性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(153)
摘要 卵寄生蜂の大量増殖に関する知見として、産雌性単為生殖系統と産雄性単為生殖系統の繁殖能力を比較した。その結果、産雌性単為生殖系統の雌産卵数は産雄性単為生殖系統のそれの2倍であった。雌成虫の寿命も...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立(154)
摘要 イネもみ枯細菌病の拮抗微生物であるCAB-02はKing’ B培地で培養すると、イネ苗立枯細菌病菌及びもみ枯細菌病菌に対し、生育阻止円を形成した。この性質は、培地に各種Feイオンを添加すること...
摘要 イネ苗立枯細菌病の伝染経路として、育苗用水からの感染、出穂期に田面水から風雨により籾に感染の2種の系が明らかになった。ため池の周辺に自生するイネ科雑草の根でイネ苗立枯細菌病菌は越冬し、水の攪拌...
摘要 ナスとトマトのアブラムシ類、トマトのハダニ類及びキャベツのコナガ・ヨトウムシに対し新生物農薬剤を放飼し、防除効果を明らかにする。これらの害虫は近畿・中国地域内に広く分布し、安定生産における大き...
摘要 露地栽培レタスでの大腸菌の動態を解明し、安全性の高い野菜生産技術の開発を目指す。非病原性大腸菌の突然変異によるリファンピシン、ナジジキシン酸複合耐性菌株のレタス葉表面での増殖量は、腸管出血性大...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立
摘要 コナガはアブラナ科植物を加害する世界的な大害虫である。また、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの殺虫剤に対する抵抗性を顕在化させ、防除の困難な重要害虫となった。多発生の原因の一つとして農薬害に...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立(161)
摘要 水稲の育苗期に発生する重要病害であるもみ枯細菌病(苗腐敗症)、苗立枯細菌病、ばか苗病を抑制する拮抗微生物CAB-02について、拮抗機構の解明を試みた。本菌は培地上でシデロフォア様物質を産生し、...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(160)
摘要 卵寄生蜂の高寄生能力系統維持法確立の基礎的知見を得るために、東大から提供を受けたWolbachia感染アズキノメイガ卵塊をメアカタマゴバチT.chilonisにさらして産卵させ、羽化したT.c...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(54)
摘要 卵寄生蜂の高寄生能力系統維持法確立の基礎知見とすることを目的にPCR法と抗生物質投与により産雌性単為生殖種の性決定に関与するとされる共生微生物Wolbachiaの検出を試み、オンシツコナジラミ...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立
摘要 育苗箱中の高温多湿条件は病原菌の増殖に極めて好適であり、種々の難防除病害の発生が問題となっている。しかし、化学農薬による病害防除はイネ苗に対する薬害や耐性株出現の問題と同時に種子消毒廃液による...
摘要 機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入を抑えた高付加価値・高品質のキャベツを生産する栽培管理技術を確立するための、病害虫防除技術を開発するために研究した。東海地域の...
摘要 乗用管理機を用いた機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツを生産する栽培管理技術を確立するための、省力病害防除システムを策定する...
摘要 "近年、ネギの養液栽培が普及しつつあるが、夏期にFusarium属菌によるとみられる萎ちょう病が多発生し問題になっている。本研究では、ネギの種子が病原菌によって汚染されていることを明らかにし、...
摘要 キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・ブロッコリーを生産するための、病害虫防除技術を開発する。7年度...
摘要 肥料・農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・ブロッコリーを生産する栽培管理技術を確立するための、病害虫防除技術を開発する目的で、2カ年にわたり現地圃場において病害虫...
昆虫病原糸状菌Verticillium lecaniiのアブラムシ類に対する有効性の評価(274)
摘要 露地ナス圃場(品種:庄屋大長ナス;面積約2a)において殺菌剤散布区と無散布区を設定し、Verticillium lecaniiの自然発生に及ぼす、殺菌剤散布の影響を調査した。本菌はいずれの区に...
摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理を解明するために、小型ガラス瓶の口に2層のフィルムに人工飼料を挟んで本害虫に吸汁させる方法を用いて実験を行った。本法により、雌成虫および幼虫の絶食条件および蒸留...
摘要 水田における省力・高付加価値露地生産システムの構築を目指して、キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・...
摘要 肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・ブロッコリーを生産する栽培管理技術を確立するための、病害虫防除技術を開発する。6年度は現地圃場において慣行栽培条件下での...
摘要 植物体に病徴を示すことなくその体内で共生的に生活している菌類であるエンドファイトは、感染植物内で家畜毒性のある物質を生産することがあるが、病虫害抵抗性や乾燥等に対する環境ストレス耐性を付与する...