摘要 ヤーコンに発生した病害は、地際茎葉が枯れ、やがて立枯症状を呈して全体が枯死する。本病はRhizoctonia solaniによって引き起こされることがわかった。オユコに発生した病害は、地際茎が...
摘要 病原体の感染によって誘導される感染特異的蛋白質(PR蛋白質)の一部はキチナーゼやグルカナーゼ等であることが明らかになっている。これらの物質は植物の防御機能に関わっていると考えられており、PR蛋...
摘要 Rhizopus oryzae、Phytophthora nicotianae、Rhizoctonia solani、Colletotrichum acutatumおよびC.gloeospor...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(99)
摘要 施設栽培ナスの重要害虫アブラムシ類の天敵として有望視されているコレマンアブラバチの代替寄主を選定し、代替寄主アブラムシの増殖に好適なバンカー植物を検討した。コレマンアブラバチはムギクビレアブラ...
摘要 レタスビッグベイン病の主たる病原ウイルスであるレタスビッグベインウイルスの特性解明、および有効な診断法を開発する。本ウイルスは壊れやすく、ウイルスの精製が困難なことから詳細については不明である...
摘要 中四国地域のレタス生産地で問題となっているウイルス病害はレタスビッグベインウイルスによるものとされているが、近年、類似症状のレタスからチューリップ微斑モザイク様ウイルスが見つかっている。本ウイ...
摘要 当場では南米原産の根菜類であるヤーコン(Smallanthus sonchifolius、キク科)とオユコ(Ullucus tuberosus、ツルムラサキ科)を我が国の新規食用作物として普及...
摘要 RLGS(ゲノムスキャニング法)はゲノムDNA上に散在する制限酵素認識部位をランドマークとしてDNA多型情報を得る分子生物学的手法である。そのプロファイルは数多くのスポットからなる2次元像で、...
摘要 12年度はウイルスの純化法を確立し、核酸は大きさが7.5kbと6.6kbの1本鎖RNAウイルスであることを明らかにし、外被タンパク質遺伝子の配列を解読し、本ウイルスの外被タンパク質遺伝子はラブ...
摘要 平成11年にビッグベイン症状レタスからの検出が初めて報告されたチューリップ微斑モザイクウイルス様粒子の諸性質の解明を行った。レタスベッグベインウイルスとの混合感染レタスから本ウイルスを単離精製...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(89)
摘要 施設ナスでのアブラムシ防除のために、天敵コレマンアブラバチと代替寄主ムギクビレアブラムシ、バンカー植物コムギを用いた天敵・バンカー法を検討した。コレマンアブラバチは代替寄主と害虫ワタアブラムシ...
摘要 Colletotrichum acutatumおよびC.gloeosporioidesの硝酸塩利用能欠損変異株(表現型nit 1)の全DNAを、Not ■、EcoR ■およびMbo ■の3種制限...
摘要 タバコリングスポットウイルス等の感染やサッカリン処理によりタバコに誘導されるようにみえるタンパク質を、硫安塩析やイオン交換並びに疎水クロマトグラフィーを組み合わせて精製した。精製タンパク質のN...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立
摘要 施設ナスにおいて重要な害虫となっているアブラムシとアザミウマ類に対する総合防除技術の確立の一環として、天敵・バンカー法を検討する。11~12年度は、すでに天敵資材として販売されているアブラバチ...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明
摘要 施設野菜の害虫防除には多くの農薬が散布されており、薬剤抵抗性の発達による難防除害虫の出現や農薬による環境負荷の増大が問題となっている。そのため、天敵類の利用と作用特異性の高い農薬を組み合わせた...
摘要 RLGS(Restriction Landmark Genomic Scanning) は生物ゲノム上の制限酵素認識部位をDNA直接末端標識法と二次元電気泳動法で検出するゲノム解析手法である。...
インゲンマメ黄斑モザイクウイルスの系統および弱毒ウイルスの特異的検出法の開発(95)
摘要 各地から収集したインゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)の32分離株をインゲンマメの反応およびモノクローナル抗体の反応により、PathotypeI~IVに分類整理した。この中から両反応によ...
Immunocapture RT-PCRを用いたカーネーションおよびキクのウイルス検出技術の開発(81)
摘要 カーネーション斑紋ウイルス(CarMV)およびカーネーション潜在ウイルスについて、既知のRNA塩基配列を参照してプライマーを作製し、Immunocapture RT-PCRによる検出法を開発し...
インゲンマメ黄斑モザイクウイルスの系統および弱毒ウイルスの特異的検出法の開発
摘要 グラジオラスにおいてインゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)によるモザイク病が問題となっており、弱毒ウイルスによる防除が期待されている。そこで京都農総研と共同で弱毒ウイルスを開発することを...
摘要 プロベナゾールやその植物体内での代謝産物であるサッカリンにより、タバコにタバコモザイクウイルスに対する獲得抵抗性が誘導されることを明らかにした。このサッカリンやサルチル酸等の化合物並びにタバコ...