摘要 温暖化により多発している夏秋トマトの放射状裂果軽減技術を検討した結果、日射に応じた自動遮光、さらにはミスト散布を組み合わせることで裂果を軽減でき、導入コスト以上の増益が見込まれることを明らか...
中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 ミニトマトのハウスに、多層断熱資材及び水蓄熱装置を導入することで、対照ハウスと比較して暖房燃料使用量を 60%以上削減できることを実証した。又はハウス栽培キュウリで適切にハウスの開閉制御を行うこ...
地域特性に応じた園芸・畜産等の効率的かつ安定生産に資する農業機械・装置の開発
摘要 果樹園用手持ち式採花装置については、花粉採取作業だけではなくモモやリンゴの摘蕾・摘果作業での有効性を確認し、令和2 年度の試験販売の目途が得られた。ホウレンソウ全自動移植機については、想定した作...
摘要 加工・業務用ホウレンソウの出荷予測技術については、収量予測モデルに必要な群落吸光係数、日射利用効率等の推定に加えて、農業情報研究センターとの連携による生育予測モデル開発の他、空撮画像により得ら...
中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中小規模施設園芸については、経営体強化プロジェクト等の外部予算を活用し、多層断熱被覆資材、ICT 等を活用した省エネ技術や低コスト園芸ハウス等を開発するとともに、燃油使用量50%以上減を達成し、従来...
摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、 a) 機械除草技術を中心とした「水稲有機栽培技術マニュアル(暫定版)」に高能率水田用除草装置の特徴や操作法及び高精度水田用 除草機やチェー...
摘要 中課題1「土壌消毒剤低減のための各種病害の診断法の構築」では、昨年度までに病害毎に作成された「診断・対策支援マニュアル(ver1.0)」を基に、各マニュアル案の検証が当初の計画通り行われ、検証結果に...
カンショ新栽培技術体系を核とした大規模畑輪作生産システムの確立
摘要 カンショの効率的な育苗・採苗・定植システムに関しては、 a) 種イモ切断、種イモ萌芽、トレイへの伏せ込み、種イモの養液育苗、一斉採苗、調整選別、植え付け、慣行圃場管理、収穫からなる小苗体系について...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) 全粒種いもに適した種いも生産技術として、開発したジベレリン浸漬処理技術よりも省力的な施設貯蔵時の噴霧処理技術の開発に着手し、浸漬処理と...
気温上昇対策と施肥削減による黒ボク畑特産野菜の生産安定技術の確立
摘要 目的:温暖化に対応した生産技術、肥料価格高騰に対応した生産コスト削減、適正施肥技術を確立する 、成果:ビニールハウスに被覆した遮光ネットに15分間断で散水するとハウス内気温が持続して低下し、ミニ...
傾斜圃場におけるカラシナの鋤き込みと補助手段の併用による防除効果向上および鋤き込み期間短縮
摘要 水圧補正チューブを用いた散水による土壌還元化による消毒効果を検討した。水圧補正チューブによる散水によって土壌の酸化還元電位は-100mV程度と還元状態になり、鋤込み時に鎮圧するとより還元状態になった...
施肥コスト削減技術の確立 、2)畑地土壌の不可給態リン酸活用によるリン酸施肥量削減技術の確立
摘要 目的:土壌中の不可給態リン酸を可給化する酵素活性の優れた資材を選定する。 、成果:米ぬかを100g/m2施用するとホウレンソウのリン酸施用量を半減することが可能であった。
摘要 目的:施設園芸の高度化を図り、より安定的・計画的に生産量を増大させることが可能な植物工場の実用化に取り組み、農商工が一体となって地域産業を活性化させ、新たな雇用の創出へと結べ付けることを目指し...
臭化メチル剤から完全に脱却した産地適合型栽培マニュアルの開発
摘要 (1)現地実証試験では平成24年3月までにプランター隔離床栽培、潅水処理による土壌中ウイルス濃度低下、紙包み定植等の適応性を実証する。一方、所内試験ではプランター隔離栽培における土質の違いの影響...
土壌病原菌や有害線虫を駆除する薫蒸作物の開発と利用方法の確立
摘要 (1)チャガラシについてはGSL高含量の系統:Y-010を「辛神」として品種登録を申請中である。クレオメについてはV-003を育成したが、海外採種でコストとサツマイモネコブセンチュウの問題があり、品種登録...
施肥コスト削減技術の確立、2)施設園芸圃場のリン酸およびカリ過剰土壌における施肥量削減技術の確立
摘要 目的:リン酸およびカリ蓄積土壌における施肥リン酸、カリの肥効を明らかにする。、成果:コマツナ、ホウレンソウでは、減肥すると株重が重くなる傾向が認められた。
摘要 目的:新たな技術開発により、農産物の食味や安全性など、より特徴的な品質向上を図り、消費者のニーズに応えるとともに養液栽培の経営に寄与する。、成果:(1)トマトロックウール栽培において糖度の向上を...
蒸気散水法の開発による連作畑の土壌のリフレッシュ化と野菜の高品質安定生産
摘要 目的:施設軟弱野菜栽培において、土壌への蒸気処理後に散水を行う新しい蒸気散水処理により、萎凋病、根こぶ病やキスジノミハムシなどの病害虫の抑制と集積養分の除去等の土壌のリフレッシュ技術を確立する...
摘要 目的:地域バイオマス資源を利用し、製造過程での悪臭が少なく高機能な有機質資材を開発する。成果:果樹剪定枝の炭化処理、粉砕処理法についてコスト試算を行った。また、堆肥の発酵過程で悪臭の原因となる...
摘要 飛騨地域のホウレンソウは,ぎふクリーン農業の基準により生産しているが、化学農薬・化成肥料削減のための防虫ネットや有機質肥料を用いることでコスト・労力が増え、負担が増加している。これらの問題を解...