国産花きの国際競争力強化のための技術開発(実需ニーズの高い新系統及び低コスト栽培技術の開発)「キクウイロイド性矮化病の抵抗性品種の選抜」
摘要 目的:産地の既存小ギク品種の中から,北日本(寒冷地)に適した抵抗性既存品種の探索を行う。また,得られた抵抗性品種を交配親とし,夏秋期作型に広く利用可能な抵抗性中間母本を作出する。 成果:①抵抗性...
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成に関しては、a) 品種「なんめい」は、茶育成系統評価試験及び輸出対応型栽培試験において、収量及び製茶品質で比較品種の「やぶきた」、「さやま...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
摘要 i)イソギク雑種キク1系統、花持ち性の優れるカーネーション2系統について実用性が高いと判定された。交配とエチレン感受性簡易検定法による選抜により、外生エチレン処理による花弁の萎凋の生じにくいカー...
摘要 i)耐病虫(シストセンチュウ、ダイズモザイクウイルス)性・安定多収で子実中のイソフラボン含量が高く、豆腐加工適性が優れる「東北126号」、種皮と子葉の緑色が濃く、新鮮さを売り込める緑色豆腐ができる...
摘要 パクチョイやチンゲンサイなどの持つカルシウム欠乏抵抗性形質を日本型ハクサイへ導入しようと試みた。圃場においてはカルシウム欠乏抵抗性に品種間差が認められるものの、本研究で採用した幼苗簡易検定法で...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発(147)
摘要 イチゴの重要病害であるうどんこ病、萎黄病、炭そ病に実用的な抵抗性を有する品種を育成するため、育種に利用可能な抵抗性検定方法及び高度抵抗性素材の開発を進めた。うどんこ病抵抗性の評価・選抜方法とし...
摘要 選抜系統の外生エチレンに対する感受性を調査した結果、エチレン処理後の花持ち日数が1.0日以上の低感受性を示す3系統を見いだした。これら3系統の花持ち日数は、10.2日から11.9日の範囲にあっ...
水稲の耐虫性利用によるツマグロヨコバイ制御技術の開発(80)
摘要 水稲の耐虫性を利用したツマグロヨコバイの効率的な制御技術を開発し、農薬の使用量を軽減するなど環境保全型稲作技術の確立を図ろうとした。耐虫性品種・中間母本・育成系統の導入ならびに評価を行い、耐虫...
摘要 トマトの青枯病抵抗性の簡易幼苗検定法を開発する。子葉切断法、種子灌注法および灌注法は抵抗性品種と罹病性品種との間に発病程度の差が認められ、移植作業が要らず、接種作業も簡便であった。しかし、子葉...
摘要 環境保全型茶業及び安全な茶の生産のためには農薬の使用量を低減させる必要がある。このためには耐病性品種の育成が最も効果的であることから複数の主要病害に対する高度抵抗性品種を育成する。8~12年度...
摘要 キュウリのうどんこ病抵抗性品種は夏キュウリでは存在するが、秋~春のハウスキュウリでは抵抗性品種がないため、省力、低コスト、安全性等の面から抵抗性品種の育成が強く求められている。研究は、9~10...
摘要 土中播種した場合は、表面播種した場合に比べて地上部の諸形質が耐倒伏性に強く関与することを明らかにした。また、押し倒し抵抗値が大きかった品種の特性として、アメリカ品種(New Bonnet、Le...
分子マーカー利用によるイネのツマグロヨコバイ耐虫性の遺伝的機構の解明(33)
摘要 ツマグロヨコバイ耐虫性に関する遺伝的機構を解明するため、耐虫性簡易検定法を開発し、さらにRFLP(制限酵素断片長多型)マーカーを用いた解析から耐虫性の遺伝様式および遺伝子座を同定した。検定法に...
摘要 大豆の低コスト生産のため、機械化適性の高い多収・良質品種の開発により収益性の向上と省力化を実現する必要がある。本研究では耐倒伏性に優れ、難裂莢性で最下着莢節位が高いコンバイン収穫向きの多収・良...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(114)
摘要 キクはわが国で最も生産の多い花きの一つであり、約35%が露地で生産されていて、年次によっては一時的な多量の降雨による湿害が発生することがある。この課題では、キクの耐湿性と関連が高くかつ測定が比...
分子マーカー利用によるイネのツマグロヨコバエ耐虫性の遺伝的機構の解明(32)
摘要 ツマグロヨコバイ耐虫性に関する遺伝的機構を解明するため、耐虫性の簡易検定法を開発し、さらにRFLP(制限酵素断片長多型)等の分子マーカーを用いた耐虫性遺伝子座の推定を行う。簡易検定法の開発では...
摘要 北陸地域の基幹作物である水稲作に係る革新的な技術開発を推進するため、主に画期的な稲新品種育成のための効率的な育種法の開発について検討した。異種のプロトプラストを接着する方法として、レーザー光を...
分子マーカー利用によるイネのツマグロヨコバエ耐虫性の遺伝的機構の解明
摘要 イネのツマグロヨコバイ耐虫性に関する遺伝的機構解明のため、RFLP(制限酵素断片長多型)を用いた耐虫性品種・系統および雑種集団を用いた遺伝子分析と、個体、集団のそれぞれのレベルで簡易かつ高い精...