摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための 管理技術の検討 7)泌乳平準化による生涯生産性、経 済性効果の検証と「飼い方」モデ ルの提示
摘要 泌乳最盛期における乳牛への負担軽減を目的として、泌乳平準化した乳牛の飼い方モデルを作成するための諸元を抽出する。R元年度は①疾病の発生回数及び治療費の算出、②疾病の治療に伴う廃棄乳量等の算出、③経...
摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、 a) 糯系統「もち盛系D-B055」は、寒冷地での適応性を認めたことから、平成28年度の地方番号候補として検討することとした。 b) ...
細菌・寄生虫感染症成立の分子基盤の解明と診断・防除のための基盤技術の開発
摘要 より特異性が高く現場で簡便に診断できる手法の開発に関しては、a) 牛の腸管に存在する抗菌性のレクチンであるRegⅢ?の抗酸菌増殖促進機構を解明する為に、ヨーネ菌破砕物を用いてウエスタンブロッティング...
周年飼料生産を行うための飼料用大麦品種の育成 (育成系統の温暖地二毛作への適応性、生産性、栄養価等の評価)
摘要 多収性、縞萎縮病抵抗性、耐倒伏性と高TDNを合わせ持った飼料用大麦品種を開発するため、作物研が育成したWCS用等として有望な大麦系統について、栽培性、収量性、簡易サイレージによる発酵品質を明らかにし...
摘要 罹患家畜の病態解明の研究に関しては、a) 公共牧場導入牛を用いて血液成分の変動と呼吸器病発生との関連について検討し、野外牛でも血清ハプトグロビン(Hp)は症状と、PBMC Mxタンパク質1(Mx1)はウイルス...
摘要 暑熱に弱い乳牛の対策として、耐暑性のある乳牛群を構築するとともに、牛舎内の暑熱環境を効率的に緩和する技術や、飼料等で乳牛の暑熱ストレスへの抵抗性を強化する技術を開発し、暑熱地域に適応した酪農へ...
摘要 罹患家畜の病態解明の研究に関しては、a)公共牧場導入牛を用いて、肺炎診断指標として検討してきた肺サーファクタント蛋白質A、ハプトグロビン及びI型インターフェロンによって誘導される抗ウイルス性遺伝子...
稲発酵粗飼料、飼料用米の機能性成分を活用した乳牛の酸化ストレス低減化技術ならびに高付加価値牛乳生産技術の開発
摘要 稲WCSに含まれる機能性成分(α-トコフェロール)による生産物への付加価値化に関する検討を目的に実施した泌乳牛の試験では、稲WCSを給与して得られた生乳はチモシー乾草のそれに比べて、ラジカル発生試薬を...
摘要 1.飼料作物の新品種開発と品種特性および栽培利用条件 、目的:自給飼料増産に貢献できるソルガムおよび飼料用とうもろこしの新品種を育成するとともに、新規用途について検討する。 、成果:とうもろこし育...
乳牛の健全性に配慮した飼料用米等多給のための評価・給与法の開発
摘要 本課題の目的は、飼料用米等の多給によるリスク評価をルーメンエンドトキシンと炎症性サイトカイン産生から検討し、適正な給与レベルを提示することである。今年度は、離乳後の乳用種育成雌牛に対する飼料用...
摘要 高乾物生産性、早熟性、縞葉枯病抵抗性等適性付与を目的とした交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を行った。収穫時の生草のβーカロチンが低い「北陸飼233号」については、高品質の肉牛生産に資するこ...
摘要 高カロリー食誘導性肥満(DIO)では、走行運動マウスに比べ非走行運動マウスではレプチン抵抗性が早く獲得されることが判明した。走行運動中枢が同定された。離乳期に5種類のアミノ酸を添加した飼料を豚に給...
摘要 乳房炎等の大規模酪農関連疾病の研究に関しては、a)黄色ブドウ球菌性乾乳期乳房炎では乳汁中に滲出する細胞の大半が顆粒球であり、乳汁中凝集物中に、細胞外トラップ(繊維状・網目状に放出された核DNAとそ...
摘要 家畜のデータ解析法の改善に関しては、1)制限付き選抜のための新たな遺伝的能力評価法として提示した線形計画法により雌雄同時に制限を付加した選抜方法が、従来法よりも優れていることを明らかにし、プロ...
1111 テンサイ耐病性を利用した低コスト直播栽培技術の開発
摘要 褐斑病の薬剤防除回数を減じた条件下で「北海101号」の収量性を検討した結果、抵抗性系統においても病害多発年においては無防除栽培で減収する可能性がある。しかし、現地試験結果では、病害抵抗性品種を用...
摘要 1)遺伝子解析により得られる遺伝子情報を家畜の育種に活用するため、肉牛では、黒毛和種半きょうだい家系のQTL解析から増体形質QTLの候補遺伝子の1つと推定されたグレリン受容体遺伝子(全長約6.3kb)につ...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術等の開発に向けて、1)発酵粗飼料用稲品種の混植(混合栽培)によりいもち病の発生を軽減できることを3年間にわたって現地で実証し、その軽減程度はほ場抵抗性強品種...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 生産性の高いなたね・ひまわり品種の選定及び安定栽培技術等の開発では、1)生産性の高いひまわり品種の育成に向けて、鳥害抵抗性やわい性を付与した育成系統等について、土壌水分が高い転換畑における栽培...