摘要 結球野菜の選択収穫の自動化を実現するためには、外観品質を定量化する品質評価技術の開発が必須である。バッテリー駆動型の畝走行台車を試作することにより、生育中のキャベツ画像を上方から撮影することが...
公共草地を基盤とした低コスト・良質牛肉生産システムの確立(37)
摘要 濃厚飼料多給型の牛肉生産は、糞尿処理、過剰な脂肪蓄積、疾病など問題が多いことから、新たに放牧を取り入れ草資源を活用した牛肉生産システムについて検討した。その結果、放牧育成した肥育素牛を対象に、...
消費者が求める牛肉品質の開発とその評価情報の産消間ネットワーク化のための基礎的研究
摘要 近年、脂肪摂取量の増加が成人病の大きな要因であるとの考えが一般的になっており、牛肉の脂肪と赤肉成分等の栄養成分に対する消費者の関心は高い。にもかかわらず、精肉の成分表示販売は行われておらず消費...
微生物叢制御によるサイレージ硝酸態窒素低減化技術の開発(169)
摘要 作物中に過剰蓄積される硝酸態窒素を硝酸塩資化性酵母を接種して変換・除去するサイレージ調製法を開発する一環として、8年度はスーダングラスを用いて検討し、二番草で顕著な減少を認めたが、処理時間の短...
摘要 フリント系育種改良母材(MF93comp.)は、デント系対照品種(Pー3358)と比較して、NFE、CF消化率において生草、サイレージ両方で高い傾向があり、飼料成分においてNFE含量は高く、C...
摘要 ロールベール体系導入とそのサイレージ品質を向上させて省力、低こすとの暖地向き自給飼料調製法を確立する。当年度は熊本県菊池郡泗水永地区のイタリアンライグラス一番草等の調製作業等を調査して作業改善...
汎用化水田における野菜作の軽作業化のための作業負担評価法(213)
摘要 いちご栽培農家は収穫最盛期には、毎日10時間近い作業を行い、労働時間の目標である年間総労働時間2000時間を9か月間で越える結果となった。一方作業姿勢は、中腰姿勢や、深い前屈、前傾姿勢が大半で...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(31)
摘要 異種ゲノムから導入された染色体を染色体工学的手法により同定する方法を開発した。栽培稲O.sativa(AAゲノム、2n=24)とトビイロウンカ抵抗性を有するO.australiensis(EE...
摘要 ほ場の大区画化、装置化に対応した自動化の進んだ大型機械による高速・高精度作業は、肉体的には低負荷になるが、長時間同一作業による意識レベルの低下や、作業機の操作や監視制御等による新たな負担の発生...
摘要 直播栽培では移植栽培に比べ精度の高い均平作業が要求され、かつ区画が大型化するほど均平精度の確保が困難になる傾向にある。これが稲の出芽・苗立、生育あるいは鳥害などに大きな影響を及ぼし栽培の成否を...
摘要 未来型農業生産体系でめざす軽労化は、圃場区画や経営規模の適正化を図る方向と、省力化展開において人力作業の合理化、半自動化、全自動化、ロボット化等が図られている。どのような方向に進むとしても、当...
摘要 機械化農作業の快適性の評価要素は、振動・騒音といった機械条件、温度・湿度・日射といった環境条件、運転席周囲レイアウトのようなマンマシンインターフェイス、作業者の姿勢や労働生理に関わるものなど、...
遠縁交雑における有用形質導入に関する効率的技術および評価法の開発(34)
摘要 インド型品種密陽23号と日本型品種アキヒカリとのF2より単粒系統(SSD)法により育成したF5世代191系統について、165個のRFLP(制限酵素断片長多型)マーカーを用いた連鎖地図を作製した...
低投入栽培における病害発生モデルの開発と病害制御システムの最適化(165)
摘要 肥料の種類、施肥体系といもち病の発生は密接に関連し、8年度は緩行性肥料の施用区で通常の施肥体系に比較し発病が少なかった。また7年度と同様に、いもち病の全般発生開始期の追肥で他の追肥体系区より発...
摘要 キュウリのうどんこ病抵抗性品種は夏キュウリでは存在するが、秋~春のハウスキュウリでは抵抗性品種がないため、省力、低コスト、安全性等の面から抵抗性品種の育成が強く求められている。研究は、9~10...
微生物叢制御によるサイレージ硝酸態窒素低減化技術の開発(218)
摘要 圃場への堆厩肥連用等に伴う牧草や飼料作物への硝酸態窒素(NO3ーN)の過剰蓄積対策として、硝酸塩資化性酵母を使用し硝酸塩中毒を回避するサイレージ調製法を新規に確立することを目的とし、8年度は、...
摘要 ホウレンソウ、レタス、ニンジン等の栽培で問題となる抽苔性、耐暑性、耐冷性について、簡易で、迅速な評価法を開発し、利用する。長日期のホウレンソウ栽培で問題となる抽苔を抑制するために6月まきの苗に...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(155)
摘要 キクの耐湿性の簡易評価法の指標として、根の呼吸活性を取り上げ、比較・検討した。耐湿性の高い品種はTTC法、アルファナフチルアミン法により検出される酵素の活性と負の相関がみられ、いずれの手法も耐...
摘要 キャベツの収穫期における品質の判断は作業者の視覚や接触覚に依存している。収穫作業の軽労化を図り、選択収穫の自動化を実現するためには、外観品質を定量化する品質評価技術の開発が必須である。そこで、...
摘要 挿し木繁殖が行われるようになってから茶樹の根系分布が浅くなっていることが指摘され、これが干害発生を助長する一要因となっていると考えられる。本研究では、水ストレス耐性を有するような根系を発達させ...