Ⅰ-4 次世代農業に対応した先導的研究の推進 [13] 農産物の高品質流通加工管理技術の開発 1 農産物の品質評価技術の開発 (1)加工・業務向けキャベツの端境期出荷に対応した貯蔵技術の確立
摘要 加工適性のある寒玉品種を播種日をずらして栽培したキャベツを収穫後貯蔵し加湿の有無、品種間差、内容成分(水分、糖度等)、外観品質(腐敗率、色調等)、加工適性(ボリューム、カットキャベツクズ率等...
摘要 目的:産卵期を中心としたマイワシの筋肉におけるタンパク質分解酵素の活性や加熱調理後の異常肉の性状把握及び要因を解明し、缶詰など加工品に適した漁獲時期を明らかにする。また、水産加工業者が原料の性...
4 高鮮度保持技術の改良と衛生管理技術の向上 生鮮水産物の衛生管理及び品質管理の推進 (1)産地卸売市場・水産加工施設における衛生管理指導
摘要 目的:産地市場における品質向上技術及び加工場の衛生管理向上技術を指導することにより、生鮮水産物及び在来の水産加工品の高品質化を図る。 結果:指導分析(63件),加工相談(50件),施設利用(14件)...
技術シーズを創出するための調査研究 1 県産畜産物の高品質化・高付加価値化および生産効率向上を図る研究 (1) かながわ鶏の飼養管理技術の確立 ア 初期栄養管理技術の向上
摘要 要約:かながわ鶏に適した飼料の栄養水準を明らかにするため、幼すう期の栄養水準の違いがその後の発育に及ぼす影響について検討した。幼すう期には栄養水準の違いによる発育の差がみられたが、その後の体重...
13 スギ横架材の品質を長期的に維持するための製品管理技術の確立
摘要 スギ横架材の寸法精度や曲げ性能、接合性能等の諸性質を長期的に追跡しつつ、品質が長期的に維持され得る乾燥材製品の生産・管理技術を確立する。
兵庫県産水産加工品の機械学習と数理モデルを用いた品質管理技術の開発
摘要 兵庫県認証食品等の水産加工品を主として、安全性指標評価と味に関与する項目を測定し、これらを変数とした数理モデルの作成等、科学的根拠による品質管理技術を開発する。
摘要 携帯型近赤外分光装置「フルーツセレクター」を用いた充実度の測定のため、複数品種で乾物率及び糖+デンプン含量の推定精度を既存の検量線で確認した。測定受光部の光漏れに留意することで、非破壊及び輪...
摘要 輸出される果実の品質向上と貯蔵期間を延長する技術を構築する。未熟果及び適熟果において常温にさらす時間をなくし、コールドチェーンを活用することで収穫60日後であっても果実品質を保持できる技術を開...
摘要 「シルクスイート」の充実程度は生いものデンプン及び焼きいものショ糖含量で評価でき、在ほ100日を確保することが望ましい。「べにはるか」の低温輸送時にキュアリング処理とMA包装を組み合わせると、...
摘要 「べにはるか」の増殖床において、初期生育促進のための被覆方法を栽植密度別に比較した結果、パスライトのべたがけ処理が温度や湿度を高め、活着や主茎の伸長を促進させる効果があった。さらにシルバーグ...
摘要 目的:温暖化や燃油価格高騰等の環境要因により、いぐさの生産・経営に不安定な状況が続いている。また、県育成品種「涼風」では、普及品クラスの品質の安定化が求められている。このため、健苗管理技術の確...
摘要 生莢出荷体系別に「おおまさりネオ」の洗浄後の乾燥方法や包装資材等による外観変化や食味成分の影響を調査した結果、当日収穫・当日出荷と夕方収穫・翌日出荷の出荷形態の違いによる子実内容成分の差はほ...
摘要 産地市場においては、水揚、選別、競り等各段階において外気温にさらされており、それが鮮度に影響していることから、低温保持技術など漁獲段階からの鮮度管理技術に関する研究を推進し、「安心」「安全」...
摘要 有機酸を用いた水産発酵食品の管理手段の検討を実施した。魚味噌中のヒスタミン生成菌の増殖抑制に効果が認められている有機酸(終濃度0.6%のクエン酸)の添加を試みた結果、30日間で100 cfu 以下/gに制御...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 背景:道総研畜産試験場で作出された肉用地鶏「北海地鶏Ⅱ」の生産量は、年間約5万羽で近年頭打ちにある。これは価格がブロイラーの約5倍であることや商品価値を認知している実需者が限られているためと考...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 目的:北海地鶏Ⅲに適した飼料設計を提示するとともに、鶏群の発育のばらつきを抑える飼育管理技術を開発し、生産コストを低減する。また、北海地鶏Ⅲの肉質特性を活かした利用法や加工品を開発し、飲食店や消...
高精度な生育・出荷調整が可能な生産管理技術の開発 2)②生産・需要連携プラットフォームのための集積情報を活用した作物制御技術の開発・実証
摘要 加工業務向けキャベツを中心に生育阻害要因に対応した精密農業技術を適用し、圃場内歩留まり5%向上を達成する。
3-(1)漁業・養殖業の経営安定に資する生産システムの現場実装
摘要 ・新規漁具の改良試験を行い、底びき網での不要物の入網が低減し、有用魚種の漁獲能力が維持されることを実証した。 ・無人航空機は、海外まき網漁業の南方漁場での実操業で運用試験を実施し、魚群映像伝送...
摘要 針葉樹人工林主伐後に、天然更新を活⽤してシラカンバ林を成林させ、その循環利用を進めるための研究を実施し、地がき処理、乾燥した立地条件の選択、若齢時の強度間伐が重要であることを明らかにした。また...