摘要 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、秋まき中晩生品種で3月初旬まで、春まき品種で3月中旬までに播種することで、球重200g程度のりん茎が収穫でき、端境期の7~8月収穫が可能であ...
摘要 過湿条件に対する大豆根系の応答反応を精査し、耐湿性強の「植系32号」と弱の「トヨハルカ」について根系組織への通気能、根の還元物質耐性、不定根形成能、根粒の耐水耐性を比較解析して耐湿性の機作を特定...
生育初期の湿害軽減に関与する湿害抵抗性評価法の確立と関連DNAマーカーの開発
摘要 組換え自殖系統(RILs)の両親約60品種・系統を供試して、発芽後および初生葉展開後の湿害抵抗性を評価した。親の湿害抵抗性に大きな差があるフクユタカ(弱)×ヒメシラズ(強)のRILを選定して、QTL解析を...
摘要 有望系統について、特性および地域における適応性を検討し、優良品種決定の資とする。 名寄市と苫前町に4品種系統を供試し、名寄市は湿害により参考成績、苫前町は品種のみの供試であった。
3 水田輪作システムにおける小麦・大豆の効率的生産技術の確立
摘要 目的:湿害軽減、連作や作業競合回避等を目的とした播種技術を開発するとともに、極晩播向け小麦品種を導入、雑草・施肥量削減のための緑肥導入をすることで、水稲・小麦・大豆の作付体系の効率向上を目指す...
集落営農における実需者ニーズに対応した加工・業務用野菜生産技術の確立
摘要 目的: 集落営農において,加工・業務用野菜の営農基本計画策定に必要な基礎資料を主要な作目から作成し,現状に合わせた宮城県および地域の営農基本計画指標の基礎資料とする。主要な加工・業務用野菜の...
摘要 目的:湿害対策用に開発された耕うん同時畝立て播種機による飼料用トウモロコシ栽培地実証を行い,単作及び二毛作条件下での耕うん同時畝立て播種技術を体系化する。 成果:梅雨時も雨が少ない特異な気象の...
摘要 目的:水田転換畑におけるモモの湿害による生育障害発生の条件、本県の水田転換畑に適した台木及び湛水時期の違いがモモ苗木の生育に与える影響を解明することで、県内モモ新規栽培者への情報を提供する。 ...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。 成果:冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerについてのMASを実施し...
生育阻害要因の解決によるビール大麦の高品質安定生産技術の確立
摘要 1.生育阻害要因の解明と管理法改善による高品質化:タンパク質含量を低下させる要因を抽出するため、県南部のビール大麦品種「ミハルゴールド」産地9圃場において、土壌調査、栽培管理記帳、圃場状態観察...
摘要 麦については、生育期間の湿害低減対策と播種時期や施肥技術及び収穫時期について検討する。そばについては、新品種「宮崎早生かおり」の特性を活かした栽培技術を確立する。
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発
摘要 1)業務用大玉キャベツの一斉収穫技術の開発では、遮光率30%程度の遮光資材の浮きがけによって、キャベツ球の生育を維持しつつ裂球を抑制することが可能であることを明らかにできたが、裂球だけが一斉収穫...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカーの利用による育種素材の開発
摘要 「エンレイ」系で最も戻し交配が進んでいるのはBC2F4で、3つのQTL領域を持つ可能性がある個体を育成中である。3つのQTL領域を持つBC1F5は54系統育成中であり、草姿等の農業形質が劣悪な数系統については廃...
摘要 栽培期間の降水量が少なく湿害が発生しなかったため,耕うん同時畝立て播種の優位性は明瞭ではなかったが、地下水位の違いの影響は顕著であった。 播種前の事前耕耘は、耕うん同時畝立て播種の播種速度を...
多角的アプローチによる加工需要にマッチするはだか麦新栽培体系の開発
摘要 (1)瀬戸内平坦地での播種期拡大技術および低収化解決のための「春まさり」型栽培法について効果を確認することができた。研究機関が開発中の技術について現地実証および経営評価を実施するとともに、現地...
摘要 遺伝子・たんぱく質の解析による発芽時の湿害発生機作の解明については、1)細胞内小器官およびリン酸化プロテオーム解析を行い、大豆出芽期に湿害を発生させる要因としてミトコンドリアたんぱく質群やリン...
摘要 1)休眠関連遺伝子の解析に関しては、大麦の休眠遺伝子SD2について、連鎖解析により遺伝子の候補領域を30kbに絞り込んだ。2)穂発芽耐性形質の発現・制御機構の解明に関しては、突然変異処理を行った「タ...
耕うん同時畝立て技術を活用した飼料用とうもろこしの安定生産技術の開発
摘要 畝立て播種の効果は湿害の影響が大きいところほどその効果が発現されると考えられ、また、150cm畝2条播種よりも75cm畝の方が効果が安定していることが明らかとなった。
Cm3300 輸送用バイオ燃料の生産のための資源作物の生産技術の体系化
摘要 (Cm3311)簡易基盤整備技術等を導入した圃場での作物栽培におけるライフサイクルでのコスト,投入エネルギーを算出する。簡易基盤整備技術として、堆肥や収穫残渣等の未利用資材を活用する低コスト土層改良...
摘要 近年我が国で問題になっているコムギなどの畑作物の湿害の低減を目指し、イネの耐湿性に関する質的遺伝子の単離と機能解析を進めている。特に耐湿性獲得に重要な根端への酸素供給に関わるRadial O2 Loss(...