2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の 、 開発 、1)スイカ炭疽病の総合防除技術の開発 、 (1) 発生源の解明 、
摘要 目的:スイカ炭疽病の第一次伝染源はこれまで被害残渣とされてきたが、不明な点も多い。そこで、本病原菌の土壌中、被害残渣中およびマルチ上での生存期間について調査する。 、成果:土壌に炭疽病菌を接種...
果実輸出における害虫付着果及び食入果の流通阻止技術の開発、 ~ミカンバエ被害低減のための総合防除技術の確立~
摘要 ○目的:ミカンバエ被害果ゼロを目指した適期防除、有効な防除薬剤、耕種的防除を組み合わせた効果的な防除技術を開発 ○成果等:供試虫飼育法の開発(アンチホルミンによる卵殺菌で、ふ化率50~60%と安定的...
摘要 目的:新たな栽培(施肥・水管理)管理による高品質、早期出荷体制の構築と立枯性病害に対する総合防除技術を確立し、労働軽減と産地の優位化を図る。、計画:リモートセンシングによる水ストレス把握技術の...
機能水殺菌技術を核とした主要病害の総合防除技術の確立(170)
摘要 12年度は、振盪温度勾配培養装置を用いた電解水処理におけるカタラーゼによる損傷菌(大腸菌)の検出、大腸菌及び籾枯れ細菌病菌を植菌した固体表面モデルでの殺菌試験、籾枯れ細菌病に感染した種籾を用いた...
抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(245)
摘要 12年度、ハスモンヨトウ選好性試験の結果、選好性程度の異なる14系統について、室内飼育試験(抗生性試験)を行った結果、これまで選好性試験では中程度と判断してきた品種「ヨーナヨー」がヒメシラズ並の抵...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立(183)
摘要 野生稲由来トビイロウンカ高度抵抗性系統群の育成のため,交配,選抜を行い,いくつかの戻し交雑系統を得た.これらについて圃場および室内試験によりトビイロウンカ抵抗性を検定したところ,O.officinalis...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(144)
摘要 トリフルミゾール、ペフラゾエート、チウラム・ベノミル水和剤はCAB-02水和剤と併用しても、ばか苗病に対する防除効果は維持していた。また、CAB-02水和剤と糸状菌病防除剤を混合する処理方法はもみ枯細菌病...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立(140)
摘要 べたがけのコナガ密度抑制効果の評価を行った結果,べたがけはコナガ幼虫の侵入を防げなかった.これはべたがけに卵を産付し,それがふ化してネットの中に侵入したためと考えられた.コナガ卵に対してより優...
摘要 近年、腸管出血性大腸菌による食中毒の原因食材としてアルファルファもやし、かいわれ大根等の発芽野菜のほか、レタスなどの一般野菜が原因食材として報告されている例が多い。しかし、これらの野菜における...
機能水殺菌技術を核とした主要病害の総合防除技術の確立(170)
摘要 本課題では機能水を用いた効果的な環境保全型の病害防除技術の確立を図ることを目的とする。11年度は大腸菌を用いて希釈混合割合の変化による殺菌効果とSODやカタラーゼによる損傷菌の検出、寒天培地に...
土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立(316)
摘要 高温時や圃場の乾燥時に実施したり、熱水注入量を増加させる,あるいは深耕や有機物の連年投与などによる土壌の膨潤化などにより、熱水土壌消毒の効果は高まることを明らかにした。また熊本県鹿本地域の栽培...
抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(255)
摘要 ハスモンヨトウ抵抗性品種の育成については、納豆用の小粒品種では九交589(納豆小粒/ヒメシラズ)、九交628(納豆小粒/操田大豆//納豆小粒)、九交625(IAC100/納豆小粒)をハスモンヨトウ幼虫を用いた室内...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立(189)
摘要 野生稲由来トビイロウンカ高度抵抗性系統群の育成のため、交配、選抜、固定を図った。固定が進んだ92系統(BCnF3)について、小規模生産力検定試験(50株、反復なし)を行い、22系統を立毛で選抜した。これら...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(157)
摘要 イネ細菌病に対する拮抗細菌CAB-02を利用したイネ育苗期の病害に対する総合防除技術を開発するために、イネ育苗期に使用する他の種子消毒剤との混合試験を行った。CAB-02をトリフルミゾール、ペフラゾエート...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立(149)
摘要 コナガの総合防除技術の確立に向けて、ガラスハウスでの卵寄生蜂Trichogramma chilonisの放飼密度の解析、べたがけの有効性評価、寄生蜂の産卵行動に及ぼすべたがけの影響を調査した。コナガ卵に対する寄生...
摘要 露地栽培レタスでの大腸菌の動態を解明し、安全性の高い野菜生産技術の開発を目指す。非病原性大腸菌の突然変異によるリファンピシン、ナジジキシン酸複合耐性菌株のレタス葉表面での増殖量は、腸管出血性大...
摘要 電解酸性水の殺菌効果が医療分野、食品・農業分野で注目されているが、効果については実際の農産物、食品への処理において異なることが多い。本課題では、酸性水の殺菌効果の確認と実際の消毒・殺菌等の総合...
摘要 近年、暖地の転換畑を中心に大豆葉を食害するハスモンヨトウの突発的な大発生が問題となっている。当研究室では、既存の遺伝資源からハスモンヨトウ抵抗性品種を見出してきたが、実用的な耐虫性品種育成には...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(251)
摘要 室内選好性選抜法を用いて九交589からハスモンヨトウに非選好性を有し収量性及び品質の高い「九系279」を育成した。抵抗性程度の異なる品種の飼育試験では抵抗性強の品種で蛹重が低下し、蛹化迄日数が...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立
摘要 トビイロウンカは日本では越冬できないため、抵抗性品種を継続使用してもバイオタイプの進化は考えられず、有効な抵抗性遺伝子を持つ品種の利用によりトビイロウンカの発生抑制や農薬量軽減を図ることが可能...