摘要 蒸散速度、枝の体積含水率及び径の計測から、傾斜地園に栽培したウンシュウミカン樹の蒸散速度は、6月の午前中、体積含水率が高く枝が縮んで水を供給できる間は高いが、体積含水率が下がる日中以降低くなる...
摘要 目的:生育不良対策の一環として、低位生産園において高位安定生産(青果収量2t/10a)を図るための栽培管理技術を開発する。計画:・適正樹体管理法、・適正施肥法、・適正根域管理法、・急傾斜地土壌肥沃管...
摘要 i)矮性台木として実用化されているカラタチの変異系統ヒリュウはその初期成育がカラタチ実生より劣る。そこで、実生の生育に及ぼす燐酸の効果を検討したところ、赤玉土2L当り50gの過燐酸石灰を施用すると、...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(62)
摘要 ‘青島温州’の密植栽培、隔年交互結実栽培ではヒリュウを含めた日本のカラタチ系統が米国カラタチ系統よりもわい性でかつ高品質となった。収量を確保しながら高品質を狙うなら‘ウェーバーフォーセット’が今の...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(68)
摘要 異なる台木による青島温州の隔年交互結実の効果をみると、果実品質はカラタチの変異系である大葉系台木、栖本などの矮性台木、ならびにウェーバーフォーセット台木で糖が高く、中でも品質と収量性からウェー...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(67)
摘要 青島温州の台木試験において、春葉中の可溶性糖は栖本やディビス台において低く、ポメロイやUSDAといった強勢台で高かった。でん粉は逆にヒリュウや大葉といった矮性台で高く、USDA、クライダーとい...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(64)
摘要 温州みかん成木のマルチ栽培において、春肥と牛ふん堆肥・葉面散布の施肥体系では慣行マルチ程度の収量を維持しながら果実の糖度が高まり、細根量の増大が認められた。‘青島温州’幼木の高畝栽培において、台...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(51)
摘要 ‘今村温州’の生育はラフレモン台が良くヒリュウ台で劣った。ユズ中間台は温州中間台に比べて生育が優れた。また、キンカン中間台とカラタチ台との差は小さく、ユズ及びシーカーシャー台の生育が劣り着花も少...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(48)
摘要 マルチ栽培下での葉面散布施肥を検討したところ、葉面散布のみでは窒素(N)肥料が不足となり樹勢が衰弱したが、これに春肥を施用することにより樹勢の回復が見られた。リン酸(P)を半量に減肥すると樹勢...
摘要 傾斜地のカンキツ作における作業の合理化,高品質果実生産技術の開発の基礎資料を得る目的でわい性台木のヒリュウを使った台木試験及び台木の生理機構解明を行った。ヒリュウ台の高糖系ウンシュウ「白川温州...
摘要 キウイフルーツの安定生産及び高品質生産を目的に新しい台木を開発するため、キウイフルーツ8品種の挿し木を行い、その発根・生育量から台木適性を検討した。その結果、発根量の多いのはアップル、ヘイワー...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(105)
摘要 各種カラタチ系統台木を用いた10年生青島温州を、8年度に解体調査を行ったところ、果実を含めた全重量は多い順にクライダー>ポメロイ>ディビス>USDAであり、少ないものでは大葉<ヒリュウ<和歌山...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(35)
摘要 マルチ栽培における葉面施肥試験では、収量は樹勢の良いアミノ酸施用区で多いが、果汁の糖は牛ふん堆肥施用区で高く、アミノ酸施用区で低くなった。8月の葉中Nは標準施用を行っている無マルチ区で高く、次...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発
摘要 従来カンキツの台木には我が国ではカラタチが主として使われてきた。カラタチ台は適度にわい性であり、高品質果が生産される。しかし、近年生産現場では、各種の栽培法が考えられてきており、これら栽培法に...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(38)
摘要 マルチ栽培における葉面施肥試験では、リン酸半量区や葉面施肥の年5回区の樹勢が低下した。しかし、これらの区での果汁のBrixは高い。また、葉中のK、Ca含量に処理間差はなく、P、Mg含量はリン酸...
摘要 シマサルナシ台キウイフルーツ(ヘイワード)の特性調査を行った。その結果、シマサルナシ台は共台(ヘイワード台)よりも生育旺盛で収量も多く、春葉ショ糖含量が高かった。また、細根の根活性も高く、ショ...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築
摘要 カンキツ類の栽培において、高品質果生産を目的としたビニールマルチ栽培が普及しており、この結果樹勢の衰弱化が大きな問題となってきている。本課題ではマルチ栽培に適した施肥体系の確立を目的に、圃場の...
摘要 キウイフルーツ(品種ヘイワード)に対するシマサルナシの台木適性について検討したところ、シマサルナシ台樹は従来の共台(ヘイワード台樹)に比べて生育が優れ、6年のような干ばつにも強く、着花数が増加...
摘要 高品質果実生産を目的としたビニールマルチ栽培が普及しており、この栽培法に適した施肥体系の確立を目的に、有機物の施用及び葉面散布法を3年間検討した。葉面散布だけのNの供給区では樹勢が衰えてきたた...
摘要 四国の地形は複雑であり、気象的にも極めて多様性に富んでおり、地域に適した特産的果樹を育成できる可能性も高い。そこで、軽労働に適した樹種の選択や新しい栽培技術等の開発が急務であり、そのための基礎...