
摘要 米の食味に関わるリポ蛋白質の穀粒中の分布状況を調査し、分子量を測定した。ゲル濾過で分離されるリポ蛋白質量と食味総合値との間には強い正の相関が認められた。小麦では、低アミロース性系統K107Afpp4の...

13. 麦・大豆を軸とした水田営農安定化技術の確立 (1)小麦の省力播種法と生育診断技術を利用した高品質生産技術の確立
摘要 目的:麦・大豆の高品質、省力安定栽培できる作型、生産技術を開発する。 これまでの成果: 小麦有望品種‘イワイノダイチ’は‘農林61号’と比べ広い播種時期に対応した作期分散には好適な品種であることを明ら...

摘要 アミロース含有率と食感がASW並の早生系統「中国154号」を開発し、関東以西の府県に試験用に配付した。また、「農林61号」より7日(「ふくさやか」より2日)早熟な麺用系統「中系9274」と「中系9275」を...

摘要 高水分小麦の損傷率は、収穫コンバインの扱胴回転数を下げ、作業速度を上げると低下し、水分30%以下で0.1%であった。また、小麦穀粒の水分が同じでも、成熟過程で水分が低下した時に比べ、乾燥過程で降雨に...

摘要 i)携帯電話を活用して農用車両転倒事故を自動通報する装置を小型化するとともに、圃場内無線LAN(フィールドサーバー)を活用してJA等の管理センターへ異常事態を連絡する農作業緊急通報装置を試作し、実用に...

摘要 i)小麦種子タンパク質を分離し、アミノ酸部分配列と質量分析によりそれらを同定した。また、交配系統を用いて生地物性に関与するタンパク質を同定し、対応する遺伝子をDNAマーカー化した。小麦グルテンタン...

摘要 i)米について、米飯の粘りにかかわる粘性多糖の含量は7.2-24.2%の範囲にあった。また、米飯の良食味に関わると推定されるリポ蛋白質を見いだした。ii)小麦について、粘度特性突然変異系統の澱粉特性を解...

摘要 i)農林61号より成熟期が5日早く、製粉性(ミリングスコア)が2ポイント高く、麺の官能評点(色や食感などの合計点)が4点高い、温暖地西部向け小麦「中国146号」を育成し、小麦農林156号「ふくさやか」...

摘要 i)豆類虫害抵抗性については、リョクトウの虫害抵抗性系統から殺虫性分画を精製し、3種類のパルミチン酸を含む類似物質を単離した。ii)α-アミラーゼインヒビター遺伝子(αAI-2)を導入したアズキ組換え体のマ...

温暖地西部における土壌管理に基づいた小麦子実蛋白質含量の制御
摘要 i)小麦3品種において出穂後10日目の追肥窒素の吸収により小麦蛋白質含量が増加した。この増加はグルテンを構成するグルテニンとグリアジンの生成に伴っており、低分子蛋白質画分への特異的な蓄積は見られな...

摘要 i)色相を改善した小麦品種育成のため、めんの色相とポリフェノール、ポリフェノールオキシダーゼ活性の関係を解析した。色相と製粉性が優れる(ミリングスコアが農林61号より4ポイント高い)早生系統「中系7...

摘要 i)米及び小麦の品質構成成分の特性に関わる要因を解明するため、米については、米飯の粘りに係わる粘性多糖の特性の品種間差を解析し、さらに呈味性に係わる複合蛋白質の特性を解析した。ii)小麦については...

摘要 i)立毛中の水稲、小麦の穀粒水分は、単粒単位で見ると最初は高水分域にあるが、収穫期に入ると高水分域と低水分域に二極分布し、その後、低水分域に移行していくことが明らかになった。収穫適期の水分二極分...

摘要 i)「北海257号」の変性粉特性がホロシリコムギよりも優れている原因は、小麦粉中のペントサン含量の高さと粒度の低さにあった。また、加熱による粘度上昇は、デンプン表面の疎水化が原因であった。さらに、...

小麦・大豆作体系を軸とした水田転作省力作業技術の確立(61)
摘要 大豆の密条播に対応する不耕起播種機と、亀裂のある播種溝を作成する耕耘爪を新たに開発した。開発機は0.5~0.7m/sの速度で不耕起播種作業ができ、播種時薬剤の株元散布機能に加え肥料の同時施用も可能にな...

温暖地水田転換畑向け高品質・多収・機械化適性大豆品種の選定(54)
摘要 長野県中信農試及び九州農試育成大豆系統並びに既存品種を供試して近畿・中国地域への適応性を検討した。莢先熟が多発して茎葉の成熟が進まなかったため、成熟期が大幅に遅れるとともに害虫が多発し、特に普...

温暖地西部向け高製めん性・早期開花型早熟多収小麦品種の育成(53)
摘要 温暖地西部向け高品質早生多収小麦系統の早急な品種登録・普及定着を図るため,品種候補系統「中国146号」と「中国147号」の品質向上安定化策を検討し,緩効性窒素肥料を追肥することにより,省力的にタンパ...

摘要 平成2年から12年の間に,中国143号から151号までの9系統を育成し,関係府県に配布した.それらのうち,麺の色と粘弾性が優れる早生多収小麦系統「中国147号」を「フクオトメ」の名称で平成12年に品種登録...

小麦生地物性改良のための低分子グルテニン遺伝子型の簡易判別技術の開発(46)
摘要 小麦国内品種の製麺性・製パン性の向上のため、生地物性に大きく影響する低分子グルテニンサブユニット(LMW-GS)の遺伝子型についてその構成を明らかにするとともに、2次元電気泳動法でLMW-GSを単離し、それ...

小麦近縁種が有するグルテン特性の改変に有効な胚乳貯蔵タンパク質遺伝子の日本品種への導入(39)
摘要 本課題ではグルテン特性への関与が示唆されている低分子グルテニンGlu-A3座に着目し、6倍性小麦近縁種であるスペルタコムギ(Triticum spelta)及びクラブコムギ(Triticum compactum)の有するグルテニン...