摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
周年安定供給が可能な高品質のバレイショ品種及びその管理技術の開発
摘要 バレイショの長期貯蔵技術に関しては、品種ごとのエチレンによる長期貯蔵条件を策定した。また、エチレンの拮抗阻害剤である1-メチ ルシクロプロペン(1-MCP)を処理することによって、エチレン貯蔵によるポ...
摘要 (1)がんしゅ病抵抗性連鎖マーカーの開発 115品種・系統の遺伝資源におけるAグループ菌抵抗性評価(接種試験)を行い、抵抗性選抜マーカー(Psea857)の増幅との関係をみたところ、85%の品種・系統におい...
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 鹿児島県及び三重県の高度病害発生圃場等を利用し、遺伝資源の各種病害抵抗性を評価すると共に、遺伝解析が可能な材料に関してはQTL解析を行い、抵抗性遺伝子領域を同定した。また品種育成を目的とした日本...
気候区分に対応した安定多収・良品質大豆品種の育成と品質制御技術の開発
摘要 DNAマーカー等を利用した機械化適性の高い安定多収品種の育成に関しては、a)DNAマーカーによるピンポイント改良では、「サチユタカ」に難裂莢性とダイズモザイクウイルス(SMV)抵抗性を導入した「関東123号...
摘要 目的:イチゴ炭そ病抵抗性に連鎖したDNAマーカーを開発・活用し、炭そ病抵抗性を持った優良系統を効率的に選抜・育成する。 、成果:炭そ病に対する耐病性の遺伝資源として選定した「いちご中間母本農2号...
摘要 目的:‘ウースターペアメン’及び‘あかね’等その後代品種が既知の抵抗性遺伝子を有するかどうかを、DNAマーカーを用いて調査する。 、 、成果:‘Worcester Pearmain’は、調査した8個の抵抗性遺伝子につい...
ピーマン産地の連携による線虫抵抗性選抜システムの開発と土壌病虫害複合抵抗性台木品種の育成
摘要 (1)トマトゲノム情報を利用して、ピーマン第9染色体上のMi抵抗性遺伝子座近傍に集中的にマッピングを行う。また、他の抵抗性分離集団(KC-RILs等)を用いて、SSRマーカーやAFLPによる連鎖地図の作製を行...
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 鹿児島県及び三重県の高度病害発生圃場等を利用し、遺伝資源の各種病害抵抗性を評価すると共に、遺伝解析が可能な材料に関してはQTL解析を行い、抵抗性遺伝子領域を同定した。また品種育成を目的とした日本...
摘要 (1)がんしゅ病抵抗性連鎖マーカーの開発115品種・系統の遺伝資源におけるAグループ菌抵抗性評価(接種試験)を行い、抵抗性選抜マーカー(Psea857)の増幅との関係をみたところ、85%の品種・系統におい...
納豆用主力品種納豆小粒のダイズモザイクウイルス及びダイズシストセンチュウ抵抗性系統の育成
摘要 目的:DNAマーカーを利用し、ダイズモザイクウイルス抵抗性及びシストセンチュウ抵抗性を「納豆小粒」に導入する。さらに、干ばつ耐性の評価法の開発および干ばつ耐性を強化した小粒系統を育成する。 、成果...
摘要 1.イネ品種の多様性解析並びに遺伝子マッピングに利用できるコアSNPセット(世界の品種用及び日本の品種用各768種類)を作製した。2.作製中の8種類の染色体断片置換系統群について最終系統となる候補個...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...
(3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 ・ 新たな判別品種群(日本型イネ品種麗江新団黒谷(LTH:11種の抵抗性遺伝子)およびインド型品種CO39準同質遺伝子系統群(14種の抵抗性遺伝子)を育成した。・ インドネシア、ベトナム、中国、ラオス、フィ...
海外導入遺伝資源を利用したビワがんしゅ病複合抵抗性育種素材の開発(植物遺伝資源の育種素材化)
摘要 ビワについて、海外から導入したがんしゅ病複合抵抗性系統と果実品質の優良な品種等との雑種を育成し、接種試験によるがんしゅ病複合抵抗性個体選抜およびDNAマーカー利用による良質性(白肉系)個体選抜...
(3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 ・ 日本、中国、フィリピン、ラオス、ベトナム、インドネシア等の温帯から熱帯に至るいもち病菌レースの多様性を明らかにし、菌レースがイネの栽培生態型や地理的差異によって異なる分布をすることを明らか...
摘要 1.多様な世界の品種に利用可能なSNPを2,935種類同定した。日本型品種については、異なる品種の解析から染色体上の偏りの少ない新規SNPを検出し、総計3,019種類のSNPを同定した。2.コシヒカリ/はやまさり...
摘要 目的:大麦縞萎縮病の耐病性系統を選抜する。 成果:大麦縞萎縮病IV型ほ場に有望系統、遺伝資源201品種系統を供試し、抵抗性119系統を選抜すると共に抵抗性遺伝子の効果を確かめることができた。