イネ南方黒すじ萎縮病の簡易検出法と被害発生リスクに基づく防除技術の開発
摘要 (1)主要イネ科作物(トウモロコシ・コムギ・オオムギ・ヒエ・イタリアンライグラス・エンバク)に対し、SRBSDVを保毒したセジロウンカを1週間加害させる。加害終了1ヵ月後に病徴の有無および植物体内のSR...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質オオムギ品種や大麦粉用品種の育成に関しては、a)高β-グルカンオオムギ系統では、高アミロース遺伝子amo1遺伝子とモチ性を合わせ持ち、搗精ムギのβ-グルカン含量が13.5...
摘要 パン用等の有望系統・品種の栽培性と品質評価に関しては、a)「北海262号」が硬質系統としてはやや低タンパク質で耐倒伏性が劣る点について、後期窒素追肥に重点を置いた肥培管理でタンパク質含量が向上し倒...
h.遺伝子組換え技術の高度化と複合病害抵抗性等有用組換え稲の開発
摘要 遺伝子発現の強度・時期・特異性の制御技術、閉花受粉関連遺伝子の特定等、交雑・混入防止技術の開発については、1)遺伝子発現の制御技術について、病害抵抗性付与のツールとして開発してきた病原菌の感染...
果樹ウイルス・ウイロイド検出のための診断技術の開発 1)温州萎縮ウイルスグループによる感染被害の解明とウイルス無毒化技術の開発
摘要 目的:温州萎縮ウイルスグループによる感染被害を解明するとともに、断続熱処理を利用した、効率的なウイルス無毒化技術を開発する。 成果:県内において温州萎縮病症状を示す「原口早生」、「日南1号」か...
ナシ萎縮病の発生生態の解明と防除技術の開発 -土壌改良による樹勢回復及び症状軽減効果の検討-
摘要 目的:土壌環境や樹体栄養の悪化が樹勢の低下をもたらし、ナシの萎縮病発生に繋がっている可能性がある。このため、土壌環境面から樹勢回復及び維持技術について検討する。 方法:局所深耕、土壌改良資材処...
摘要 コムギ縞萎縮病について、抵抗性品種作付けによる媒介菌のウイルス保毒率を下げる効果の検討、ウイルス保毒した媒介菌密度とコムギの被害程度について研究する。また、株腐病については、殺菌剤の灌注処理に...
長野県に発生したコムギ縞萎縮病の緊急対策の確立 (3)耐病性品種の選定
摘要 目的:奨決に準じた品種選定(耐病性を有する系統の品質評価含む)を行う。また、奨決供試前段階の有望系統について検討を行う。 成果:現地検定ほ場にて既存品種および育成系統の播種を実施し評価検定中。
長野県に発生したコムギ縞萎縮病の緊急対策の確立 (2)耕種的防除法の確立
摘要 目的:播種時期を晩期に移動させ、発病度合、生育収量の変化をとらえ、気象条件とあわせた解析を行う。追肥を主体とした肥培管理条件と生育回復による減収補償条件を解明する。発生ほ場の耕種前歴と発生の関...
長野県に発生したコムギ縞萎縮病の緊急対策の確立 (1)県内のコムギ縞萎縮病の発生実態の解明
摘要 目的:発生ほ場の耕種的な前歴を調査し、被害程度との関連を解析する。 成果:現在、品種選定および施肥方法による対策について試験中、7月に結果がまとまる予定である。前年度の予備試験において、晩播と...
1 新品種の開発(2)麦・大豆の新品種の育成と選定 (1)ビール麦の良質多収品種の育成 ア.温暖地向けビール醸造用高品質品種の育成
摘要 目的:縞萎縮病及び凍霜害抵抗性等を備えた、ビール醸造用高品質多収品種を育成する。また、育種素材の評価と育種技術の開発を行う。ビール大麦有望系統「関東二条42号」の持つ高品質・安定多収性を発揮させ...
摘要 多収の六条皮麦育成系統と比較の既存食用六条皮麦品種について、黄熟期の地上部乾物重とその器官構成割合について調査した。黄熟期の乾物割合は約35~40%で、穂重型・茎葉型・中間型に分類された。生産力検...
c.実需者ニーズに対応したパン・中華めん用等小麦品種の育成と加工・利用技術の開発
摘要 1)超強力小麦品種「ゆめちから」について、関係機関等と連携し普及促進を行い、北海道では23年度(播種)より約1,000ha、兵庫県では22年度(播種)より約100haの栽培が行われることになり、普及促進計画を...
ナシ萎縮病の発生生態の解明と防除技術の開発 -土壌改良による樹勢回復及び症状軽減効果の検討-
摘要 目的:土壌環境や樹体栄養の悪化が樹勢の低下をもたらし、ナシの萎縮病発生に繋がっている可能性がある。このため、土壌環境面から樹勢回復及び維持技術について検討する。、方法:局所深耕、土壌改良資材処...
h.遺伝子組換え技術の高度化と複合病害抵抗性等有用組換え稲の開発
摘要 1)作物の重要形質に係わる新規遺伝子の機能解明として、小胞子期の稲に高温処理を施す過程で発現レベルが変動する遺伝子の解析を進めるとともに、処理による不稔の直接的な原因が花粉の柱頭への付着及び花...
摘要 小麦の品質、加工適性の向上を図るとともに、かび毒汚染を抑制し、雨害耐性や雪腐病、縞萎縮病抵抗性に優れた小麦品種の開発を促進する。また、年次や地域による収量・品質の変動を少なくする栽培管理技術や...
摘要 目的:発生圃場の耕種的な前歴を調査し、被害程度との関連を解析する。播種時期を晩期に移動させ、発病度合、生育収量の変化をとらえ、気象条件とあわせた解析を行う。また、追肥を主体とした肥培管理条件と...
摘要 コムギ縞萎縮病について、抵抗性品種作付けによる媒介菌のウイルス保毒率を下げる効果の検討、ウイルス保毒した媒介菌密度とコムギの被害程度について研究する。また、株腐病については、殺菌剤の灌注処理に...
汎用型不耕起播種機を基軸とするイネ-ムギ類-ダイズ体系の実証と経営評価
摘要 関東地方の大規模な水田作営農において、汎用型不耕起播種機を基軸とし、生産費を半減させる稲-小麦-大豆2年3作作付体系を構築することを目的に試験を行った結果、水稲では施肥の改善、小麦では縞萎縮病抵...
摘要 小麦の品質、加工適性の向上を図るとともに、かび毒汚染を抑制し、雨害耐性や雪腐病、縞萎縮病抵抗性に優れた小麦品種の開発を促進する。また、年次や地域による収量・品質の変動を少なくする栽培管理技術や...