で草丈は、7年比メキシコ(農大...
アマランサスのリジン等の成分向上品種と省力栽培技術の開発(55)
摘要 アマランサスのアミノ酸組成について特定の品種で栄養学的観点から分析されたデータは多くあるが、育種的観点から多数の品種を供試した例は無い。8年度はほ場で栽培して得られた種子の約30系統について分...
摘要 農産物の付加価値を高めるため、作物の生体調節機能成分を検索・評価する手法を検討し、農産物を原物の状態で凍結・破砕して生物検定用の試料を調製する装置および方法を開発した。装置は、市販の肉挽機を利...
摘要 葉菜類において無機成分の濃度・バランスが品質成分形成へ与える影響を明らかにし、無機栄養による品質制御技術を確立する。また、品質成分代謝の生理生化学的特性を明らかにし、高品質系統や低養分適応系統...
摘要 ばれいしょは収穫後の曝光によって有毒なグリコアルカロイドが生成され、少量であっても苦味を生じ品質を著しく低下させる。このため、ポストハーベストコストも高く、需要拡大が難しい。曝光下でグリコアル...