摘要 目的: 近年の薬剤は長期間薬効があり,省力的な施用が可能で,環境などへの影響が少ない剤が開発されつつあり,本県の栽培条件,立地条件にあった剤を早期に選定する上で必要である。新たに開発された除...
農耕地からの一酸化二窒素ガス発生を削減し作物の増収・減農薬を実現する革新的微生物資材の開発 植物系繊維による土壌病害防除効果の解明
摘要 目的:土壌からN2Oを消去する微生物の肥料への適切な添加技術を確立するとともに、GHG放出量削減と植物生育促進を両立した画期的な微生物資材の開発を行う。 成果:植物系繊維の土壌施用による土壌病害抑止...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定したところ、土壌のウイルス...
環境負荷物質の広域動態モデル策定と生産技術の環境負荷評価法の開発
摘要 広域農地の水系における環境負荷物質の低減技術シーズに関しては、 a) イチジク栽培のヤケ果低減に対する拍動灌水装置導入効果について検討し、イチジク圃場の土壌水分を安定に保つことができ、水分ストレス...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 土壌微生物・病害虫診断技術の開発に関しては、a) 各地土壌のホウレンソウ萎凋病発病リスクを検定するため、国内57地点の採取土壌にホウレンソウ萎凋病菌nit変異株(M2-1株)を接種して病原菌の増減を計測し...
既存型ハウスでの環境制御による促成ナス、キュウリの増収技術の確立
摘要 目的:既存型ハウスでのナス、キュウリの促成栽培において、炭酸ガス施用効果を高めるためのハウス内湿度、施肥管理について検討し、さらにその好適栽培環境に保つための統合環境制御装置を開発することによ...
摘要 リン酸・加里の局所施肥法の確立 、スイートコーンのリン酸植え穴処理 、 リン酸液肥の植え穴施肥によりリン酸の施用量88%削減でき、初期生育が促進されることで成熟期が早まる示唆された。 、スイートコー...
環境負荷物質の広域動態モデル策定と生産技術の環境負荷評価法の開発
摘要 広域農地の水系における環境負荷物質の低減技術シーズに関しては、a)日射制御型拍動自動灌水装置による点滴灌水を導入すると、点滴チューブ敷設位置周辺での著しい細根の発達が確認され、畝間灌水と比べても...
堆肥舎における糞尿溢流対策としての糞尿分離・固液分離技術の確立
摘要 目的:家畜糞尿を適正に管理するため、バンクリーナにおける糞尿分離と堆肥舎における固液分離との組合せにより家畜糞の水分を低下させ、堆肥舎からの糞尿及び排汁の溢流防止技術を開発する。さらに、糞尿か...
摘要 低コスト養液土耕装置を用いた露地ナス栽培での減肥実証試験を継続して行った。現地実証圃場では、前年と同様にリン酸肥料の減肥を行いつつ、増収する結果を示した。場内試験においては、同一の水管理条件下...
摘要 夏秋ナスの裏作としてカラシナ、ブロッコリー残渣等アブラナ科野菜を活用したバイオフューミゲーション処理技術(以下BF処理)を開発するため、BF処理によるナス青枯病防除技術について、5月下旬処理効果を検...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、a)ジャガイモ塊茎褐色輪紋病媒介菌Spongospora subterraneaの定量に加え、ミニトマトを用いたトラップ法により病原ウイルスの定量を行い、汚染程度の域値...
夏秋果菜類の土壌病害を回避する新たな超低コスト栽培システムの開発
摘要 (1)培地特性や栽培実証での生育状況、理化学性及び連用による経年変化等の研究状況の課題をフィードバックさせて培地の配合素材や配合割合を検討し、培地の改良や選定をする。低コス化のため、販売予定価...
摘要 1.育成台木系統の生育及び収量 、岡山農研育成台木10系統の促成栽培における適応性を明らかにするために、生育及び収量に及ぼす影響について「台太郎」と比較検討した。その結果、いずれの系統も生育及び...
摘要 、 、 早だしスイートコーンにおいて、マルチ内施肥により窒素、リン酸、加里を20kg/10a(20%)まで削減できることがわかった。また、マルチ内施肥により、リン酸、加里の土壌肥沃度が中程度である圃場では...
摘要 ナス・トンネル栽培において、「ちばエコ農産物」の栽培基準(化学合成農薬使用成分回数15回以下、化学肥料使用量窒素成分23kg/10a以下、栽培基準に沿った堆肥施用量)に従い、昨年度の有機質肥料の施用...
摘要 ナス・トンネル栽培において、基肥に有機質を主体とした肥料の使用、病害虫に対する適期防除、化学合成農薬に含めない農薬の使用及びソルガム等の植栽の技術を組み合わせて「ちばエコ農産物」栽培基準によ...
7 土壌機能モニタリング調査 3)環境保全型有機質資源施用基準設定調査 (2) ヘアリーベッチ利用による水稲栽培方法の検討
摘要 目的:近年の肥料価格高騰対策として、緑肥利用による施肥コスト低減が期待される。ヘアリーベッチを供試したコシヒカリ栽培の、適切なすき込み時期・施用量と施肥量を検討する。 成果:葉色(SPAD)および...
7 土壌機能モニタリング調査 3)環境保全型有機質資源施用基準設定調査 (3) レンゲすき込み水田における窒素施肥基準の作成 (2) 現地試験2
摘要 目的:近年の肥料価格高騰対策として、緑肥利用による施肥コスト低減が期待される。レンゲを緑肥として利用する際の適切なすき込み量について検討する。 成果:茎数は緑肥をすき込んだ区で多く推移し、籾数...