摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、使用可能な薬剤の適用拡大及び耕種的防除法の確立を目指す。前年に消毒後苗木を定植した圃場において、発病調査及び白紋羽病菌の検出を行ったところ、...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 5 ダイコン黒点症状の原因究明と総合対策技術の確立 (2)ダイコン黒点症状の原因の解明
摘要 ダイコン黒点症状の原因細菌Xanthomonas campestris pv. Raphaniが土壌伝染し、侵入経路の一つが根→葉であることを明らかにした。また、伝染源として罹病残渣などが推察された。葉への薬剤散布では黒点症...
12環境に優しい農作物生産技術の開発 (2)トマトフザリウム株腐病防除技術の確立
摘要 目的:被害拡大が続くトマトフザリウム株腐病に対し、複数の防除法を組合せた総合的な防除技術、安定した効果が発揮できる防除方法を確立する。 成果:主要な台木品種の耐病性を検討した結果、発病度が低い数...
夏季高温に適応した水稲品種「にじのきらめき」の高温安定多収栽培方法の確立
摘要 目的:「にじのきらめき」の収量・品質を安定的に確保するための栽培管理方法(浸種・育苗~収穫まで)の解明及びイネ縞葉枯病・斑点米カメムシ等の総合的な防除対策を確立する。 成果:「にじのきらめき」...
大規模露地野菜の収量および品質低下を引き起こす生理障害および害虫被害の発生生態と対策技術の確立
摘要 目的:大規模露地野菜栽培で問題となる生理障害及び虫害対策を確立する。キャベツでは、石灰欠乏症の発生軽減技術の開発を、ネギではネギハモグリバエ新系統の効果的な防除対策を確立する。 成果:キャベツ...
水稲の病害虫に関する研究 1)乾田直播栽培における病害虫防除技術の開発
摘要 目的:水稲乾田直播栽培における病害虫防除技術を開発する。 成果:乾田直播ではトビイロウンカ、セジロウンカ、コブノメイガの発生が多い傾向にあった。飛来後1世代目から薬剤防除を行い要防除水準を大きく...
摘要 目的:県内のイチゴ産地では難防除な微小害虫であるナミハダニやヒラズハナアザミウマ(以下、アザミウマ)を対象に天敵利用技術が普及しつつある。このうち、ナミハダニでは、天敵放飼時の害虫密度が高いた...
カンキツの栽培技術開発 1)カンキツの双幹形仕立てによる省力生産システムの構築
摘要 目的:温州ミカン栽培の省力生産技術の確立により、農家の経営規模拡大と収益性向上を図る。 成果:SS防除時の薬剤付着率は、双幹形が開心自然形より高い。自動防除機、自動草刈機を活用することで防除・除...
佐賀のブランド米麦の生産性を高めるうえで問題となる重要病害虫の省力かつ効果的な防除技術の開発
摘要 目的:品質に優れるものの病害虫に弱い米麦新品種の防除対策を確立し安定生産を確保する。 成果:(1)水稲のトビイロウンカに対する新規箱処理剤の処理時期について検討した結果、いずれの区とも収穫時まで本...
県オリジナルイチゴ品種「大分6号」のハダニ類を中心とした主要病害虫の防除体系構築
摘要 目的: ①ベリーツ(大分6号)におけるハダニの多発要因を明らかにするとともに、天敵による病害虫の総合的防除体系を構築する。 成果: ①多発要因の解析:ハダニが発生しやすいのは立生>開帳性、大分6号...
6.宮崎特産柑橘の次代に対応した栽培技術開発 1)キンカン、日向夏の輸出向け果実生産技術の開発 2)温暖化に適応した「宮崎夢丸」の高品質安定生産技術の開発 3)日向夏の省力・安定生産技術の開発
摘要 1)キンカンの台湾輸出向け試験については、早期型・完熟型ともに輸出に対応した防除暦に沿って試験を行い、一部残留農薬が検出されたが基準値の範囲内であった。 一方で、今回実施した防除体系では、...
摘要 ■目的:難防除病害虫の薬剤感受性調査を行い、効果のある薬剤の選定を行うとともに、高濃度二酸化炭素くん蒸処理及び天敵製剤を用いた防除技術の効果と安定性を高め、既存の薬剤防除技術を合理的に組み合わ...
摘要 目的:登録前の薬剤について、その効果や薬害の有無を検証するとともに、効果的な防除体系を確立する。 成果:①タマネギにおいてササラ2,000倍をジマンダイセン水和剤、フロンサイドSC、オロンディスウルト...
果樹病害虫防除試験 (2)愛媛果試第28号害虫防除技術開発試験費
摘要 目的:愛媛果試第28号(紅まどんな)の施設栽培で果実被害が問題となっているアザミウマ類の発生状況を解明し、効果の高い防除薬剤の探索や有効な防除技術を開発する。 成果:開花期から収穫時期までミカン...
広域連携型農業研究開発事業 (4)高密度育苗における薬剤側条施用技術及び育苗管理技術の実証
摘要 目的:高密度播種苗田植機に装着した薬剤側条施用機での防除効果や、本県に適した高密度育苗の育苗管理方法について検討する。 成果:高密度育苗+側条施薬体系は収量・防除面に優れ、有効性がうかがわれた...
茶等に関する試験 2)茶の安定生産と品質向上対策の確立 (2) 輪斑病・新梢枯死症の効果的防除法
摘要 目的:本県茶産地の特性を踏まえた栽培管理技術を確立し、茶業経営の安定に資する。 成果:防除効果の高い薬剤と散布時期を検討した。一番茶萌芽期前にアゾキシストロビン、テブフロキン、イミノクタジン酢...
生産環境安定対策技術の確立 ドローン(マルチローター型小型無人航空機)による青ネギの病害虫防除技術の検討
摘要 目的:本県の主要品目について、品質および収量の安定化を図るため、それぞれの品目の固有の病害虫防除および土壌管理、施肥設計に関する課題を解決し、安定生産に資する技術を確立する。 成果:ネギアザミ...
AIを活用した土壌病害診断技術の開発 2) 瀬戸内地方における卵菌類病害に対する診断・対策技術の実証
摘要 目的:土壌病害の新しい管理法である健康診断の発想に基づく土壌病害管理法(ヘソディム:HeSoDiM)の、生産者およびその指導者(民間、公設機関)による実践を支援し、作型・土壌条件・栽培条件等が異なっ...
マツ盆栽等の輸出解禁・緩和に必要となる病害虫防除方法の開発 2マツ類葉さび病菌の担子胞子の飛散距離の調査
摘要 目的:マツ盆栽等の欧米への輸出に向け、植物防疫上の課題となっているゴマダラカミキリ、マツ類葉さび病およびこぶ病について、寄生性や発生調査を行うとともに有効薬剤を探索して防除体系を確立する。また...
アスパラガス大規模生産技術開発事業 4) 無人防除技術の開発
摘要 目的:アスパラガス栽培の大規模経営体を育成するため、「さぬきのめざめ」等主要品種の最適な栽培環境条件の解明と、最適環境維持のための制御方法および省力栽培技術を開発する。 成果:市販の小型電動噴...