(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
(5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 ・ 多くの作物で夜の早い時刻帯に栄養塩を含んだ水を根圏に供給すると、早朝の同量潅水より30%増収した。これは、作物がこの時刻帯に蒸散を伴わずに栄養塩を吸収する能力を有するためであると考えられる。...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 タイにおけるこれまでの飼養試験データ並びに飼料分析データを取り纏めて、タイ語で肉牛飼養標準試作版を作成した。タイ南部、北部並びにラオス南部の代表的な飼料資源の化学分析と栄養価を測定するとともに...
亜熱帯生物資源活用システム高度化のモデル試験研究(アメリカフウロ)
摘要 目的:亜熱帯生物資源の高度活用へ向けた基盤強化事業において、モデルとして雑草アメリカフウロを利用した土壌病害および雑草防除技術の実用化を行う。雑草の栽培、種子生産、製品加工、品質検査、防除効果...
摘要 これまで土壌病害・雑草防除で一般的に使用されてきた土壌消毒剤である臭化メチル剤は、1992年のモントリオール議定書締約国会合においてオゾン層破壊物質に指定され、検疫用途などを除き、2005年には全廃す...
3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 1) カンキツグリーニング病の実際の伝搬過程を閉鎖系で再現するために、ガラス室内の罹病樹上に産卵させた卵から羽化したグリーニング病細菌保毒ミカンキジラミ成虫の育成に成功した。2) ミカンキジラミを...
5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 1) 水利用効率を高める灌水時刻は19時前後であった。この時刻帯での蒸散はほとんどないが、多くの作物で硝酸態窒素の吸収が高まる。キュウリの養液土耕栽培において、日中に水・夜間に培養液を供給すること...
サトウキビ等栽培環境における施肥窒素等の有効利用技術の開発と土砂・養分の動態解明
摘要 サトウキビの春植え栽培においては、慣行栽培の追加窒素分を肥効調節型肥料で施用すると、窒素施肥量を4割節減しても可製糖量は減収しないことが明らかになった。また、肥料の利用効率が高くなり、未利用分...
摘要 米国ハワイ州で生産されているパパイヤリングスポットウイルス(PRSV)HA株抵抗性の遺伝子組換えパパイヤ“55-1”と、組換えの宿主である“Sunset”について、残渣として出る種子が発芽した場合の環境安全性につ...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(49)
摘要 亜熱帯植物のウイルス病を分離・同定した。我が国初発や沖縄のみに発生するものもある。7~8年度:オクラからハイビスカス退緑斑ウイルス(HCRSV)とハイビスカス黄斑モザイクウイルス(HYMV)を分離し、抗血清...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(55)
摘要 石垣市のタバコからタバコ脈緑モザイクウイルス(TVBMV)を分離した。TVBMVは台湾とアメリカで報告されているが、日本本土での発生はない。アブラムシによって伝搬され、多くのナス科植物に全身感...
熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(183)
摘要 我が国に未定着の熱帯・亜熱帯性水田強害雑草の侵入・定着条件を解明し、地球温暖化に対応した雑草防除技術を確立するため、コヒメビエをモデルとして生態的特性を在来のヒエ属雑草と比較検討した。種子の一...
摘要 圃場においてムクナ、キマメ等のマメ科作物の雑草制圧力を調査した。さらに他感作用の評価のため、生育中の葉を浸漬した水の電気伝導度、pHを測定し、葉からの溶出の量を測定した。また浸漬した水を用いて...
熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(163)
摘要 我が国において未定着の熱帯・亜熱帯性の水田強害雑草について、侵入・定着に関与する生理・生態的条件を解明し、想定される地球温暖化に対応した雑草防除技術の確立に資する。7年度は九州に侵入したコヒメ...
摘要 熱帯・亜熱帯地域ではその気候条件により、農作物のみならず、街路樹、垣根、観賞植物、また、野草・雑草など多種多様な植物が周年生育する。豊かな緑は人々の目を楽しませてくれるが、同時に病害虫のすみか...
摘要 マルチ栽培は秋期から冬期にかけて地温の上昇効果や、土壌表面からの蒸発・雑草防止に効果があるが、夏期には過度の地温の上昇を招き、逆に作物の生育を阻害する。そこで夏期に地温の上昇を抑制するようなマ...
熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(167)
摘要 我が国において未定着の熱帯・亜熱帯性の水田強害雑草について、侵入・定着に関与する生理・生態的条件を解明し、想定される地球温暖化に対応した雑草防除技術の確立に資する。6年度は、九州に侵入したショ...
摘要 1年目の5年度は夏期低温であったが、2年目の6年度は夏期高温であった。夏期高温にもかかわらず、ムクナ(アナン)は大豆に勝る除草効果を示さなかった。以上のことから、温帯の日本におけるムクナ、ピジ...
熱帯・亜熱帯性強害雑草の水田への侵入・定着条件の解明(158)
摘要 地球温暖化を想定した暖地水田でのコヒメビエの定着条件を明らかにするため、冬期間の低温の程度とその頻度が穎果の死滅に及ぼす影響を検討し、定量化した。すなわち、玉名市産のコヒメビエの穎果は含水比5...