輪作畑土壌における土壌微生物の群集構造の定量的評価法に関する研究
摘要 コスト軽減を目指した大規模畑作では、過剰な耕作や不適切な管理が土壌の生物的環境を劣化させ、難防除土壌病原菌の蓄積を招き、結果として生産性を低下させている。本研究では、作付け体系、施肥管理等が土...
摘要 北海道の大規模畑作地帯において、農業生産に伴う環境負荷の低減が急務であり、環境負荷の評価手法の開発が求められている。そこで、生産に伴うエネルギー投入量、硝酸溶脱量、亜酸化窒素発生量などを見積も...
摘要 新しい耐寒性小果樹グミ科のヒッポファエ・ラムノイデス(Sea buckhorn)は多目的利用可能(食品・医薬品・環境修復・観賞)で、今後、ロシアなどから優良遺伝資源を導入し、寒冷少雪地帯で栽培...
摘要 乳牛父牛毎の多くの家系またDNAマーカーの欠測に対応できるゲノム上の量的形質遺伝子座位置を推定する手法を開発した。乳牛父牛の遺伝子型と環境との交互作用を考慮した遺伝能力評価法を開発した。家系情...
子実及び茎葉高消化性を導入した寒地向けとうもろこし親系統・F1品種の育成(172)
摘要 戻し交雑と自殖により褐色中肋(bm)およびワキシー(wx)遺伝子の導入と固定化を進め、bm系統ではS4およびB3F2世代、wx系統ではS3およびB3F2世代まで達した。曲げ抵抗値により評価した...
摘要 打撲耐性ばれいしょ品種を育成するため、評価法を検討し、生産力検定試験ならびに生産力検定予備試験に供試・選抜された優良系統および代表品種の打撲耐性を調査した。生産力検定試験に供試した58品種・系...
摘要 岡山県加茂川町の気候資源を評価するため、町内において約100個所の気温の定点観測と全天・散乱日射量の測定を行った。2年間の観測の結果、加茂川町内には地点間で月平均最高気温で約3~4℃、月平均最低気温...
摘要 複雑地形下の中山間地において地域環境を活用した小産地を形成するために、耕地規模に匹敵するサイズで気温や光環境を評価する技術の開発を行った。そのような技術として、50mメッシュ標高値をフ-リェ変...
中国中山間地域における農林地の地目構成と外部経済効果の動向に関する研究(9)
摘要 農林地がもつ外部経済効果(国土保全やアメニティ供給など)は、面積と地目が同じであっても、立地条件により異なると考えられる。また、農地の地目構成は、水稲から他作物への転換や耕作放棄地における植林...
農地の土壌侵食量把握及び侵食に伴う土壌生産力変化の将来予測(215)
摘要 フィリピンのココナッツ畑が分布するロメロ川流域とタイ西部のキャッサバ畑が広がるサイヨーク地区を対象に輸出農作物栽培が土壌流亡に与える影響を評価するとともに、侵食に伴う土壌生産力変動と生産力を維...
摘要 抗酸化性は、老化、発ガン、紫外線障害などを防ぐとされる食品機能性の一つであり、抗酸化性を加味した飼料設計により、家畜の健康の維持・増進が図られて生産性向上に結び付き、畜産物の保存性も向上させる...
摘要 公共牧場内の地形要因を数値地図化するソフトウェアを作成し、全体面積、草地・野草地面積、利用頭数、利用率等の異なる都府県の61公共牧場について地形データセットを作成した。このうち、東北・関東地方...
摘要 農林水産衛星画像データベースシステムから日本海周辺における夜間の可視画像データを入手し、漁火の分布域を漁場と考え、その季節変動を既往の知見と比較し,スルメイカ漁場のモニタリング方法としての有効...
中国における稲遺伝資源の特性評価と新品種素材の開発(155)
摘要 中国における食料問題解決に貢献するため、中国及び日本の有用イネ遺伝資源を利用して、安定・多収新品種素材の開発を行う。主な開発対象は、1年1作の単季稲、及び飼料用稲とする。新品種素材開発の過程の...
地形・水文条件からみた中山間地水田地帯の土砂崩壊防止機能評価法の開発(37)
摘要 新潟県頸城丘陵の棚田を対象にして調査した。水田団地ごとの傾斜,表層地質,耕作放棄率等とともに,土砂崩壊のデータを収集し,水田団地の要因が土砂崩壊に与える影響を数量化■類を用いて評価した。数量化■...
摘要 竹筒営巣性ハチ類を生物多様性評価の指標群集として利用するために,竹筒トラップでその生息状況を調べた。春から梅雨明けまでの期間に較べて,梅雨明け後から秋までの期間のほうが営巣が多かった。しかし,...
摘要 酸性降下物の負荷実態とその森林生態系への影響を監視・解明するため、全国7箇所で降水観測を行った結果、降雨pHは4.5~5.4前後で大部分がいわゆる酸性雨であったが、多くの観測点でわずかなpHの上昇傾向...
大規模畑作地帯における環境評価手法による輪作体系の比較(262)
摘要 十勝地域におけるコムギ、バレイショ、アズキ、テンサイおよびキャベツの標準的生産体系をベースとして、機械作業・施設利用により発生する炭酸ガス量を積み上げ法により、また利用する農薬、化学肥料の生産...
摘要 北海道への適応性を向上させるため、越冬性および葉枯性病害抵抗性の改良が主な育種目標である。道東地域に対する適応性については根釧農試の協力によりそばかす病抵抗性の改良が進んでいる。耐倒伏性、再生...
摘要 新そば、劣化そばの品質の差異評価法を確立し、貯蔵中のそば粉の劣化を色相、遊離脂肪酸量等を指標に評価できることを明らかにした。新そばの貯蔵条件を検討し、そば粉の劣化の主原因が、酸化反応以外の加水...